見出し画像

舞台観劇‼️

努力クラブ第16回公演
「世界対僕」

(ロームシアター京都×京都芸術センター
U35創造支援プログラムKIPPU)


努力クラブとは?

2011年3月に佛教大学 劇団紫で団長をしていた合田団地と、立命館大学 劇団西一風で座長をしていた佐々木峻一を中心に結成。現在団員は4名である。京都を中心に活動している。

公式から抜粋


場所

ロームシアター京都

「ノースホール」




あらすじ

向いてないかもしれない。と、僕は不安に思った。
向いてないことをずっと続けてきてしまったかもしれない。と、僕は不安に思った。僕だって十年も劇団をやっているのだから、どんなヤツが向いているのか、わかる。結局向いてるのは明るくて楽しいヤツ。僕とは真逆。僕は、暗くて楽しくない人間。でも面白いからってなんなんだ。真逆の僕だから、自分の劇団に得体の知れないヤツらって名付けた。
劇団得体の知れないヤツら。不気味。これからどうしようか。向いてないことなのに、これからも続けていくのか。向いてないかもしれないのに。

公式から一部抜粋


感想(ネタバレあり❗️)

面白かったです!

具体的には
最初の劇が始まる前に作・演出の合田さんが出てきて
挨拶と説明する所がまず面白かったです。

映像を使った演出でのインタビューやメッセージ
合田さん(本人)が出てきて合田さん(劇中役)について語るやりとりや

序盤での本人がいない所で合田への酷い悪口を言いながら合田の目の前まで行って(演出で)
吐き捨てるかのような悪口を言った後に捌ける場面は導入としてとても良かったと思いました。

最初とラストの合田と女性(同じ人)が二人きりで話す場面が哀愁があり印象に残りました。

他には
先輩とバーへ入る時に口で効果音つける所、
赤いズボンを履いた女性が劇団の思い出を語る所、
お前こんなにモテないだろ!ブスがよ!って所など
エッチな店の店長?のキャラや
笑える箇所がいくつかあり面白かったです。

役者さん皆さん芝居が上手く、見た目も良い俳優、女優が多かったと感じました。


それとは逆に良くなかったなぁ〜と思った所は
(個人の感想で面白かった作品だと思ってる事が前提として見てください)

まず長いです!
コメディ作品で125分休憩無し!
オムニバスでもないし。

正直30分は短縮出来たんじゃないかと思いました。
個人的に
エッチな店での女性との後半のやりとりが長く感じたのと、(女性のキャラはエロくて良かったですが)

殺し屋のくだりと(ホラーでした)

それまであまり出番も多くないキャラどうしのラブロマンス(純愛編?)がそもそもいらなかったのでは?
と思いました。
なぜそう思ったかと言うと

「世界対僕」というタイトルにもあるように、
僕、つまり合田対〇〇だと思ったので、
合田がいない場面は、合田に関係する事だけにして欲しかったなと思ったからです。

後は、
場面が急に変わる事が多く、
これは劇中劇なのか、現実なのかが分かりづらかったり、

最初とラストの場面にも出てくる女性との関係性もよく分からなかったです。大勢でいる時に絡みが全然無いから尚更。

そして皆さん、特に男性陣がとにかく
叫んでましたねーw
何を言ってるか分からない人もいましたw
地団駄踏んだり、オーバーリアクションは見ていて楽しいですが、
あまりにもだったので
客を無視した一方的な感じを少し感じました。

そして最後に!
劇が終わった後!個人的な意見ですが、

役者揃っての横一列の礼がなく、
裏からの「おわりです!」だけはなんか寂しい。(>_<)


とまぁ、偉そうな物言い申し訳ないです。

役者さんも観客も楽しんでいるなと感じましたし、
それって合田団地さんが作った作品で演出だからだと思います。
だからリアルでは辞めないで下さい。
京都住まいです。また観に行きたいと思います。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

また明日!


(観劇#1 京都巡り#6)

この記事が参加している募集

#舞台感想

5,996件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?