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煉獄上司(新人登竜門「報連相」)

こんにちは。
2023新卒教育3ヶ月目に入りました。以前、Z世代新人はテンプレートに依存してしまっていることを書いたのですが、またもや厄介な問題が出てきましたのでその辺を書きたいと思います。

新たな問題とは新人が質問できないことです。
これは本当に困ります。いつまでも悩んでいて先輩たちに質問しないもんだから退社時の日報では作業進捗ゼロ。

先輩たちが気付くまでアクションを起こさない状態で、新人の登竜門である報連相を未だ発動できないでいます。

会社は仲良しグループの憩いの場じゃないし友達になる必要もない、感情なしで事務的に聞けば良いと言っているのですが、ハードルが高くてできないとのことでした。

さらに厄介なのがリモートワークにおいてこの問題が顕著に出てるのです。
リモートの場合、定例進捗会議は朝の1回だけでそこでしか先輩たちと会話するチャンスがありません。
それ以外は自分で先輩を捕まえて聞くしかないのですが、相手の顔が見えないということで聞くタイミングが分からないとのことでした。

対策として週に何日か出社するようにしたところ、良くなるかと思ったら対面の方がもっとダメでした。(もう泣きたいです)
先輩たちの仕事全開オーラの前に後ずさりしてしまうのです。
しょうがないので出社でもチャットツール使って質問するようにしました。出社して目の前にいる先輩たちに対してチャットで質問するのはまるでコントです。

近年、質問できない(人に話しかけられない)新人が増えています。コロナ禍により学生時代に対面を禁じられた世代にとっては会話することが苦手らしいのです。

自分から話しかけられないということは必然的に受身体質となります。
シーンとしているオフィスで、新人の「ハァ〜」というデカい溜息と「うーん」という唸り声がまるで私をかまってコールかのように響き渡り、ようやく先輩たちが新人の異変に気付くのです。

こんな状態が長く続いて良いわけがありません。
新人はまずかまってちゃん症候群を取り払うこと、先輩たちは忙しくても定期的に新人の様子を見ること。
お互いに寄り添う必要があるのです。

というわけで、私は先輩たちと新人を歓迎会という名目で居酒屋へ連れ出しました。
まずは距離感を詰めないことには会話もへったくれもないですからね。

で、
私は飲みの席で新人の恐ろしい態度を見ることになるのです。

な、なんと、
みんなとの会話に入れずスマホをいじってるではないですか。

もちろん最初は気を遣って新人に話を振っていたんですよ。そのうちみんな酔っぱらって好きに話し出します。
で、その輪に入れずスマホいじりというわけです。

さすがにこれには参りました。
ある程度のコミュニケーション能力は会社、いや社会で生きていく上で必要なものです。

せめて相づちだけでも打っていれば、先輩たちだって酔っぱらってもそこそこ気にしてくれます。でもスマホ出しちゃったら先輩たちだって面白くないわけです。
なぜそのことに気付かないのでしょうか。

おめでたい席なのでそのまま流しましたが、数年前から新人を受け入れて初めてのケースだったのでショックでしたね。

もちろん新人ですからある程度は大目にみます。でもさすがにスマホいじりには引きました。昭和スタイルとあまりにも違いすぎるんです。

Z世代だろうがゆとりだろうが、もう大人なんだから最低限のマナーは押さえてほしいなと思った次第です。

まあ、腰掛け入社が当たり前になってきてますからね。会社の人間関係なんてのは意識しないのかもしれません。詳しくは↓

嫌なら辞めれば良いんですから。

このままだとこの新人はああなってこうなって、、、だいたいの想像がつきます。悪い想像です。
この子のことを本当に思うなら、今、矯正しないともうチャンスはないだろう。そう思うんですけどね、なんとかハラスメントだったり、辞めてしまうんじゃないかと考えるとなかなか言えないんですよ。

昭和スタイルの方が良かったと思いますね。
ある意味、新人にとって今の時代って残酷なのかもしれません。

あーそうそう、来月は会社で納涼会があるんですよ。
新人は間違いなく不参加だと思います。そこを参加するように説得するか、やめておくか、悩ましいところです。

というわけで今日はこの辺で。
ではまた。

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