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#創作
ペンギンになりたい。
いや、本当に良かったと思ってるんだよ。
僕はペンギンが好きで好きでたまらなかったのだからね。
見てみたまえこのフォルム、完璧だと思わないか?
ああ、本当に感動しているよ。
しかし中々に難しいものだ。
歩行の様子も観察しなければな。
「何があったんですか…」
研究所の一室で僕が見たものはペンギンと化した所長の姿であった。
所長は施設でペンギンを何羽か飼育していたが、今はその飼育していたペンギ
浜辺さんとワルツくん。
とある動物園に一羽のハシビロコウがいる。
名前をワルツという。
「えー!めっちゃ睨んでるじゃん!」
「あれ、腹減ってるんだろうな」
「私なんか悪いことしたかな…」
「迫力すげー!目力すげー!こえー!」
ワルツくんに対し、人々は色々思うようだ。
だが、ワルツくんは実際のところ今、睨んでもいないし腹も減ってないしあなたは悪いことをしていないしそんなにこわくない。
「なぁワルツ、笑顔できねぇ?」