見出し画像

マーケットチェック(3/13~3/19)

3月も下旬に差し掛かり、だんだんと暖かくなってきましたね!
それに伴い花粉がひどいですが、、、

それでは、今週のマーケットチェックを行いましょう!


米国債10年物利回り

(TradingViewより)

19日、米国債10年物利回りは7営業ぶりに反発し、前日比0.03%低い4.29%で終えました。
20日午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を意識した動きだと考えられます。
FOMCの発表を待ちましょう!

日本国債10年物利回り

(TradingViewより)

日本銀行は、3月18日と19日に開催した金融政策決定会合において、「マイナス金利制度」を解除を決定しました。
日本銀行による利上げはおよそ17年ぶりです。
ただ、マイナス金利政策を解除しても追加の利上げは急がず当面は緩和的な環境が続きそうです。
その結果を受け買いの動きが強まり、日本国債10年物利回りは0.730%と低下しました。

マイナス金利政策については、以下の記事を参考にしてみてください。

日銀のマイナス金利解除で何が変わる?「デフレ脱却宣言=生活良くなる」ではない理由(ビジネス+IT) - Yahoo!ニュース

ダウ工業株30種平均株価指数

(TradingViewより)

19日、ダウは続伸。
18日に続き人工知能需要への拡大期待から、半導体関連やハイテク株への買いが入り上昇しました。

S&P500種株価指数

(TradingViewより)

米連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する会合を前に、S&P500とNASDAQは上昇しました。

NASDAQ100総合指数

(TradingViewより)

NASDAQは3月15日に下落。
NVIDIAの下落がIT・ハイテク株下げを助長しました。
18日に開催されたエヌビディアGTCで発表された最新情報に大きなサプライズ発表はなかったと見られ、下落したと考えられます。

日経平均株価

(TradingViewより)

19日、日本銀行の金融政策決定会合の結果を受け、40000円台と高値を記録しました。

TOPIX

(TradingViewより)

TOPIXは15日に続伸。
原油市況高を受けて商社や石油・石炭製品など資源関連銘柄が高く、自動車や電気・ガスも上げました。

米ドル/円

(TradingViewより)

日銀が今後も緩和的な環境を継続する姿勢を示したことで円安の流れが継続し、一時150.92円と高値を付けました。

WTI原油先物

(Trading Viewより)

WTI原油先物価格は年明けから上昇傾向にあり、ついに80ドルを超えました。また、ロシアの製油所がウクライナ軍に攻撃されたことで、世界的なガソリンの供給量の減少が見込まれています。

VIX

(Trading Viewより)

今週のVIXは12%台まで減少したため、株式市場はかなり楽観的だと考えられます。

Fear and Greed Index


(CNNより)

先週の79ポイントから4ポイント減少し、75ポイントとなりましたが引き続きetreme greedでした。市場はかなり買いムードということが分かります。

Fed Watch

(CME Groupより)

次回のFOMCにおいても金利が据え置かれることが予想されます。引き下げるのはいつになるのでしょうか?

ヒートマップ(1week)

(finvizより)

続いて1週間のヒートマップです。株価から見てもわかるように、多くの銘柄がプラスになっていることが分かります。特に工業株は好調です!

注目決算


エイチ・アイ・エス【9603】、上期経常を3.4倍上方修正、通期も増額 | 決算速報 - 株探ニュース (kabutan.jp)

[NKE] ナイキ 3Q微増収最終減益 売上高微増124億ドル、純利益6%減11.7億ドル、EPS0.77ドル - 株探(かぶたん)|米国株 (kabutan.jp)

アドビが決算受け時間外で10%の大幅安 第2四半期のガイダンスに失望=米国株個別 - (minkabu.jp)

重要経済指標

(マネックス証券より)

3/21に発表された政策金利は大方の予想通り、据え置かれることが決定しました。また、住宅着工件数や中古住宅販売件数が予想よりも高かったため、新居に住む人が増加すると考えられます。家を建てる際は、生活に必要なものを揃えなければならず、消費が促されるので投資家にとっては良いニュースといえます。

主体別売買動向

(トレーダーズ・ウェブより)

海外投資家は依然と同様に買い越していますが、国内の個人投資家も買い越したことで、さらに勢いが増しています。一方、国内法人に関してはかなり売りに回っているため、利確する動きも見られました。

マクロ経済ニュース

「ロシアの弾は切れない」プーチン圧勝で戦争景気が続くか? 2024年のロシア経済を予測する  Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン) (ismedia.jp)

【日銀マイナス金利解除】「金利のある世界」いよいよ到来、「賃金と物価の好循環」で日本経済復活を(Wedge(ウェッジ)) - Yahoo!ニュース

三菱UFJキャピタルなど日本勢トップ3独占、世界CVC投資件数 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

まとめ

今週は日本のマイナス金利が解除されるなど、株式市場の転換点となるようなニュースがありましたね!今後の日本株がどのような動きをするのかに注目です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?