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飛び込み営業で学んだことと、私の成長の軌跡

経歴図(高校卒業から専門学校中退までの流れ)

2012年3月:高校卒業(19歳の年)
2012年4月:鍼灸の専門学校入学(19歳の年)
2014年3月:専門学校中途退学(21歳の年)

  • ラウンジB勤務(18~20歳、20歳の誕生日に退職)

  • 20歳の年:高級クラブで単発勤務など

  • 21歳の年:専門学校休学中、飛び込み営業に挑戦

  • 数ヶ月後、飛び込み営業退職

飛び込み営業の経験と、自分の成長の軌跡

2012年、私は通信制の高校を卒業し、鍼灸の専門学校に進学しました。しかし、次第に「この道は自分の求めているものじゃないのかも」という思いが強くなっていきました。美容系に惹かれていた自分にとって、鍼灸がピンとこない感覚がどこかであり、そのために休学を決意することになります。そして21歳の年に、飛び込み営業の仕事を始めました。

飛び込み営業の世界

飛び込み営業は、完全にルート型の営業スタイルで、ヤクルトの定期購入を促すものでした。毎朝、大きなおにぎりを持って、電車で1時間かけて静岡市まで通う日々。独り立ちして初めて契約を取った時、先輩がお祝いにラーメンを奢ってくれましたが、そのラーメンが脂っこくて気持ち悪くなり、帰りの電車は地獄だったことが思い出に残っています(笑)

営業は、完全な飛び込み型で自宅や企業に訪問し、商品の契約を取るのが仕事でした。美容系の商品を勧めた時、あるママさんが「お姉さんが言うなら説得力あるわ」と契約してくれた瞬間、それが特別な喜びとなりました。「私だから契約してくれたんだ」と感じて、営業のやりがいを強く感じた瞬間です。

契約の喜びと内心の葛藤

実際にはその商品、私は自分では飲んでいませんでした、ごめんなさい(笑)でも、相手に商品の良さを伝えるために一生懸命勉強し、説明をした結果、契約に至ったことが本当に嬉しかったんです。その瞬間の喜びは、どんな努力にも報われる価値があると感じさせてくれるものでした。

飛び込み営業は自分にとっても大きなチャレンジであり、「契約を取る」という具体的な成果が目に見える形で現れることが、何よりのやりがいでした。自分の行動が結果として現れる瞬間に、「私だから契約を取れたんだ」と実感し、それが私の中で強い達成感として残っています。

社長との思い出

そんな飛び込み営業の会社には、実際に悪い噂も流れていました。社長や会社の運営方針に疑問を抱く人も多く、ネットでの評判も良くありませんでした。しかし、不思議なことに今、私は社長に対して良い印象を持っています。ネットワークビジネスの要素もあったかもしれませんが、20歳そこそこの私にとって、この経験はとても貴重で、多くのことを学ばせてもらったという感謝の気持ちがあります。

名前はもう思い出せませんが(笑)、もしもう一度会えるなら、「あの時のおかげで、今の私があるんです」とお礼を言いたいです^^💙。振り返れば、あの経験があったからこそ、私のその後の人生にも大きな影響を与えたと思います。

次へのステップ

そして、この経験を通じて、私には「自分で動くことで何かを掴む力」が身についてきたんだと感じています。この時期に、自分から飛び込む勇気行動力が育まれた気がします。それが後の道へと繋がっていて、そして、この経験が私にとって、後のキャリアを選ぶ上での重要なターニングポイントになったことに、今になって気づきます。

続く…

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