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【読書】アガサ・クリスティー⑤


アガサ・クリスティーの作品を紹介するシリーズ、第5弾です。今回も5冊紹介していきます。


今年に入ってからは初めてですね。アガサ・クリスティーはまだまだ読んだことのない作品があるので、地道に読み進められたらと思います。


これまでの本シリーズの記事はこちらから↓


21.クリスマス・プディングの冒険


「クリスマス読書」として既にnoteでも紹介している一冊です。上のリンクから記事をお読みいただけたら嬉しいです。


春が近づいている今、クリスマスまではまだまだ時間がありますが、クリスマス以外の時期に読んでも楽しめると思いますので、ぜひ。


22.予告殺人


題名が気になって手に取った作品です。殺人が予告されるとは、どのような状況なのだろうと思いました。


遺産の存在、怪しく見えるたくさんの関係者、思いがけない物的証拠。複雑な糸を解きほぐしていって真相が見えたときには、哀しく、何とも言えない気持ちになりました。


23.秘密機関


昨年末、クリスティー傑作選である『クリスマスの殺人』を読んだ際、その中に収録されている『牧師の娘』でトミーとタペンスに出会い、二人が大好きになりました。そこで、他の作品も読みたいと思って手に取りました。


「事件があって、探偵がいる」といういわゆるクリスティーの作品とは異なり全員が当事者なので、臨場感に溢れ、ページを捲る手が止まりませんでした


24.ポアロ登場


クリスティーの初短編集。ポアロものが14編、収められています。


短編は、のんびりしていると手がかりを見落として、解決のときにぽかんとなってしまうので、頭を使いながら慎重に読み進める必要があると感じました。雰囲気や人間模様が楽しめる長編も好きですが、謎解きがメインの短編も良いですね。


25.白昼の悪魔


リゾートで起こる殺人事件。容疑者がある程度絞られるので犯人が予想しやすいかと思いきや、その中の様々な人間関係に惑わされました。


「白昼にも悪魔はいるのです」というポアロの言葉どおり、素敵な場所で起こるひどい事件の対比が心に残る作品です。


★見出し画像紹介


コルチェスター城。ロンドンの北東に位置するエセックス州のコルチェスターにあります。11世紀後半、ウィリアム1世の命により建てられた、ノルマン様式のお城です。


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