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『透明なゆりかご』を観たって話

藤吉夏鈴ちゃんが可愛い『作りたい女と食べたい女』シーズン2

先日U-NEXTの“NHKパック”なるものを購入しまして、
絶賛NHK作品を観まくっている(というほど観られてもいないけれど)最中なんですが、
取り敢えず『作りたい女と食べたい女』は、きっちり最新話まで視聴済みです。

櫻坂46の藤吉夏鈴ちゃん演じる“南雲さん”のいきなりのタメ口化と、
オンラインお話し会(もはやそれにしか見えないビデオ通話)の開催にビビリましたけど(笑)、
普段の夏鈴ちゃんとは大分違う雰囲気の喋り方が新鮮で可愛くて、
終始「😊」て顔で観てました(笑)

最新の23話かな?では、ともさかりえさん演じる“ヤコさん”のお家で、
夏鈴ちゃん(南雲さん)も混ざってカレーパーティーしてるんですけど、
比嘉愛未さんやともさかりえさん等々、
年上のお姉さん方に囲まれてニコニコしてる様が、
“親戚の集まりに連れて来られた子”みたいで、めっちゃ可愛かったです(笑)

普段は割かしクールで切れ味の鋭いコメントしてるイメージなんで、
ドラマ内の“借りてきた猫”状態な夏鈴ちゃんがとっても可愛い。

ドラマそのものも、
1話15分というコンパクトな尺だからというのもありますけど、
ここまで全話、ダレたり飽きたりすることもなく観続けられてます。


『透明なゆりかご』を観終わりました

で、NHKパックを購入したということで、
ずっと気になっていた『透明なゆりかご』を観ました!

先週の記事で「観始めました」と書いてたんですが、
確かそう書いてから、その3日後ぐらいにはもう観切ってたんじゃないかな。
それくらい面白かったですし、
引き込まれて、次、次…って一気に観切ってしまうような作品でした。

す~ごい作品ですよね…。
大概、医療系のドラマって、
「嫌な予感…」ていうハラハラする展開があって、そっからの生還・リカバリみたいな、
そこの感動を味わわせるものが多いかと思うんですけど、
この作品に限っては、
「嫌な予感…」から、容赦なく最悪のケースに至ってしまったりするという。

エッセイコミックというか、
実体験を基に描かれた漫画が原作だからなんですかね。

で、そんな風に、内容自体はなかなかにハードだし重たいんですけど、
不思議と視聴後は、どんより…鬱々とした気分…とはならないんですよね。
「あぁ、もうほんと辛い」って泣きながら観ていても、
それでも最後は不思議に爽やかな気持ちで観終われるというか。

爽やかって言っても、スッキリ爽快!みたいなんじゃぁ当たり前にないですけど。
なんていうか、心が浄化されるような気分というか。

かなり重たい内容なのに、
最終的には、広告画像まんまの静謐な印象の作品にまとまっているところが、すごいな~と思いました。


清原 果耶ちゃん、素敵な女優さん

そんでもって、やっぱり主演の“清原 果耶ちゃん”がすごいですよね。
重たいのに爽やか…って、そういった印象の作品に仕上がっているのには、
清原果耶ちゃんの影響がかなり大きいように思いました。

ひたむきなキャラクター性のシーンの演技と、
それでも歳相応の愛嬌というか、
無邪気で憎めない、和ませてくれるキャラクター性のシーンの演技と、
そのバランスが絶妙だなぁと思いました。

コミカルな演技がいきすぎてても、作品全体のテーマから浮いてしまうだろうし、
といって、静かな方がいきすぎていれば、
観終わった後のあの清々しさには繋がらなかっただろうし…。

この作品当時はまだ10代とかですかね?
ほんとすごい女優さんだ!


以前何かのドラマで観たときは、同級生の女の子たちをバサバサ殺していくという(爆)、
(しかも自分の手は汚さずに、同級生に指図してやらせるという鬼っぷり)
超絶サイコ美少女みたいな役をやられていて、
それまた「めちゃくちゃハマリ役だな~」と思って観ていたんですけど、
今回は今回で、まったく対極的な役柄なのに何の違和感もなく。

なんか勝手に“尾野真千子さん”みを感じながら見てました。

尾野真千子さんも、まぁ…
あんまり良くない印象のスキャンダルもありましたし、
清原果耶ちゃんについても、あんまり良くない噂を目にしたことがあって、
正直そこまで好意的には思っていなかった女優さんだったんですけど、
おふたりとも作品を観てしまえば、
それらを払拭してしまうだけの魅力があるというか。
(ぶっちゃけ、果耶ちゃんの噂については真偽不明なのでアレですが)

「プライベートのことはまぁどうでもいいか」ってなるぐらいの演技力…
も、もちろんそうですし、
なんか惹き付けられる魅力のある人だなぁと思います、おふたりとも。

お顔立ち自体も似てるよなぁと思います。
安定感があって、どの角度から撮っても綺麗で、
鼻筋がかなりしっかりしていて、
男性として生まれてきても美形だったろうな~って感じ。

とにかく、サイコ美少女ぶり(爆)の清原さんの作品でしたが、
とっても素敵でした。


とっても可愛い“酒井 若菜さん”のお母さん

あと、清原果耶ちゃん演じる“アオちゃん”の母親役として出演されていた、
“酒井若菜さん”もとっても良かったです。
果耶ちゃんの次に印象に残ってるかも。

初見の“アオちゃんママ”の印象が、若々しくて可愛すぎて(笑)、
最初は「は?母親…?母親とは…?」ってなってたんですけど。
(マジで中盤の過去エピソードまでは、
 何某かの事情でアオちゃんを引き取った、
 血の繋がりのない“保護者”なんじゃないかと疑っていたぐらい(笑)
 それくらい若くって可愛いママ)

で、そういう風に見た目が乖離してるケースって、
大抵最後まで「いやいや、やっぱないわ…」て感じで終わっちゃうことが多いかなと思うんですけど、
酒井若菜さんの“お母さん”に関しては、そんなことはなく。

最後まで見た目はとびきり若くて可愛いママでしたけど(笑)、
「すっごくいいお母さん」て感情で終われました。
ちゃんと“お姉さん”じゃなくて“お母さん”。


と、まぁ『透明なゆりかご』に関しては、そんな感じですかね。
とってもいい作品だっただけに、
個々のエピソードについては、あれこれ語る気にもならないかな…。

強いて挙げるなら、由比先生の、
「分かろうとする気持ちが大事だと思ってます」みたいな発言は、
ほんとその通り…って、涙しながらうんうん頷いてました(笑)
何でもそうですよね、
本当のところなんて、全く同じ経験をした人しか分かるわけないんだから。


『透明なゆりかご』も観終わり、
購入したNHKパックは一先ず2月末までなんで、
2末まではまた何かNHK作品観たいな~と思ってるんですが…。
今のところ気になっているのは『お別れホスピタル』
また病院ものかいっていう(笑)
(え、てか今調べてたら、原作者さん一緒やないかーい)
岸井ゆきのさん好きなので。

取り敢えず、引き続きNHKドラマを愉しんでます。

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