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星の王子さまの高みよ

星の王子さまを初めて読んだ。
存在はもちろん知っていた、けれどたまたま、読む機会がなかったのだ。
五月にある読書会で、テーマ本として選ばれた。
幸い、Kindle Unlimitedにある。
ダウンロードして読んでみた。

これは名作であった。
シンプルに孤高の存在であり、示唆に飛んでおり、教訓めいた言葉の数々で溢れている。
それを威張った風でもなく、シンプルに伝えてくる。

なんという本だろうか。
僕は衝撃を受けた。
久しぶりに古典に対する脅威を感じた。
何年も前から存在して、人々を勇気付けてきたその年月を思った。

星の王子さまは帰ったけれど、存在するのですよ。
読んだあなたの中にいつでも。

とか言われたら、気持ち悪ぃ、と思うけれど、確かにそうかもしれないとも思った。

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