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【仕事の話②】探究的な学習とはなんだ

22日目です。




教育がらみの勉強をしているのですが、

何から手を付けたら良いのかわからないという、

進研ゼミの無料漫画の学生の初期の悩みみたいな状況になっております。

進研ゼミ

僕もトランペット吹きたい!(吹けない








話は変わりますが、

いまさら人に聞けない」シリーズってご存じですか。(シリーズなのか知りませんが)

以前noteを書いたのですが、



エリート集団が巣食う、投資銀行部門の魔窟に突然放り込まれた私は、必死にここら辺のシリーズをよく読んでいました。




「いや、”いまさら”とか言ってないで人に聞けよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

人に聞けるほどのレベルのベース知識がなかったので・・・





という訳で本日の掲題、

日本語的にぼんやりはわかるが、

詳細をわかっていないワードを調べていこうと思います。

題して「人に聞く前に、調べてみよう」のコーナーです。



本日のテーマは「探究的な学習」です。



概要

探究学習とは

「 1960 年代から 1970 年代にかけて科学技術の飛躍的進歩に伴い、増え続ける知識量の中で、人間の知的発達をどう効果的に進めるのかという問題意識」のもとで展開された学習方法でシュワブ(Schwab, Joseph J. , 1909-1988)という人物が提唱したもの
探究という用語がいつ学習指導要領に登場してきたのか。この問いのもと、学習指導要領を点検すると、特定の学習方法として意味を持った単語として探究が登場したのは 1969 年の「理科」の中学校学習指導要領である
出所:「探究的な学習」の歴史的形成について― 高大接続改革に向けた基礎理解の研究 ―(蒲生 諒太)


日本で「探究的な学習」というワードが広がったきっかけは

平成20年1月の中央教育審議会答申において
・総合的な学習の時間の必要性と重要性の再確認。
位置付けの明確や、横断的・総合的な学習や探究的な学習の明確化が提言

上記提言を受け、改訂された(ワードが合っているかわかりませんが)学習指導要領が告示、

平成20年3月:小中学校学習指導要領告示(平成21年4月~先行実施)
平成21年3月:高等学校学習指導要領告示(平成22年4月~先行実施)

上記、改訂告示された学習指導要領において、「総合的な学習の時間」が独立し次のように記載された。

横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに、学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的、協同的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにする。

という感じでしょうか。

出所:「総合的な学習の時間について」(平成27年12 月8日教育課程部会生活・総合的な学習の時間ワ ー キ ン グ グ ル ー プ資料6)
出所:「探究的な学習」の歴史的形成について― 高大接続改革に向けた基礎理解の研究 ―(蒲生 諒太)

総合的な学習の時間の概念については以下の通りです。

総合的学習の時間 概念


それで「探究的な学習」って何だろう

探究的な学習とは、図のような問題解決的な活動が発展的に繰り返されていく一連の学習活動である。
①【課題の設定】 体験活動などを通して、課題を設定し課題意識をもつ
②【情報の収集】 必要な情報を取り出したり収集したりする
③【整理・分析】 収集した情報を、整理したり分析したりして思考する
④【まとめ・表現】気付きや発見、自分の考えなどをまとめ、判断し、表現する

探究的学習

つまり、

・課題を発見し

・PDCAサイクルを回し

・対外的に発信活動を行う

という感じでしょうか。社会人の基礎力が養成出来そうな感じですね。

受動的な授業から生徒が能動的に取組み、色々試行錯誤して取り組んで、様々な”気付き”を得る、それが学習範囲に入れられたという感じでしょうか。


諸々の出所は以下


実例

実例


詳細な実例は以下、

PDF開きますが、文科省のHPなので大丈夫だと思います。



課題

現場の先生が感じている課題事項としては、以下のデータがありました。


画像5

出所:探究学習白書


高校しか見つからなかったので、載せていますが、

「支援してくれる大学や企業が見つからない」

「生徒の授業に対するモチベーションが低い」

「十分な学習計画が作成できない」

ここら辺が気になりますね。



一応、「探究的な学習」というワードを調べるというテーマの為、

本論からそれてしまいますが、今勉強している資格が以下です。

キャリア教育コーディネーター

現場の先生を支援する方々を養成しています。



総論

私が中学校3年生の時に始まった(と思う)「職場体験」も総合的学習の時間だったんだなーとぼんやり考えています。



私は保育園に職場体験に行ったのですが、

一緒に行った友達は、実際に保育士さんになったりしているので、これも”気付き”の1つなのかなーと思っています。


ちなみに、私は保育園に職場体験について覚えているのが、

終わった後に園長先生と話していた時に、

「印象に残った、子供はいましたか?」と言われて、


周りの友達が「○○ちゃんです」「○○君です」と答えている中、

私だけ、具体名を出せなかったため、微妙な空気になったことです。










名前覚えるの苦手なんだもん。





ちなみに、証券会社は良いですよ!!

主要なお客様の名前を忘れても、「社長!」「先生!」で会話できることがありますから。





ちゃんと社会人になってからは、覚えていますよ・・・(念のため付け加えます)




ただただ、保育園のみんなと楽しく遊んだだけという、良い思い出です。





とまぁ、このフレームワークを続けてみて、基礎をおさえたいと思っています。

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