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無意識な偏見が失敗を招く 2/28

こんばんは
本日は昼食にアジア料理を頂きました。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

バイアスが危険な理由

私はnoteでよくバイアスに関する投稿をしていますが、それにはバイアスを理解することで世界の見え方が変わったからです。自分だけかもしれませんが、生きているとバイアスを感じる場面が多い気がします。

私が良くnoteで取り上げているのが、認知バイアスです。人間は感覚で生きている場面が多くあります。~であろうという考えが積み重なると大きな勘違いにつながる可能性があります。

例えば、「アメリカ人はハンバーガーが好きで身長が高い」の場合、ハンバーガーが好きな人、日本の平均寿命よりも高い人の割合がともに70%だとしても70%の70%は、49%で半分以下になってしまいます。

メルカリの無意識バイアスの研修

記事の中では、メルカリの社内研修プログラム「無意識バイアスワークショップ」が取り上げられています。無意識バイアスを意識することでD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進するのが狙いのようです。

資料の中では、受講者をAさんとして、4人の会議の内容からバイアスのかかった発言を抽出しています。そこから、日常の中に隠れているバイアスの存在を示しています。

無意識バイアスに気付く方法として、「事実が推測化を考える」、「相手のバックグラウンドが変化しても対応が変わるかを考える」、「視点を使い分ける」という3つがあげられています。

無意識バイアスは誰もが持つ

資料の中であるようにバイアスはほぼすべての人が持っています。正直、バイアスがは人間が生存する中で必要不可欠な能力だったのかもしれません。しかしながら、マーケティング等で勘違いは避けたい点です。

多くの人が感じるのは、男女のバイアスでしょう。いわゆる、男だからしっかりしろとか、女は料理ができるべきというものです。しかしこういったバイアスは世間的に注目されているため無意識とはいいがたいです。

私が無意識バイアスだと感じるのは、地域と人を関連付けるバイアスです。例えば、「エジプトにいる人は、砂漠で暮らしている」や「アフリカの人は貧しい」という風なイメージをしてしまうことがありませんか。

バイアスがあるかもしれないと思う

冒頭で説明したように、70%といわれる一見高い確率の事象でも2つ組み合わさると半分以下の確率の事象になってしまうということが起こります。このようにあらかた間違っていなくても重なると勘違いに繋がります。

資料で紹介されているようにバイアスがかかっているかを自分の中で確かめることによって、明らかに正しいと感じていることが揺らぐことがあります。知っているか知っていないかに大きな違いが出てくると思います。


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