『作りたい女と食べたい女』は気持ち悪いのかって話

U-NEXTのNHKパックを購入しました

前回の記事でU-NEXT内のサービス(？)“NHKパック”なるものが気になる～、と書いてたんですが、
ちょうど２月初旬だしということで、ついに最近購入しました！
（月990ポイントでNHKの作品が見放題というもの）

U-NEXTって毎月ポイントが付与されるんですけど、
（見放題以外の作品はこれを消費することで観ることが出来る）
そもそもポイント使う場面もあんまりないしで、
月990ポイントでNHK作品見放題なら、まぁ全然アリよな～と。

ですし、シーズン１を観ていた『作りたい女と食べたい女』の、
シーズン２をやっているというのを最近知り…。

当初はまぁ、「へ～、１も結構好きだったし観たいな」ぐらいだったんですけど、
なんと、“ハロプロ顔”の記事（要するに私の好みの顔）でも触れました、
櫻坂46の“藤吉夏鈴ちゃん”が、今シーズンには出演しているということで！

これは観たい！となって、NHKパック購入に至ります。

確かシーズン１も２も10話・10話で、全部合わせると20話。
で、U-NEXT上では今のところ19話まで配信されてるのかな？
そんで直に最終話の20話も配信されることでしょう…。
（シーズン１は２月末で配信終了…みたいな赤字を見た気がするので、
　観たい方はぜひお早めに…）

このドラマの比嘉愛未さんがすごく好きなんですよね～。
シンプルにビジュアルがとっても好み。

というか、この作品での髪型が一番似合ってるのでは？と思う。
スッとした細面な輪郭されてるので、ふわっと横に広がるゆる巻きのボブがとってもお似合い。

『作りたい女と食べたい女』は実写化大成功という話

このドラマ、元々は漫画原作で、
自分自身、漫画の方もチラッと最初の方だけ読んだことあるんですけど、
この作品については実写化大成功ですよね。
（と、さして原作読んでないのに言うのもアレかもですが）

このドラマを観ていて改めて思うのは、NHKってドラマ制作が上手いですよね。
（でも大河の実況トピとか見てると、そうでもないのかな(笑)）

なんていうか、丁寧に作られてるな～と思うし、
そもそもスポンサーというものがないので、そうなるのも必然なのかもしれませんが、
“媚び”というものを感じない(笑)

まぁでも、スポンサーのあるなしだけで、ドラマの善し悪しというか、
そういう視聴者に対する“媚び”みたいなものを消し去ったりは出来ないですよね。
なんで、やっぱシンプルにドラマ制作に長けてるんだと思います。

ほんとにガチでテレビ捨ててて、受信設備ないってきちんと連絡してんのに、
しつこく転居先まで訪問してくるので、NHKそのものは嫌いですけど(爆)

『作りたい女と食べたい女』は気持ち悪い？

このドラマ、実写化成功や～んと思うのは、
『作りたい女と食べたい女』のタイトルで検索をかけると、
必ずと言っていいほど、検索候補に「気持ち悪い」のワードが出てくるからというのもあり…(爆)

ラストにめっちゃ腹が立ったとかでない限り、
それなりに愉しんで観ている作品のネガティブ情報を
自ら拾いにいこうとは思わないタチなんで分かんないですけど、
これ、ドラマに対する感想ではないですよね？きっと…。
それとも皆さん、ドラマ版に対しても「気持ち悪い」って思ってんのかな(笑)

で、自分がそうとは思わない、ドラマは成功してるよねって思うのは、
自分自身、原作漫画のみを読んだことのある段階では、
この「気持ち悪い」って感覚が、なんとなく分かってしまったからなんですよね。

“春日さん”という奇妙なキャラクター

実写ドラマだと可愛い役者さんが演じてらっしゃるので、際立って引っ掛からないというか、
漫画よりもマイルドになってるな～、実写化成功だなぁと思ったんですけど、
この作品の“春日さん”というキャラクターが“男女”に思えると…。
これが「気持ち悪い」の主な要因なんじゃないかなぁと。

漫画だけ読んでると、「いや、春日さん別に男でよくね？」って思っちゃうんですよね。
“春日さん”というキャラクターが、
男性の代替品みたいな形で消費されてる感覚に陥ってしまうというか…。

それを百合・GL作品として描かれると、なんか違くない？と思うし、
そもそもGLに限らず、
「いや、こんなのもはや乙女やないけ」「女子でええやろ」ってBL作品も好きじゃないです、自分は。
それをわざわざ男×男で描く必要性を感じない……ってか、
読んでる・見てるうちに、もはやショートカットの女子にしか見えなくなってくるし(笑)

別に、化粧っ気のない、シンプルでメンズライクな服装が好みな女の人がいたっていいし、それで“女性を捨てた”とも思わないし、
何でも美味しそうによく食べる人は、性別問わず魅力的だとも思うけれど、
“春日さん”の、クマさんみたい（言葉を選ばずにいうとレスラー体型(爆)）な体型だったり、
あとは食べ方ですかね…、
別に大食漢なことは先の通り素敵なことだけれど、
あんなに大口開けて食べなくてもというか…。

つまるところ、そこまで男性的な要素を盛るのであれば、
ほんと男性キャラでよくね？ってなるという…。
もはやイラストの春日さんを女性たらしめてるものって、長髪しかないじゃないか(笑)
なんなら、そんな風体の春日さんが、
死ぬほど乾かすの面倒くさいロングヘア―にしてることが奇妙でしゃーないわ(爆)

つい最近Xで流れてきて、あ～分かる…となったポストに、
「ノンケの思うビアンにおわせと、ビアンの思うビアンにおわせ」みたいなのがあって、
それの違和感に近いかも(笑)

「これって百合作品なの…？」みたいな違和感、気持ち悪さかな。

春日さんがちょっと可哀想

あとは、そんな風に“春日さん”というキャラが、「もう男でええやん」って感じだし、
そのお相手の、春日さんに「料理を食べてもらいたい！」な“野本さん”が、
春日さんの食事中、あんまりにもじーっと凝視しているのもな…。

フツーに食事中、
相手は食べずに、ひたすら自分の食事風景をじーっと見られてるのって、
結構不快だと思うんですよね(笑)

なんで、そういう違和感のある要素を盛られて、
「不快じゃない？」って状況に置かれたりして、
そんな“春日さん”ていうキャラクターが、
意思のない、野本さんにとっての“都合のいい人形”みたいに扱われている感じが、
検索候補の“気持ち悪い”に繋がってるのかなぁ～と…。

ドラマ版はとってもおすすめです！

とまぁ、ここまで散々ネガティブなことを書き連ねてきましたが、
冒頭に述べたように、ドラマ版は、
それらの違和感を上手～くマイルドにまとめ上げてくれていて、
（というかキャストさんの力が大きいかな）
気負いなく観られて、シンプルに癒される…、
『きのう何食べた？』の女性版のような感じに仕上がってますんで、
ドラマ自体は結構おすすめです！

そして文字数増えてきて割愛せざるを得ませんが、
シーズン２の夏鈴ちゃんは言うまでもなく、とっても良かったです！

特別演技めちゃうま！とかではないですけど(爆)、
スポーツミックスなコーデだったり、ふわふわパーマヘアだったりが、
めちゃくちゃハマってて可愛くて…。

夏鈴ちゃん演じる“南雲さん”のキャラも相まって、
ほんと、「どこの野良猫なん…？🥺」て感じでした(笑)
（個人的最高シーンは、お隣のベランダからのひょっこりはんと、
　停電からのおどおど登場シーンです。
　アンタ……拾われるよ…!!😭）

まぁ最近の視聴歴はそんなところ…。
そして昨日からは、まさにNHK作品の、
ずっと観たかった『透明なゆりかご』を観始めました～。
まだ１話しか観ていないけれど、超おもしろい！さすがNHK(爆)
（子供１ミリも好きじゃないのに(爆)）

さて、せっかくNHKパック購入したんで、
２月はこのままバリバリNHK作品観倒したいと思います。