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喘息プログラマー(IT業界で一発逆転) 後編

人って、ふとしたきっかけで変われるのです。

親に土下座して専門学校に行かせてもらいました。
バイト代貯めてパソコンというものを購入しました。電源の入れ方すら分かりませんでした。
C言語というものを習って、昼間は学校、夜は家でプログラミングしました。1日12時間はコード書いていたと思います。視力が落ちました。

おかげで入学から半年くらいで2人用のオセロゲームが組めるようになりました。(後に1人用に挑戦してAIの領域に足を踏み入れるのですが・・、また別の機会に)
専門学校2年生のときに腕試しで経産省のプログラミングコンテストに応募して入賞したのをきっかけに、学生ながらバイト先の企業で新人研修講師の仕事を依頼されるようになりました。

そして無事に専門学校を卒業し、超絶ブラックIT業界の門を叩いたわけです。

IT業界で生きていくために必要なもの、それは、

学歴?
そんなもんいりません。

運動神経?
いりません。
むしろ寝ないでプログラミングできる体力の方が大事。
(私は喘息持ちでハンデがあったので周りが遊んでいる間勉強して、技術力で勝負しました)

お金?
パソコン1台とインターネットさえあれば誰でもはじめられます。

そう、IT業界で生きていくために必要なものは
「気合い」と「根性」と「世あたり上手」です(笑)

嘘だろーと思われるかもしれませんが本当です。
IT業界は日進月歩どころか、秒進月歩の世界。
常に勉強していないと生きていけません。
どんなに疲れていても勉強しなければなりません。仕事終わってから勉強するんですよ。そんなもん疲れてできるわけないじゃないですかー
ってのは通用しません。
寝てしまったら周りに置いていかれるだけです。
土日も勉強です。飲み会行っている間に同僚は資格の勉強をしています。

勉強、勉強の毎日。
気合いと根性で乗り切るのです。

それと世あたり上手、ネゴシエーションですね。
要は会社の政治にうまく乗る必要があるということです。
技術だけあってもまつりごとに参加できなければ年収はなかなか上がり辛いわけです。
これについては若い頃は分からないんですけど、重要な仕事を任されるようになると自動的に政治が絡んでくることが多いので、まずは周りと差別化できるスキルを身につけて重い仕事をできるようになることですね。

というわけでそんなこんなで20年が過ぎて、私は今でもIT業界にいます。
日々、未来を背負う若手たちに技術を継承するべく管理をやりながらコードも書いています。

人生なんてなにがあるか分かりません。
親ガチャなんて言葉を聞きますが、人生を変えたい、一発逆転したいならIT業界をおすすめします。
典型的なハイリスクハイリターンではありますが、体ひとつあれば始められます。

ブラック企業だらけじゃないかーとよく言われるのですが、はい、それは否定しません。事実です。
私も最初の会社はブラックで地獄でした。

しかしながら、
そもそもハイリスクハイリターンですのでそこは覚悟があるかどうかだと思います。

私は惰性の人生を変えたくてリスクを取って飛び込みました。
結果地獄を見ましたが、今の生活はIT業界じゃなければ確実に手に入らなかったと思っています。

IT業界ならスキルさえあればどこにでも飛んでいけます。
パワハラとか何かアクシデントがあったときにスキルさえあれば転職しやすいです。
スキルを得るための3~5年間は地獄ですが、その先には天国が見えるのです。

そんなわけで、今日は一発逆転の話をしました。

今、迷走していてどうしたら良いか分からなくて辛かったら、プログラミングスクールに通うのではなく、ハローワークのITスキル系の職業訓練を受けてみましょう。そして何か見せられるもの(WEBアプリケーションやスマホアプリ)を作ってみましょう。
※今の時代、パソコン1台あれば無料でプログラミングできます。

それがおもしろいと感じたら・・、あなたにはプログラミングセンスがあるかもしれませんよ。

ではまた。


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