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2024年の#修斗旅のしおり


2024年の修斗年間スケジュール

2024年のプロ修斗開幕戦は、1月28日にニューピアホール大会で開催。
2月は修斗の大会はなくて、3月から堰を切ったように大会が並ぶ。ここで、2024年度のスケジュールを確認しよう。(2024年4月1日現在、発表済のもの)

  • 1月28日(日)東京・ニューピアホール(二部大会)

  • 3月2日(土) 東京・配信専用大会(修斗Live!Tokyo)

  • 3月23日(土)東京・後楽園ホール

  • 3月24日(日)香川・高松シンボルタワー展示場

  • 4月7日(日)東京・新宿FACE

  • 4月14日(日)沖縄・コザミュージックタウン音市場

  • 4月29日(月・祝)新潟・新潟LOTS

  • 5月19日(日)東京・ニューピアホール(二部大会)

  • 5月26日(日)福岡・アクロス福岡

  • 6月14日(金)東京・新宿FACE(COLORS開催) ※追加

  • 7月14日(日)広島・BLUELIVE広島

  • 7月21日(日)東京・後楽園ホール

  • 7月28日(日)大阪・阿倍野区民センター ※追加

  • 9月1日(日)新潟・東区プラザ

  • 9月8日(日)香川・高松シンボルタワー展示場

  • 9月22日(日)東京・後楽園ホール

  • 10月20日(日)東京・新宿FACE

  • 11月10日(日)沖縄・コザミュージックタウン音市場

  • 11月17日(日)山口・維新ホール

  • 11月30日(土)東京・後楽園ホール

  • 12月 15日(日) 大阪市内を予定

  • 12月 東京都内を予定

概ね、例年通りの規模感といえる。そのうち、東京以外での開催は、順に、香川、沖縄、新潟、福岡、大阪、広島、新潟、香川、沖縄、山口、大阪、と11回に上る。年2回開催の都市が増えたが、さらに二部制になる大会もあるかも知れないので、大会数自体はもっと増えるかも知れない。

このnoteでは、修斗で全国をめぐる「修斗旅」について簡単に紹介して、多くの人に、修斗+観光で楽しんでいただければと思う。

修斗旅スケジュールを立てる

最初っから、全国で全ての修斗を見て回る(グランドスラムと呼んでいる)というのは、ガチでヤバい人の域なので、ピンポイントで行きたい大会の狙いを定めるのが大事だと思う。

後楽園ホール・高松2日連続興行 いわゆる修斗2Days

ちなみに、全部見ようとすると、最初の山場となりそうなのが、3月23日 後楽園ホール大会、3月24日 香川大会(FORCE19)の二日連続興行だ。
普通に考えて、東京から香川に行くのであれば、一泊はしたい。しかし、今回は後楽園ホール大会があるので前乗りは事実上難しい。

難しいのだが、一つやってみたい方法はあって、それが、サンライズ瀬戸・出雲という寝台特急での移動だ。

この電車は、寝ている間に東京駅から高松駅まで連れて行ってくれる夢のような電車だ。
しかし、東京発の時間が21:50と少し早い。最近の修斗後楽園ホール大会は、終了時間が21時半を回る事も多いので、メインまで見てから向かうとなると、水道橋から東京駅までの移動がタイトになるか、まぁ、間に合わないだろう。

ただ、一回で良いから、サンライズ瀬戸・出雲に乗って、高松大会を見に行きたい。日程に余裕のある日に試してみたい。

ちなみに、昨年の高松大会では、直行直帰の日帰り観戦を実現した。
昼頃に着く便で行けば大会には十分間に合うので、行きの便は心配ない。帰りも、いつも通りなら、最終便より早い便に間に合うでしょう。

2週連続興行はいっぱいある

さすがに2日連続は厳しいが、2週連続も社会人としてはなかなか厳しい。しかし、これが3回くらいある。4月の新宿FACE→沖縄大会、5月のニューピアホール→福岡、9月の新潟→香川だ。
そして、まだ日程は未定ながら、現状、12月もその可能性が高い(それどころか2023年のように二日連続の可能性もある)。

趣味のために毎週末に出歩くのは、家庭のある社会人には、強くためらわれるところであろう。いわゆる「家庭内予選」というものがあり、家族の了承を取り付けるのが難しく、観戦を断念せざるをえないこともある。
そこを突破する…許してもらうためには、普段から、家族とのコミュニケーションを欠かさず、家族の要望には優しさで応え、たまにわがままを言っても怒られないような環境を作ることが大事になってくる。そして、理解を得るために、十分な言い訳…事情を説明し、晴れて理解を得た時には最大限の感謝の気持ちを忘れない事も必要だ。
修斗旅は、家庭も大切にしなければいけないのだ。

これが上手くいって、2週連続で修斗を見に行く、しかも、旅行も込みということになると、本当にその旅程に向けて日々胸が躍る(慌ただしくなるとも言う)ので、一度で良いから多くの人に試して欲しいところだ。
ちなみに、2週連続で修斗旅を含む観戦があると、体感的には、修斗旅、修斗観戦の合間を縫って仕事をする感じになり、社会人としての背徳感がとても強い。

香川大会の修斗旅

今年、東京以外での開催の先駆けとなるのが香川大会だ。
FORCEというブランドで、次回大会のナンバリングは18となる。四国の選手を軸に、関西、中国、九州地方から多くの選手が集まる。
代表的な選手は、地元高松の高岡宏気選手、高知の堀川55滉介選手などがいて、徳島の安芸柊斗選手もこの大会で活躍してランキングを上げていった。毎回、大会が終わると満足する絶妙なマッチメイクで、地元の若い選手の活躍を長く見続けていくことで、成長を感じ取ることができる大会でもある。ファンとの距離も近く、アットホームな雰囲気も高い。

香川は、東京からは空路がお勧めだが、先述の通り、サンライズ瀬戸・出雲という経路もある。
羽田空港からはJALとANAが利用でき、成田空港からはJetstarが飛んでいる。
羽田空港からなら、70分くらいで高松空港に着いてしまう。ゆっくりする間もない位の印象だ。感覚的には、大阪あたりに行くのと大差ない。
高松空港が郊外というか山の上にあるため、市内、会場最寄りとなる高松駅に出るには、リムジンバスで4,50分かかるので、そこだけが要注意だ。

香川と言えばうどん。うどんはどこお店で食べても美味しいが、早朝から営業して午後2時頃には閉まってしまうお店も多いので、よく調べていく方が良い。
こだわりの強いうどん屋さんは日曜日に閉まっているお店が多いので、当日現地入りだと食べ損ねる可能性があるが、会場最寄りの高松駅近くのめりけんやは大体いつもやっているので、押さえとして覚えておきたい。

観光は代表的なものは、金比羅さんだろう。高松駅まで出てから琴電に乗って行くもよし、空港からもリムジンバスが出ている。

街歩きが好きな方は、市内の栗林公園や長い長いアーケードを楽しむのも良いでしょう。
繁華街は高松駅から少し離れたところにあるので、ホテルに泊まるのであれば、その辺りが便利かも知れません。

沖縄大会の修斗旅

沖縄大会は、今度が記念すべき第10回大会。
ついこの間、第一回大会が成功に終わったと思ったら、年2回興行となって、あっという間に10回目を迎えることになる。
それだけ、選手層が充実しているということでもある。代表的な選手は、現在UFCファイターとなった平良達郎選手だが、修斗ランカーは旭那拳選手、宮城友一選手、当真選手、畠山選手と数多い。コンスタントにランカーの高いレベルの試合が見られるのが素晴らしい。

日本一と言って良い観光都市なので、沖縄の観光ガイドは不要だろう。

ポイントとしては、現在、沖縄大会で利用している会場は、コザミュージックタウン音市場というところで、那覇市内からはちょっと遠い。宿泊地と移動手段は要検討だ。

那覇中心地に宿泊の場合、レンタカーを使うか、旭橋のバスターミナルから小一時間ほど路線バスに揺られていくことになる。バスは系統も多く、ややハードルが高いが、慣れてしまえばどうということはない。

しかし、沖縄観光をたっぷり楽しみたいということであれば、ゆいレールの利用範囲は限られるので、やはりレンタカーがあった方が抜群に楽しくなるでしょう。
有名な沖縄そばのお店やステーキハウスも、ゆいレールの駅から遠かったり、那覇市からちょっと離れた場所にあったりすることが多いので、お勧めはレンタカーだ。

そして、沖縄と言ったら忘れていけないのが、EVERGROUNDだ。沖縄修斗の聖地巡礼のような感じで行って欲しい。

今は通販も充実しているので、買い物自体はお店に行かなくてもできてしまうが、「お店に行く」というのが良いのだ。心地よい時間を過ごして欲しい。

新潟大会の修斗旅

新潟大会も、昨年から年2回興行となり、春夏という感じで開催される。
今年は会場が変更になり、4月は新潟市内のLOTSに戻り、9月は初進出となる東区プラザでの開催となる。

新潟大会の特徴としては、現在、東日本で行われるプロ修斗としては、東京以外では新潟だけとなっており、甲信越から東北まで広い範囲のプロ選手の試合機会を提供する場となっている。

主催する越後風神祭り実行委員代表の風田さんの熱い修斗愛を感じる大会で、YOKOSAIさんなど風田さんの教え子が開いたジムで育った孫弟子世代の各ジムの選手が熱戦を繰り広げる。
ここ数大会は、新潟の修斗を引っ張ってきた小林選手、YOKOSAI選手の引退試合、セレモニーなどを通じて、非常に情に厚いイベントとなっているのも特徴だ。世代交代が進んで、岡田達磨選手、畑田選手などがこれから新潟を代表する選手として活躍してくれるでしょう。

東京からのアクセスは、新幹線一本で行けるため、非常に良好。
ただ、上越新幹線は本数がそれほど多くないので、シーズンによっては、席の確保に苦労したりすることもある。時刻表は良く確認した方が良さそう。

新潟は、本格的に食べ歩いたことがないので、美味しい海の幸を堪能したり、日本酒の酒蔵巡りなども一度はやってみたいのだが、市内で手軽に食べられるグルメも充実している。
へぎそば、タレかつ丼、バスセンターのカレー、そして、回転寿司も非常に美味しい。
個人的には、一人で入って、酒も飲まずに気楽に食事できるお店が多いので、とてもありがたい。旅先の美味しい料理は、複数人でお酒を飲みながらでないと十分に堪能できないことが多々あるが、一人飯を済ませられるというのは大変助かる。

新潟は広いので、時間に余裕があれば、電車旅も楽しそうだ。

福岡大会の修斗旅

福岡大会は、TORAO(闘裸男)として現在年に1回ペースで開催されていて、次回大会はアクロス福岡で予定されている。

福岡大会の特徴としては、福岡県だけでいくつもMMAの強豪ジムがあり、九州、中国地方の選手でハイレベルな試合が約束されている。
2023年度の修斗新人王で勢いを見せたMMA Rangers GYM、野瀬選手、結城選手などを抱える名門MASTER JAPAN、赤崎道場、カルペディエム福岡、Personal Styles…とにかく強いジムがたくさんある。さらに、山口の有永道場 Team Resolve、福山のBURSTなども加わり、本当に競争が激しい大会という印象だ。さらに、ウェルター級環太平洋チャンピオンシップが行われるなど、確固たる地位を築いている大会だ。

福岡は、日本屈指の大都市だけあり、交通の便も整備されていてアクセスは万全。特に空港が市内ど真ん中にあり、地下鉄数駅で博多、天神、中州など繁華街へアクセスできるという超簡単で圧倒的な利便性を誇る。

そして、何と言っても、ハイレベルな食の宝庫。食べ飽きない飲食店の数々が集約されていて、行くのが楽しい大会だ。
余りに福岡の食が好きすぎて、修斗旅福岡編のおまけとして、グルメ編のnoteを作ってしまった。

ここでは、「#修斗旅」で集めた情報を掲載しているが、順番にひとつずつ回っていきたい。個人的に余りラーメンを食べないので、ここには掲載しなかったが、ラーメンを加えたら凄いボリュームになるだろう。

そんな中で特にお勧めのお店が、おきよ食堂だ。修斗ランカー、マスタージャパンの野尻選手が包丁を握る超人気店。ここも聖地として、多くの人に訪問して欲しい。

正直、福岡へ修斗旅に行くなら、太る覚悟で行くしかない。

広島大会の修斗旅

TORAOの名を掲げる広島大会も非常に良い大会だ。年1回ペースで開催さているが、毎年良い試合が繰り広げられている。
広島大会は、東京を含む修斗興行全体を見渡しても、とりわけ女子選手の活躍が目立つが、やはり、そこは福山のBURSTの力が大きい。女子選手の西日本最大戦力といえる。それを象徴したのが、東京でスタートした女子だけの修斗「COLORS」を広島大会で実現したことだろう。広島で女子だけの大会を開いたのは偉業と言って良いと思う。
もちろん男子の試合もレベルが高い。ランキング入りしている元GLADIATOR王者の神田選手、BURSTの國頭選手など地元選手の活躍が大きい。そこに、九州、東日本からの参戦もあり、非常に白熱している。

アクセスは、東京からならば新幹線も飛行機も便利だ。空港はやや郊外にあるので、着いてから市内に出るまでの時間はかかるが、トータルの時間は新幹線より短い。個人的には、だいたいいつも飛行機を選んでいる。

言うまでもなく、お好み焼きの街である。広島焼きとか、広島風とか、うっかり口を滑らせない方が良い。ぶち怖い目に遭うけんのう。

近年、人気の観光都市であるため、インバウンド需要と相俟ってかなり街中が混んでいる印象だ。加えて、重要な足となる路面電車は系統が多岐に分かれているし乗り慣れないと、少し難しいかも知れない。また、お好み焼きの人気店はかなり行列ができていたりするので、ガイドブックに載っているようなベタなお店ではなく、少し歩いたところにあるお店を開拓するのが楽しいかも知れない。

広島は、修斗ファンにはおなじみmobstylesの田原さんの出身地と言うこともあり、mobstyles/PEACE&MOSHのイベントが開かれる事があり、修斗だけでなく、前日にも楽しいことが多いのが特徴だ。
近年は、斎藤裕選手を招いてのRUNイベント、トークイベントが開催され、全国からファンが押し寄せた。

そのイベントのベースとなっているのがPEACE&MOSHだ。ここも修斗旅の聖地として是非行って欲しい。平和記念公園のすぐ近く。

自分は年末にも旅行で広島に行って、年内最後の営業日の終了時間ギリギリにお邪魔した。最近、多幸少年としてタコライスを提供をはじめて、それも大変美味しかったので是非。

まとめ

修斗旅としては、大阪とか山口とか、まだ触れなければいけないところがあるのだけどとりあえず、ここまで。
修斗を楽しみ、観光を楽しみ、美味しいものを楽しむ。修斗旅の先々で出会う人たちとの話も楽しい。
是非、今年は、どこかの会場に足を伸ばして欲しい。

おまけ


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