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のぼる

「トンッ、トンッ」と音を鳴らしながらこの途方もない階段を昇っていく。終わりが見えないこの空間の先に何があるのか。昇っていく度、頭に浮かぶのは色々な思い出。これは『夢』なのだろうか?その割には長いものだった。遂にその空間に終わりが見えた。その時気づいた。
俺は、
「死んだ……のか…」


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