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映画ーコジン的キロク

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1994年から1996年は人生で一番映画館へ通った2年間でした。 断捨離中にそのころメモしていたスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねてこちらに書き写しています。 時々、最近…
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#映画評

トリコロール/白の愛

トリコロール/白の愛

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年11月4日カロル役の人が、背格好が知人に似ていた。

話は面白い。ポーランドの現状を初めて見た。

ジュリーデルピーはとてもきれい。結局、公平、平等っていうのは存在したことになるのかなー、とても残酷だけど。

この男の人はそれでも彼女が必

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ゴダールの決別(Helas pour moi)

ゴダールの決別(Helas pour moi)

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年10月20日何というか、久しぶりにムツカシイ作品。全体的に音楽みたいなかんじがした。ベースになるビートが決まっていて、それにのってすすんでいく。

言葉あそびの中で1つ

「人生はどうだい?」

「石鹸のようさ。毎日少しずつ減ってゆく」

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SUNNY 強い気持ち・強い愛

今日は、最近見た作品について、今の感想を。

2021年8月1日Netflixで、何度もお勧めに出てくるので見てみた作品。この6人の中だと自分は誰に似てる(似ていた)かな?

2018年の作品で、「日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の20年後のそれぞれの姿」を描いた青春映画。

全体に笑えて、泣けて、魅せて、出演者も豪

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マーヴェリック

マーヴェリック

※ネタばれあります、ご注意

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年10月15日映画館はすいているほうがよい。

なんか、久々の娯楽作品で、気軽く観れた。

でもさ、うそだろ、うそだろってかんじでずーっとつづくわけ。マーヴェリックと保安官が親子なんてねぇ~

じゃ、あのインデ

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キカ

キカ

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年10月13日元気になる映画。

サスペンスと、大人の愛憎と、イロイロ、ゴチャッとまじってるんだけれども、すごくまとまっている。

ほんわかするところもあるし、思いっきりユニークなところもあったりして、楽しかった。

美術、キカの家のインテ

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タクシードライバー

タクシードライバー

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年10月7日 下高井戸シネマにてラストのバイオレンスシーンは私には少しばかりきついものがあった。

わかる部分とわからない部分、しかしどこか心ひかれる、強い作品だった。

New Yorkの昔の街並みナド、うれしい。

現在のコメント>ロバ

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マンハッタン殺人ミステリー

マンハッタン殺人ミステリー

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年9月16日待ちに待った作品!うれしくて上映前から顔がニヤニヤする。相変わらずのセリフの多さとスピードにはじめは舌をまくが徐々になれる。手持ち8mm風作品としては2作目のこの作品、ダイアンキートンがすばらしい!ミアファローのために書いていた

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青いパパイヤの香り

青いパパイヤの香り

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年9月7日(ネタばれ注意)

疲れていたので、眠ってしまったら…と心配だったが、意外に最後までさらっと見られた。スタジオロケとは思えない美しさ(セットが2か所しかない)。カメラワークのユニークさと、ベトナムの家、美術など(文化)がよかった。

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RAMPO

1994年8月5日

全体的に映像が美しい。羽田さんがすごくきれい。

サブリミナル効果がよくわからなかった。

ブルーフィルムは、けっこう、オォというかんじだった。

現在のコメント>豪華な出演者と、サブリミナル効果が入っているとか、Wikiにも記載のある通りいろいろと話題になった作品。サブリミナル効果とは何ぞや?!と野次馬根性を発揮して劇場へ足を運んだ作品。

「映画生誕100年・江戸川乱歩生

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AMARCORD

AMARCORD

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月22日「チネマイタリアーノ」最後は”アマルコルド”

ひたすらたんたんと、少年と少年の住む小さな港町の1年が描かれている。

ホノボノとして、また、1人1人の人がみな魅力的だった。風景も美しく、なんとも言い表し難い、でもイイ作品。

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道

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月15日観ている時も、観終わってからも、とても不思議な気分。人生ってなんだかなぁー悲しいぞ、というかんじでしょうか?

ジュリエッタマシーナ演じるジェルソミーナが、なんだか子供のころの自分に似ているような気がした。

でもでも、イタリア

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深夜カフェのピエール

深夜カフェのピエール

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月10日

エマニュエル・べアールがかわいかった。

パリでホモセクシュアルな人たちがあんなにポピュラーだとは、びっくり。

年老いたカップルがでてきたりして、仏語のカマ言葉ってなんだか・・・と思う。

しかし、軟弱なピエールである。

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ひまわり

ひまわり

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月8日チネマ・イタリアーノ第1弾はひまわり。もう涙ポロポロ。ソフィアローレンの強さと、大人の恋愛のホロ苦さにひとしきり酔う。

ひまわり畑が戦死者を埋めた地とは、何とも言えない歴史の重みを感じた。

現在のコメント>「泣ける映画のお勧め

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ピアノ・レッスン(2回目)

ピアノ・レッスン(2回目)

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年5月26日2回目。

はじめて観た時よりも短く感じる。

全体的に女性らしく完納的な映像美と人と人との強い情が静かに、波のうねりのように流れていくかんじがする。

現在のコメント>大画面で海、とても印象に残っていました。マイケルナイマンの

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