「休職中」 「すべてのことは自業自得から抜け出す」

「休職中」 「すべてのことは自業自得から抜け出す」

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電車に乗れた

休職をしている。 1年で10キロ近く痩せた。適応障害とのことだ。 色々な症状がでるものだなとぼんやり自分を俯瞰して見ていたけど、かなり困ったのは「電車やバスに乗れない」ということだった。 確実に乗れるのは地元から各駅停車で1駅までで、それ以上になると全く自信がない。バスには一切乗れなくなった。どうなってしまうかというと、急に視界がどんどん狭まって息が苦しくなり、もう降りないと死ぬというところまで追い詰められる。 休職している間、好きなことをして気分転換しなよとみんな言ってく

    • 明日も今日がいいな

      朝、9時頃ゆっくり起きて洗濯、簡単に掃除、朝ごはんを食べる。 夫と自転車で地元の大きな公園へ。やっていたフェスの一環でお気に入りの服をリペアしてもらう、しかも無料、ありがたい…!! キッチンカーでパンを買い、ベンチに座って食べた。緑が目に優しい。セロトニンてこんな色なんだろうなと思う。 公園をぐるっとして、リペアにまだ時間もかかるということで買い物へ。 夫婦揃って買っても買わなくても無印良品とユニクロをなんとなくぐるっと見るのが大好き。無印では愛用のスポンジを買ったりム

      • 上昇気流

        相変わらず休職している。 病院を変え、薬を変え、季節は変わり、体調は上昇気流に乗っているように感じる。 3週間ほど前まで昼くらいに起き、生きている罪悪感で泣き、暑くて外には出れないし何もする気が起きず、どう過ごせばいいかわからない日中をなんとか消化し、薬を飲んで眠っていた。 それが今は、8時半には起き、9時過ぎには散歩に行く。2時間ほど外で過ごし昼ごはんを食べ、午後から家事をしたり、本を読んだりする。 買い出しをし、18時の夫の定時に合わせて夕飯の準備をする。  ただ、この

        • 散歩とメダカちゃん

          相変わらず休職している。 この夏休職されていた方は、「リハビリには散歩や軽い運動」「太陽光を浴びてセロトニンを出しましょう」という言葉をどう受け止めていたのかと思う。 わたしは自分にできないことが途方もなく思えて辛かった。 暑さに弱いわたしは、駅から離れた場所に住んでいるため、夏本番を迎えて以降、散歩をするといえば、夫に連れられて夜近所のスーパーまでとか、自転車で銭湯とか、そんなことしかできなかった。 「お散歩もできないわたし」を責めるわたしも常にいたと思う。家でできること

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        電車に乗れた

          秋が見えたら欲が深くなった

          年々夏が長く、重い。 それでも来週から最高気温は30度を下回る予報だ。 少しずつ日は短くなり、夜は秋の虫が鳴いている。 8 月に入り、メンタル的に最底辺のゾーンに入り「水槽の中の魚がたまに狂ったように頭をガラスの底面に打ち付けて割ろうとしていた」と夫はその頃の様子を語る。 つい最近、主治医と薬を変えたところ、死にたいモードを脱し、急浮上したため、自分もまだ戸惑っている。朝起きてなんで生きてるのか頭をかきむしらないのって当たり前じゃない。夫の顔を見て、優しい奥二重と少しだけ発

          秋が見えたら欲が深くなった

          変わっていくことは、

          相変わらず休職している。 病院を変えて1週間、薬がピタッと合ったのか希死念慮も自己否定の波も来ていない。 今朝は7時半に目が覚めた。昼寝はしたが、夜もきっと23時頃に眠気が来るんだろうなと思う。 先週から週に一日実家に泊まることにした。 一泊して帰ってくる。 休職して大分経ち、元気になれず、日々希死念慮に苦しめられ、気力はなく、夫に負担をかけているという負い目はもちろんあったけれど、夫の全身から「少しひとりになりたい!」「リフレッシュしたい!」「限界です!」という気持ちが明

          変わっていくことは、

          今日こそさんまと薬の話

          薬を変えた。 相変わらず休職している。 まだ処方されて3日なのに効果は恐ろしいほどで、この一ヶ月、昼前まで体を縦にすることができなかったのに、本日の起床時間は9時だ。 ここ数ヶ月感じなかった自然な眠気も22時半ごろにやってきて、びっくりした。 洗濯を干し、コーヒーを飲んでnoteを書いている。 わたしは特に何もしていない。 薬を変えただけだ。 全然体調がよくならない、ずっと死にたいと毎日泣いていた日々は、薬が合わなかったからという原因がしっかりとあったのだ、と思うと心は軽く

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          転院と月見バーガー

          相変わらず休職をしている。この一ヶ月は日に日に気力が無くなっていくのがわかった。 「カウンセリングに行って、少し元気になって、次のカウンセリングまでにその元気が少しずつ無くなっていった。」と夫が思っていたのを昨日初めて聞いた。 自己否定の声は心理士さんからのアドバイスで少しずつ無くなって行ったけど、起きたときの無力感、起きた直後の疲労感は増すばかりで、とりあえずで決めてしまった心療内科の主治医は、何を伝えても薬を増やすことも減らすこともせず、「じぶんのトリセツを作ってみよ!」

          転院と月見バーガー

          少しの光

          11時まで体を起こすことができなくなって約一ヶ月が経った。 先週まで朝方毎日、一反木綿のようにいた希死念慮が、いない。 朝、起きる努力はしている。足をばたつかせて、体を起こそうとしているから、次に目を覚ました時は大体ひっくり返った寝相になっている。 もう努力はしているんだから許そうと少し前から思い始め、「死んだほうがいい人間」の受容→「本当はどんな状態でもいていいって思われたいんだよね」の問いかけ→号泣をいくつも経て今にいたる。 今日も起きたら11時だったけど、夫とお昼を食

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          人を撒いてはいけない

          スーパーで夫を撒いてしまった。 朝から体調が悪い、というより全く何をする気も起きず、トイレと水分補給以外ベッドにいて、気付けば寝ていた。 嫌な夢ばかり見た。リモートワークをしている夫はイライラしているように見え、わたしはわたしがここにいていいのか、よくわからないまま、体を横にすることしかできなかった。 夕方前になり、ようやく掃除機をかけ、クイックルワイパーをしてみたが、夕飯を作る気が起きず、なんなら、朝から何も食べていなかったが食欲もなかった。夫に伝えると「マックを食べに行

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          人間に戻りたい

          相変わらず休職している。 昨日は夫に「今に集中して生きればトラウマがなくなる」というようなことをいわれ、「はあ、あなたはわたしに、今、トラウマの治療でカウンセリングに通っているわたしに、今に集中するという簡単なことすらできていない、努力不足だったことを教えてくださったんですね、わかりました、どうもありがとう」という内容で言い合いになり、最終的に 「元気だったころに戻りたい」と号泣するにいたった。どうしてこうなったのか、なにが、誰がどう悪かったのか、依然元気に戻れないわたしは、

          人間に戻りたい

          すべてのことは自業自得から抜け出したかった

          夫はテレビが好きで見ていなくても、別部屋にいてもとりあえずつけておくタイプ。 それに引き換え私は、いらない音も明かりも映像もいらないタイプ。 もちろんそんなことはわかっていて、テレビがついていると寂しさが軽減されるという夫に合わせていつもは隣の寝室にいようと、居間のテレビはつけっぱなしにしている。 が、今日は本当によくなかった。 寝室でふたりでダラダラしていると夫がYouTubeを見せてきた。どうやら自分が好きなジャニーズの名曲を聞かせたいらしい。SMAP、TOKIOと6曲

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          少し楽になった夏の終わり

          相変わらず休職をしていて、わたしのここ最近の平均起床時間は11時だった。きちんと前の日は24時前には寝ている。すごく寝ている。 夜飲む抗不安薬なのか、睡眠導入薬なのか、3ヶ月近く緊張に晒されていたのが溶けたからなのか、自分が早朝に起きるのはトイレのときのみで、夫(神様)からは「ゆっくりしてね、今日も可愛い、愛しているよ」と言われてしまうため、安心してさらなる眠りにつき、昼前にようやくゾンビのように居間に現れる休職者が完成してしまった。 ここ2週間くらいはその言葉に甘えてしま

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          猫になりたい

          相変わらず休職をしている。 土日は毎週猫ちゃんのように夫にくっついて生活をしていて、だから月曜日は少しさみしい。 たとえ夫の仕事がフルリモートだとしても。 顔は見えるけどさみしいものはさみしい。 夫はといえば、休職をしていようがいまいが、何時までアザラシのように寝ていようが、何の家事もできなくても、毎日「愛しているよ」「かわいいよ」「ずっと一緒だよ」「ゆっくり休んでね」と言ってくれる。え?現実?神様?と思う。毎日疑い続けている。これは惚気じゃない。 夫の言葉を100%

          猫になりたい

          致死率100%

          「人生は致死率100%だからもっと好きに生きな」と言ってくれたあの人は、元気だろうか。 カウンセリングの日だった。予約が取れるときは週1で、難しいときは2〜3週間に1回通っている。 今日は、自分が最近悪夢をよく見ることについて、前記事の「おっさんコロッケ」や「下半身が蛇になる」「汚いトイレ」の夢をこの1週間で見たけれど、夢は脳が記憶を整理する大切なものだから、まずは起きたら自分を労わり、希死念慮おはよーと思ったら、「そうかそう思っているのか、わたしの一部よ、そうか…」と受

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          おはよう希死念慮

          最近目覚めがよくない。 今日はトライアスロンをさせられた挙げ句、知らない坊主のおじさんにコロッケを素手で渡されるという夢で、自分は特に「素手・コロッケ・おじさん」という部分が嫌だった。 夢でよかったと思いながら、朝が来てしまったと思う。 ここのところ、朝は「自分なぞいたところで人に迷惑をかける」「生きていてもいいことはない」「希望を持ったところで叶わず生き恥をかくだけ」等々、希死念慮とよばれ、トラウマでいうところの自罰的なパーツが朝出てくることが多く、ぼんやりした頭に強烈な

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