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エルサルバドルのトレラン パート2
過去記事でコーヒー農園を走るトレランについて投稿しましたが先日別の大会に出てきましたのでそのレポートになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716783576411-lJASlitGym.jpg?width=800)
相変わらずコーヒー農園
今回のコースにもコーヒー農園が組み込められていました。最初は素敵だな、エルサルらしいなと思っていましたが、こうも続くとエルサルは少し標高の高いところにはコーヒー農園が必ずあるのでコースに組み込まざるを得ないんではと気づきました。
坂がえげつない
急激なアップダウンを繰り返すコース設定でした。
企画者が中南米横断トレイルなどの経験者なので、コース設定がかなりチャレンジングでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1716783452984-QOkOqKOLj9.jpg?width=800)
番犬に襲われる
今回一番やばいと思ったのはコーヒー農園の番犬に襲われたことです。私有地をかしてもらって走っているのでいたしかたないのですが、18km地点、掘っ立て小屋を横切ると
「ウーワンワンッ」
「ギャンギャン」
と後ろの方から聞こえ、どんどん声が近くなってくるではないですか。
番犬が4匹、怪しい侵入者が来たと思い追いかけてきました。
目も血走っていて、怪しいものは噛みついてやろうという気迫を感じます。
「やばい…」
18km地点、コースを間違えて2kmほどロスしていたので20kmくらい走っていたあと、しかも激坂をこえたあとのちょいきつめの坂。足が思うように動かず、かといって止まったら絶対にやられると本能で感じる犬の気配でした。
「こらー!!!」
試しに日本語でどなってみると犬の動きが一瞬止まるではないですか。
といっても効果は2秒ほど、すぐに追ってきます。
「やばい距離をつめられてきた…」
「こらーこらーこら!」
3連発で叫びます。先ほどより長い時間停止してました。
そのすきにまた距離を離します。
体力も限界に近づいてきたその時、飼い主が気づき大声で犬に叫びます。
「やめ! こっちこい!」
数匹はそれでやめましたが残り一匹はまだ自分の任務を果たそうと追いかけてきます。
この時期はマンゴーシーズンでコースにマンゴーが大量に落下していましたのでマンゴーを犬に投げます。するとようやくあきらめ飼い主のもとに戻ってきました。
優秀な番犬との闘いで足もつかい、へとへとで残り5kmかなりきつかったです。
おわりに
エルサルの大会、興味のある方、トレラン海外旅行が趣味の方、南米横断中バックパッカ―の方、出張時にトレランもついでに走りたい方。
大会情報を共有できますのでお気軽にご連絡ください。
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