売れなかった商品をヒットさせる考え方 7/1
こんばんは
日中はディスカッションがあったため更新できませんでした。
2020年後半戦頑張っていきましょう。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
どうにかしないといけない売れない商品
売れない商品をどうするかは難しい選択です。まず、製品やサービスの開発というのはかなりの費用を必要とします。技術的になればなるほどかかるでしょう。しかし、どんなに費用をかけても売れるとは限りません。
多額の開発費をかけた商品が売れなかった場合、企業は大まかに二つの選択肢があります。一つは、その製品に更なる投資を行うこと。これは、その製品に更なる費用をかけてしまう。正しい分析をしなければ、賭けと同じです。
二つ目は、その事業をあきらめてしまうことです。事業は維持にすらお金が発生してしまうため、あきらめたほうが良いことはあります。絶対に売れない事業にお金を使いすぎるのは無駄だし、やめづらくなるだけです。
売れない商品を売る二つの手法
記事の中では、売れない商品をどのようにして売れる商品に変えるのか、売れを売れる商品にする考え方が紹介されています。その手法として、ずらす法や数珠繋ぎ連想法が提案されています。
記事を読んで
私が気になったのは、固定観念は売れる商品を生み出すうえで邪魔になるということです。イノベーションというのは知の掛け算といわれます。全く関係のなさそうな物や予想外のターゲットからヒットがあったりします。
記事にもあるように、目と耳を使うというのは、重要なことです。経営戦略やマーケティングの知識というのは長い時間で形成されてきた分、多様性や社会の急速の変化に対応できているのかは不安が残ります。新しい製品だったらなおさらだと思います。
売れない商品に限らない
新製品の開発においても、自分たちがターゲットにしている層が欲している製品を開発すれば売れる、と思うかもしれません。しかし、その考えではもっと大きな市場を見逃す可能性があります。
例えば、年配の方のために使い方の分かりやすい電子機器を作っている企業があったとします。その企業はわかりずらい複雑な機能をさけ、わかりやすい説明書とシンプルなデザインで製品開発を行っています。
しかし、若年層の人間からシンプルで説明書が分かりやすくてよいが、機能が少ないからもったいないという意見が多数上がっているかもしれません。マーケットの世界では若年層のほうが、顧客の生涯価値が高いため、マーケットは大きいと考えることができます。
目の前が見えなくなっている
固定観念はみんなが持っている基本的な価値観という考えもでき、過去の経験が重要なのは間違いないのですが、現在の状況を正確に表したデータから目を背けるのは良くありません。
社会の急速な変化と多様化したデジタル社会において、固定観念が覆させられることは少なくないです。偏りのない一次情報から先を見通すことが一番重要だと思います。
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