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自分の中のエンジン。

前回アップした関連投稿。

前回投稿は、
切り抜き溜めた新聞記事が
処分できなかったという内容だった。

その後、
様々な葛藤はあったが、
最終的にすべて処分することができた。

今回は、
記憶しておきたい、
みなさまと共有したい、
と思った切り抜き新聞について書く。

朝日新聞の天声人語(2021.1.11)
内容は、ムロツヨシさんの若き日のエピソードを基に
筆者が成人の日に成人になる者に対してエールを贈るもの。

以下概略。

数学が得意だった。
東京理科大学の数学科に入学した。
しかし、授業についていけず不安に陥る。
そんなときファンの深津絵里の芝居を観る。
「僕もあっちに行きたい!」と思う。
そして大学をやめる。
根拠のない自信で走り出した。
しかし芽は出ず。
日雇いバイトばかりで気付けば25歳。
ある日、涙が止まらなかった。
それから自信とプライドをかなぐり捨てる。
「僕を使ってください」
みっともないくらいに走りまわった。
あのときがあったから今がある。

そんなムロツヨシさんのエピソードに対して、
筆者はこんな言葉を述べている。

たしかに根拠など気にしたら、
自身は持てない。
だって経験がないのだから。
しかしその自信は
どこかでくじかれる運命にある。
だって根拠がないのだから。
それでもなにかエンジンを身につけることで、
人は前へ動き出すことができるのだろう。

朝日新聞 天声人語2021.1.11


続けて、筆者はエンジンの大切さを述べる。

自分のなかのエンジンを探りたい。
「夢」というと気恥ずかしければ
「好き」「こだわり」という言葉もある。
空回りもむだではない。
ムロ青年にとって「根拠なき自信」の時期が必要だったように。

朝日新聞 天声人語2021.1.11


「好き」「こだわり」は
まさに「生きがい」といえる。
そう思うと心が浮き立った。

生きがいをエンジンに前へ!前へ!動き出そう。



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