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ご自愛ください、冷える30代のわたし

今日は、仕事中、捻ったわけでもないのに足首に変な痛みがありました。
夕方からは、ちょっとクラクラと貧血気味に。
曇り空の1日は、ちょっと調子がわるい。

帰宅してからは膝や太もももほのかに痛くて
うーん、なんだ?血行不良か?
そうだ、昨日はシャワーにしたんだった。
そして昨晩は網戸にして夜風に当たって寝たんだ。
体感としてはあまりわからないけど、もしかしたら冷えたのかもしれない。
そう思ったので、ただいまお風呂のお湯を沸かし中です。

ええ、わたし30代半ばの女性なんですが、
昔から体は丈夫な方で、いつも健康・元気
学校も仕事もほとんど休まず、な人生を送ってきました。
そんなわたしではありますが、20代の最後あたりから
体温が35度台前半とか、34度台とかで
雪山で遭難中かな?みたいな低体温に悩まされていました。
生理痛は中学生の頃から激痛タイプで、それも低体温になってから加速度的に超悪化した結果、ホルモン薬のお世話になることに。
もし自分にがん細胞があったら増殖しちゃうよ・・・などと
体温を測る度に「大丈夫なのか?わたし」と心配になる日々でした。

コロナが大流行し、体温測定が習慣化したころ
低体温は、コロナ的にどうなんだ?と悩んだりもしました。
まあ免疫力が下がりまくっている可能性があるため
感染リスクは上がっていたでしょうね。

続く低体温と、年々ひどくなり自覚しはじめた冷え性
冷え性というだけで一気に、なんとなく体調悪い人の出来上がりです。
長年の健康体、「わたしは健康」と強く思い込んでいるからこそ
プライドが傷ついて、くよくよしていました。
くよくよ期と、コロナ流行初期が重なって
本当にメンタルブレイク一歩手前でした。

これではいかんと思い立って
とにかく温めるんじゃ!と決意したわたしは、まず
できるだけ毎日湯に浸かる生活を送るようにしました。
難しいことはあんまり考えられないので、安直にまずは風呂でした。

毎日シャワー生活を送ってきた風呂嫌いのズボラにとって
毎日湯船は、結構ハードルがありましたが
それよりも冷えの苦痛が勝りました。
実のところ、低体温が慢性化しすぎて、岩盤浴で熱中症になるし
温泉もすぐのぼせてしまってすぐに上がってしまう、みたいな感じで
全然楽しめなくて、温泉旅行への興味も失われていましたし。
本当に残念な生き物に成り下がっていました。

慣れないうちは、やはり自宅の風呂でものぼせてしまったり
風呂上がりにめまいで動けなくなることもありました。
しかし、夏でも冬でも、ちょっとでも湯に浸かり、
体を芯から温めることを続けたら
2年ぐらいした頃には体温が徐々に36度台に戻っていきました。
久しぶりにドキドキしながら行った岩盤浴では熱中症にならずにすみ、
温泉にもゆっくり入れるようになりました。
この前、北海道登別の秘境カルルス温泉の最高の湯を堪能してくることも
できるようになりました。
温泉最高でした。カルルス温泉についてはまた今度別で書きたいです。


それから、暖かいお茶を作って飲むようになりました。
風呂は外から温まるけど、芯から冷えているともう全然ダメな時はだめで
そんな時、暖かい飲み物には幾度も助けられました。
それでもダメな時は、葛根湯でしたが。

そもそもですね、
わたしは、ほんの4年前ぐらいまで、
1日にコップ一杯程度の水分しかとらず、
とにかく、ほとんど何も飲まない暮らしを長い間送ってきました。
今こうして書きながら、本当にあの頃わたしは何を飲んでたんだろうかと思い返してみたんですが、そもそも何も飲んでいませんでした。
1日の最初の飲み物が、昼食時に飲むパックの牛乳。
そこから仕事が終わるまでの間に、湯呑み一杯のお茶を飲んだか、飲んでないかで、帰宅後も特に何も飲まず、寝るなどというスーパークレイジーな生活を送ってきました。トイレは1日1〜2回でした。
一体どうやって生きていたのか(=牛乳で生きていた可能性)。
ちなみに牛乳はかなり嫌いな飲み物です。だけど牛乳があってよかった。

汗も全然かけなくて、いわゆる代謝がめっちゃ悪い状態でした。
岩盤浴で熱中症になるまえに、汗が全然出ないっていう
なんか地獄の時間を過ごしていたのも、何も飲んでいない頃でした。

飲み物を飲む習慣をつけるようになるのには長い時間がかかりました。
まず、飲むのがめちゃくちゃしんどいんです。何度も挫折しています。
暑い時や、運動後、喉乾いてる時は、もちろん飲むんですが、
なんか喉乾いてる時以外に飲むのがしんどかった。
それがここ2年ぐらいでやっと、ちゃんと飲めるようになりました。
やはり、冷えすぎて凍えをなんとかするために、飲んでいるうちに飲めるようになった気がします。温かいお茶よ!助けてくれ!といった具合です。
暖かくても、冷たくても、とにかく飲むのは本当に大事ですね。
そして飲み続けると、飲まないとしんどくなるんですね。不思議ですね。

せっせと湯を沸かし、1Lのピッチャーでお茶を作る。
今年の夏は、水出しのお茶にハマっていました。
「せっせとお茶を作る生活ができるようになって嬉しいなあ」
と、3日に1回は思っています。本当にしみじみと思うんです。

朝、コップに1杯ぶん飲み
500mlの水筒にお茶を入れて行き、(結構残して帰ってきますが笑)
夜ご飯の時にも2杯ぐらいは飲み、夜寝る前までにも1杯ぐらいは飲んで
大体1日に750mlぐらいは飲めるようになったでしょうか。
数日前から、水出しはやめて、またお湯でお茶を入れるようになりました。

毎日お茶を作るようになると、イオンで買った緑茶だけだと飽きてしまい
麦茶にしてみたり(麦茶は冷えるという知識も得た)
ほうじ茶にしてみたり、
コーン茶にしてみたり、
エント茶(ウポポイで買った)にしてみたり、
黒豆茶にしてみたり、
無印良品で色々お茶を買い漁ってみたり、
静岡のいいお茶にしてみたり、
さんぴん茶にしてみたり(さんぴん茶買いに沖縄のスーパーに行きたい)
なんだかんだでお茶ワールドをめっちゃ楽しむようになりました。
カルディや無印で色々お茶を物色するようになったし
旅先で美味しそうなお茶が売ってたら、買うようになりました。
ズボラなので、ティーパック一択ですが。
この前、職場の先輩とLINEで唐突にお茶トークをして、それも楽しかった。
以前は飲まないから興味なさすぎてお茶トークなんてできなかった。
先輩もひどい冷え性なので、お茶は冷え性の味方ですね。
お茶話もいつか書きたいです。

とまあ、こんなぐあいでお茶ハンターをしていたら
底知れぬ広大なお茶ワールドと出会うことができ、
体も温まり、潤い、夏にはいっぱい汗もかけるようになりました。

ずっと、健康体な自分を過信していました。
自分の体を労らず、人間として最低限必要な水分や温度を与えてあげないと、いつか体は壊れるんだ、思い通りにいかなくなるんだということを
ここ数年で身をもって体験することとなりました。
だからみんな健康に気を使うし、ちゃんと飲み物を飲むんだなあ。
低体温、そして冷え性になったおかげで気づけました。

自分なりに、自分を大切にしようと
湯船に浸かること、毎日お茶を入れて飲むことをしていたら
温泉とかお茶ワールドの魅力にも気づくことができて
楽しみも増えました。

そんなわけで、冒頭に戻るんですが
今日足が痛かったのは、きっと昨日シャワーにしたせいかもと思ったので
今からお風呂にたっぷりつかって温まってこようと思います。
改善するかは知りませんが。
全然寒くないんですが。むしろ暑いですが。
冷えはどこにいるかわからないのでね。

皆様もぜひ、ご自愛くださいませ。

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