ニッポニア

地方公務員×習慣化人間

ニッポニア

地方公務員×習慣化人間

マガジン

  • 読書!

    月50冊読む中で見つけたおすすめ本を紹介します。

  • まずはこれ、食べてみて

    これはよく書けた、と自分を褒めてあげたい記事集

  • Kindle研究

    Kindleを使ったライフハックを紹介します。

  • 習慣化のいろは

    習慣化術を紹介します

  • 被災地で想う

    被災支援した所感です。

記事一覧

固定された記事

noteニッポニアの地図

記事数がたくさんになってきたので、整理しておきます。 このnoteはインプット過剰になった私(ニッポニア)のアウトプットの場所です。 まずこれ食べてみて、 時に真面目…

32

寓話のレッスン

好きだから苦しいのか、苦しいから好きなのか。 実際微妙なところである。 好きになれば、餅を口の中に突っ込まれ、もごもごと咀嚼するものの、餅はそう簡単には噛みきれ…

吉田栄作はジーンズで、木村拓哉はデニムか

連休の陽気が国民をレジャーへ誘う。 どこに行っても人が多いから、気をつけた方がいいと思うのだが、構うものか、とでかけていく。 別に、人が多くても、問題はない。 そ…

ニッポニア
22時間前
22

縛りBBQ

日本は五月になれば連休がある。 自ら休むことに躊躇いがある日本人は一気呵成に休み出す。 国民性という奴である。 観光地に行こうものなら、渋滞に巻き込まれ、不自由極…

28

まっすぐすすむピエロ

振り返らない。 決して振り返ってはいけない。 そのままロープの上を全力で走れば、バランスを崩して傾くことになるのは必至。 倒れてしまうその瞬間に、僕が走って来たこ…

24

ルービックキューブ麺

ルービックキューブのタイムが縮まらない。 どうして、と問い詰めたところでルービックキューブは答えてくれない。 もうひたすら回して、手が記憶するぐらいに回すしかな…

17

星の王子さまの高みよ

星の王子さまを初めて読んだ。 存在はもちろん知っていた、けれどたまたま、読む機会がなかったのだ。 五月にある読書会で、テーマ本として選ばれた。 幸い、Kindle Unlimi…

25

スマートボール、興じる人々

スマートボールをご存じだろうか。 ピンボールみたいな台にボールを転がして、得点を競う奴。 ごめん、まあ、僕もよく知らない。 けれど、なんとなく味があって、それは…

17

今週の3冊(とととととネギを刻んで母さんは何にも知らないふりをしている)

ここではKindle Unlimitedで月50冊読む私が独断で、 先週読んだ本の中からおすすめ3冊を紹介します。 随時、私に読ませたい、おすすめKindle Unlimited本を募集してい…

25

しゃべる葦

僕は人見知りで、人と話すのが苦手だ。 けれど、読書を継続し、ありとあらゆる物語を読んで、あるいはビジネス書を片っ端から読んで、詩を耳がつんざくほど読んで、いるう…

30

春の星ならび

冬に眠っていた星が、春になると動き出して並ぶ。 並んだ星たちは槍を持って、狩に出る。 星たちが狩るのは太陽だ。 相手は大きく、熱く、強い。 けれど並んだ星たちの統制…

19

花手水をすくうと

神社なんかにある手を洗う水槽に花が浮かんでいることがある。 誰かが捨てたわけではなく、あえて浮かべてあるのだ。 花手水。 そんな粋な演出がある。 プライベートサウナ…

19

筍のあくをとりたくて

筍を煮ている。 知っているか、たけのこは掘ってそのままでは使えない。 皮を剥ぎ取り、食べられる部分を切り取り、米糠を入れて2時間ほど煮てあくを取る。 なんという作業…

ニッポニア
11日前
25

若いってそれだけで素晴らしいね

若さが足りない、と嘆きなさんな。 僕は今40代だけど楽しい。 間違いなく、人生で最も今充実している。 いや、この先が一番楽しい。 歳をとり続ける限り上昇していく。 と…

ニッポニア
11日前
31

一般人の僕がKindle出版して5000円稼ぐ方法(期間限定・有料公開)

(こちらは以前にKindle出版した内容です。一部間違っている所、時系列の矛盾などありますが、あくまでも個人出版、温かい目で読んでみてください、よろしくお願いします。…

300
ニッポニア
12日前
13

今月の1冊(2024年4月)

春本番、4月の1冊を選びませう。 4月は60冊、10233ページでした。 今週の3冊選定制はとても有効ですね。 読書量を確保しないと格好がつかないから自然に読む…

ニッポニア
12日前
24
固定された記事

noteニッポニアの地図

記事数がたくさんになってきたので、整理しておきます。 このnoteはインプット過剰になった私(ニッポニア)のアウトプットの場所です。 まずこれ食べてみて、 時に真面目に、時にふざけて、虚構を混ぜつつ、こういう文章を描き散らかしてます。 ニッポニアとは何か? 地方公務員で習慣化人間、Kindle Unlimitedを利用して月60冊の本を読み、現在平均3時起き、司法書士の勉強、アウトプット、副業、起業、早期退職に向けた準備をしております。 1 Kindle Unlimite

寓話のレッスン

好きだから苦しいのか、苦しいから好きなのか。 実際微妙なところである。 好きになれば、餅を口の中に突っ込まれ、もごもごと咀嚼するものの、餅はそう簡単には噛みきれず、やがて喉の手前に引っ付いて、取れなくなる。 慌ててやってきたお婆さんに、爺さんや大丈夫か、と背中を叩かれてかろうじてはきだす。 しかしすでに多くの酸素を失った後、意識は戻らず寝たままである。 あれからどれぐらい経ったのだろうか。 まだ爺さんは眠っている。 生きているのか、死んでいるのか、正直わからないけれど、

吉田栄作はジーンズで、木村拓哉はデニムか

連休の陽気が国民をレジャーへ誘う。 どこに行っても人が多いから、気をつけた方がいいと思うのだが、構うものか、とでかけていく。 別に、人が多くても、問題はない。 それ自体を楽しめばいいんだよ、と達観した仙人はいう。 それ自体楽しむだけなら、自宅でいいじゃない。ほら、昼から酒を飲めるというだけで、正直十分だよ。 吉田栄作はジーパンのことをジーンズという。 木村拓哉はデニムという。 もう少し、連休らしいことをしよう。 と思った僕は、久しく履いていなかったジーパンを履いてみる。

縛りBBQ

日本は五月になれば連休がある。 自ら休むことに躊躇いがある日本人は一気呵成に休み出す。 国民性という奴である。 観光地に行こうものなら、渋滞に巻き込まれ、不自由極まりない。 それもまた連休、と割り切っていれば問題ないが、いかんせん、時間は浪費される。 僕はすでに車の中でも愉しめる術を手に入れているから、正直問題ないのだけれど、あえていく必要もない。 だから自宅で、BBQと相成りました。 BBQの楽しみはなんと言っても野外、その風を額に受けながら飲みたるは酒類である。

まっすぐすすむピエロ

振り返らない。 決して振り返ってはいけない。 そのままロープの上を全力で走れば、バランスを崩して傾くことになるのは必至。 倒れてしまうその瞬間に、僕が走って来たこの道のりを思い出す。 平坦ではなかったけれど、今となっては懐かしい。 もう一度走れと言われたら、僕は躊躇する。 楽しかったわけでもない。 格別辛かったというわけでもない。 それはただの日常であって、それ以上でも以下でもない。 ロープはたわんではいない。 もしもたわんでいたら、僕はうまく走れずに、すぐに転倒してし

ルービックキューブ麺

ルービックキューブのタイムが縮まらない。 どうして、と問い詰めたところでルービックキューブは答えてくれない。 もうひたすら回して、手が記憶するぐらいに回すしかないってことはわかっている。 短縮できる回し方を、できるだけ早く回す、ってことだろう。 そう、壁にぶち当たっている。 奇跡的に一度、30秒台を出せたが、それはあくまでも奇跡であって、でも、平均タイムは日々ごくごく僅かずつ縮まっている、と信じたい。 そうでないと、もうやる気が削がれていく。 一旦削がれたやる気は、

星の王子さまの高みよ

星の王子さまを初めて読んだ。 存在はもちろん知っていた、けれどたまたま、読む機会がなかったのだ。 五月にある読書会で、テーマ本として選ばれた。 幸い、Kindle Unlimitedにある。 ダウンロードして読んでみた。 これは名作であった。 シンプルに孤高の存在であり、示唆に飛んでおり、教訓めいた言葉の数々で溢れている。 それを威張った風でもなく、シンプルに伝えてくる。 なんという本だろうか。 僕は衝撃を受けた。 久しぶりに古典に対する脅威を感じた。 何年も前から存在し

スマートボール、興じる人々

スマートボールをご存じだろうか。 ピンボールみたいな台にボールを転がして、得点を競う奴。 ごめん、まあ、僕もよく知らない。 けれど、なんとなく味があって、それはレトロな銭湯によく合うような気がしている。 いや、間違いなく合うはずだ。 だから、僕が作る銭湯にもぜひ置きたい。 1ゲームいくら、なんてケチなことは言わないから、遊びたいだけ遊べばいい。 シンプルなボールゲームだから意外と愉しめるのではないかと思う。 待っている人がいたら、ちゃんと1回交代で、ルールは守って楽しい

今週の3冊(とととととネギを刻んで母さんは何にも知らないふりをしている)

ここではKindle Unlimitedで月50冊読む私が独断で、 先週読んだ本の中からおすすめ3冊を紹介します。 随時、私に読ませたい、おすすめKindle Unlimited本を募集しています。 ペースが上がってきていよいよ探しています。 個人出版でももちろん大丈夫、全て読んで感想をあげます。 収益に貢献しますよ。 気軽に教えてください。以下よりコメントでお知らせください。 でも、どうやって月50冊読むの?と思った方参考にしてください。 では、4月29日から5月6日

しゃべる葦

僕は人見知りで、人と話すのが苦手だ。 けれど、読書を継続し、ありとあらゆる物語を読んで、あるいはビジネス書を片っ端から読んで、詩を耳がつんざくほど読んで、いるうちに、人と話すことが苦でなくなった。 発見だ。 人と話すのは楽しい。 相手が喋らなければ、どんどん質問をする。 相手が喋り出すのなら、僕は聞き役に徹する。 そう言うふうに、僕は人と話す作業、が嫌でなくなった。 読書の賜物だと思う。 改めて、読書って楽しいし、偉大だ。 で、人と話すのが楽しいってことは、人生なんとで

春の星ならび

冬に眠っていた星が、春になると動き出して並ぶ。 並んだ星たちは槍を持って、狩に出る。 星たちが狩るのは太陽だ。 相手は大きく、熱く、強い。 けれど並んだ星たちの統制の取れた動きと、綿密な作戦で太陽を弱らせ、やがて狩る。 仕留めた太陽を手で触れるぐらいになるまで冷ましたら、 均等に切り分けていく。 すぐに動き出す星たちが一堂に会するのはあとわずかだ。 その間に均等に切り分けられた太陽をそれぞれの分前として、配布される。 それを市場に持ち込んで富を得るものもいる。 乾燥させて

花手水をすくうと

神社なんかにある手を洗う水槽に花が浮かんでいることがある。 誰かが捨てたわけではなく、あえて浮かべてあるのだ。 花手水。 そんな粋な演出がある。 プライベートサウナでこれをやったら喜んでくれるのではないか。 何か違う、他との差異をいかに出すか、その一つに花手水はとても有効のように思う。 完全予約制の個室サウナである。 一日一組のみ受け付け。 それなりの代金は支払ってもらう。 その見返りとして、例えば手花水などで演出する、のはいいじゃない。 花は、近くの花屋で廃棄する前のもの

筍のあくをとりたくて

筍を煮ている。 知っているか、たけのこは掘ってそのままでは使えない。 皮を剥ぎ取り、食べられる部分を切り取り、米糠を入れて2時間ほど煮てあくを取る。 なんという作業量だろう。 掘ってくるだけでもなかなか重労働だけど、その後の処理作業はゆとり世代では耐えられない。 けれどね、それを越えればしゃくしゃくとしたあの食感の筍が食べられると言うわけで、僕はその筍を掘って、母の処理したそれを今煮ている段階だ。 今までは完全に任せていたけれど、そろそろ代替わり、ということで、 積極的に

若いってそれだけで素晴らしいね

若さが足りない、と嘆きなさんな。 僕は今40代だけど楽しい。 間違いなく、人生で最も今充実している。 いや、この先が一番楽しい。 歳をとり続ける限り上昇していく。 と思っている。 幾つになっても挑戦するし、どんな状況でも歩みはやめない。 それが人生のコツだって知ってる。 それに気づいた俺、偉い。 同時に足りないから動いている。圧倒的に全てが足りない。 あれもしたい、これもしたい、もっとしたいもっともっとしたい。 けれど足りない。知識も資金も意欲も。 だからどんどん高めて

一般人の僕がKindle出版して5000円稼ぐ方法(期間限定・有料公開)

(こちらは以前にKindle出版した内容です。一部間違っている所、時系列の矛盾などありますが、あくまでも個人出版、温かい目で読んでみてください、よろしくお願いします。) はじめに こんにちは、ニッポニアと申します。 Kindle出版は誰にでもできます。 本なんて書けないよ、と思っている方々、大丈夫です。 私の出版方法をこっそり教えます。 ことわっておきますと、これはKindle出版の”手順”ではありません。 出版までの”手順”なら私が説明しなくても、Amazon

有料
300

今月の1冊(2024年4月)

春本番、4月の1冊を選びませう。 4月は60冊、10233ページでした。 今週の3冊選定制はとても有効ですね。 読書量を確保しないと格好がつかないから自然に読む量が増えます。 さて、今月一番印象に残った本は、 (ドゥるるるるるるるるるるるる) (るるるるるるるるるるるるるる) (ダン!) 「星の王子さま」 おー!(聴衆の声) これはね、抗えない。 全編にわたって示唆に富んでおり、そのフレーズからすぐに物語が書き出せそう。 出てくるキャラクターと展開、いくらで