珀煉

pixivとなろうでも同じ名前で書いてます

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記事一覧

無遅刻無欠席

三年間無遅刻のある生徒は普段通りの時間に登校していたのに青い顔をしていた。だが、後日顔を見るととても明るい笑顔だった。 それはなぜ? 答え ↓ 前日に就職の面接に…

珀煉
1年前

私とあなたと冬空と

寒く雪も降り始めるだろうと思ったある日、人間が倒れていた。他の人間はその人間を無視して歩いていたが私にはその人間を無視することは出来なかった。私は力の限り人間を…

珀煉
1年前
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日の目の見えた恋煩い

冬子「はぁ……みんな遅いな……」 (私こと柊冬子は喫茶「エブリシング」で人を待っていた) 朔夜「ごめんごめんメイクに時間かかっちゃった」 冬子「にしたって遅くな…

珀煉
1年前
1

のぼる

「トンッ、トンッ」と音を鳴らしながらこの途方もない階段を昇っていく。終わりが見えないこの空間の先に何があるのか。昇っていく度、頭に浮かぶのは色々な思い出。これは…

珀煉
2年前
1

タイムリミット

その出来事はあまりにも突然だった自分の余命を知らされ、長くとも半年だということを知ったからだ。幼い頃から体が弱く外で活発に遊ぶことは無かった。だから私は彼に惹か…

珀煉
2年前
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〜解けた靴紐〜・【三題噺】「夏至」「スニーカー」「高校生」

 夏至、それは昼の時間が1年の中で最も長い日のこと、これはそんな夏至の日のことだった。お気に入りのスニーカーを履いて、出かけたときだった。普段は、高校に行く以外…

珀煉
2年前
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二輪のアネモネ

別れとは時に無常である…これは俺と彼女の別れの物語…  「えっ…そんな…」 俺、如月桔梗は彼女胡桃鈴桜から唐突な別れの申し出にそんな腑抜けた声しか出なかった   …

珀煉
2年前
4

無遅刻無欠席

三年間無遅刻のある生徒は普段通りの時間に登校していたのに青い顔をしていた。だが、後日顔を見るととても明るい笑顔だった。 それはなぜ?

答え


前日に就職の面接に遅刻をして青い顔をして登校したが遅刻をした理由が、企業の人を助けたからであった為、企業から合格の通知を貰ったから。

私とあなたと冬空と

寒く雪も降り始めるだろうと思ったある日、人間が倒れていた。他の人間はその人間を無視して歩いていたが私にはその人間を無視することは出来なかった。私は力の限り人間を引っ張った。だが小さい私が精一杯体で引っ張った所で動くはずもなかった。いつもはみんなで行動していたのに、今日に限ってなぜ離れてしまったのだろう。考えるのをやめ全力で私はみんなを探しに行った。程なくしてみんな見つかったが戻ってくると人間は冷た

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日の目の見えた恋煩い

日の目の見えた恋煩い

冬子「はぁ……みんな遅いな……」

(私こと柊冬子は喫茶「エブリシング」で人を待っていた)

朔夜「ごめんごめんメイクに時間かかっちゃった」

冬子「にしたって遅くない? 」

朔夜「だって少しでも可愛くしないとせっかく作ったこの服が可哀想じゃん」

冬子「先生もホント面倒くさい事させるよね服飾の学校だからって授業で作った服でメイクしてハロウィン楽しめなんてさ」

朔夜「私は別にいいと思うけどね冬

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のぼる

のぼる

「トンッ、トンッ」と音を鳴らしながらこの途方もない階段を昇っていく。終わりが見えないこの空間の先に何があるのか。昇っていく度、頭に浮かぶのは色々な思い出。これは『夢』なのだろうか?その割には長いものだった。遂にその空間に終わりが見えた。その時気づいた。
俺は、
「死んだ……のか…」

タイムリミット

その出来事はあまりにも突然だった自分の余命を知らされ、長くとも半年だということを知ったからだ。幼い頃から体が弱く外で活発に遊ぶことは無かった。だから私は彼に惹かれたのかもしれない。私にない活発さを持っていたから。
そして念願叶って私は彼と付き合い同棲をしていたのだが、このような事が起こってしまってはどうすればいいかわからず目の前が真っ暗になった。私には時間が無い。だからこそ彼に最後の愛と別れを告げ

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〜解けた靴紐〜・【三題噺】「夏至」「スニーカー」「高校生」

 夏至、それは昼の時間が1年の中で最も長い日のこと、これはそんな夏至の日のことだった。お気に入りのスニーカーを履いて、出かけたときだった。普段は、高校に行く以外通ることの無い道を通り、気分転換をしに、歩いていた。すると、目の前で、小学生くらい女の子が、転びかけていた。
 「危ない!」
 そう言いながら走り、どうにか間に合いその女の子が、転ぶことは無かった。足元を見ると、靴紐が解けているではないか。

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二輪のアネモネ

別れとは時に無常である…これは俺と彼女の別れの物語…
 「えっ…そんな…」
俺、如月桔梗は彼女胡桃鈴桜から唐突な別れの申し出にそんな腑抜けた声しか出なかった 
 「なんで…もう一度考え直してくれないか?」
そんな女々しい言葉しか出てこなかった
「私だって…私だって…なんでもない…ごめん…」
そういい鈴桜は部屋を出ていった
 「なんなんだよ…」
俺はぽつんと鈴桜の出ていった部屋に取り残された

 「

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