少しの光
11時まで体を起こすことができなくなって約一ヶ月が経った。
先週まで朝方毎日、一反木綿のようにいた希死念慮が、いない。
朝、起きる努力はしている。足をばたつかせて、体を起こそうとしているから、次に目を覚ました時は大体ひっくり返った寝相になっている。
もう努力はしているんだから許そうと少し前から思い始め、「死んだほうがいい人間」の受容→「本当はどんな状態でもいていいって思われたいんだよね」の問いかけ→号泣をいくつも経て今にいたる。
今日も起きたら11時だったけど、夫とお昼を食べ、掃除機、クイックルワイパー、お風呂掃除、夕飯作りをし、久しぶりに編み物をした。ただ長い何かを編んでいるときが落ち着くのでそうしている。
母に勧められた「アンメット」を流し見していたが、面白かったので明日も観てみる。
ここ一ヶ月で今日が一番元気だった。
こんな日が来ると思わなかった。
こんな日が来て、良かった。
明日は新しい心療内科にかかる日だ。
前回の受診後、帰宅してすぐパニックを起こしたので夫が病院を変えようと提案してくれたのだ。
少しでもなにもかもいいように変わりますように。
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