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KinKi Kids「夏の王様」のPVが近未来的すぎたので色々考えてみた

昨日、YouTubeのおすすめにKinKi Kidsの「夏の王様」が出てきたので見たのですが、あまりにも曲の世界観とかけ離れた近未来的なPVでツッコミどころ満載でした。

そういえば90年代後半から00年代初頭のJPOPって、こういう近未来的なPVが多かったと思うので、当時のヒット曲等を紹介しつつ、何故、この時代のPVは近未来的なのか考えたいと思います。

まずは簡単にKinKi Kidsのプロフィールから紹介したいと思います。日本国民なら今更いうまでもないと思いますが

ジャニーズ事務所所属の堂本剛、堂本光一から成る二人組のユニットです。1997年「硝子の少年」でデビューし、いきなりミリオンセラーを記録しました。
以降、リリースされたシングルはヒットを連発し、バラエティ番組でも10代から冠番組を持つなど、誰もが認める国民的アイドルだと思います。
アイドルですが、自ら作詞作曲するなど、音楽的な才能も持ち合わせています。
剛はENDRECHERIという名前でソロのシンガーソングライターとしても活動してますね。光一はSHOCKなどミュージカル俳優として活躍しており、それぞれ個々でも活躍しています。
ちなみに私が好きな曲は「ジェットコースターロマンス」「Hey!みんな元気かい?」です(笑)

さて、今回のテーマ「夏の王様」ですが、2000年の6月にリリースされています。「もう君以外愛せない」とのダブルA面でした。この曲も名曲ですね。

これから夏が始まるぞ!って時にリリースされててタイトルも曲調も夏にぴったりです。炎天下のビーチで聴きたくなるような感じです。しかしPVがちょっと??な感じなのです。


いやいや、絶対違うやん!絶対海で歌うやつやん!
何故こうなった!!

皆さんこう思ったかと思います。Youtubeのコメント欄もそのような突っ込みがチラホラ見られました(笑)

このような世界観のPVってこの時代多かったように思います。当時のヒット曲を紹介していきたいと思います。


私が真っ先に思い浮かぶのはラルクアンシエルの「NEO UNIVERSE」です。

うん。近未来。この時代はPVに効果音入りがち。リリースは2000年の1月。

GLAYの誘惑なんかもそうですね。

これは98年リリースです。この時代のバンドは円になってその周りをカメラが回りがちです。あと謎の外人の女性が出がち。

90年代後半から00年代初頭を代表する浜崎あゆみ、宇多田ヒカルも近未来的です。

evolutionは01年1月、travelingは01年11月リリースでした。

そろそろカラオケに行きたくなってきました(笑)
まあこの辺までは分かるのですが、この時代のミスチルも近未来でした(笑)ミスチルの「君が好き」のPVをご覧ください。

感動的ですねー。名曲です。てかめっちゃSFやん(笑)

02年の元旦に発売でした。この曲はCDで持っていたのですが、1月1日発売だと何日か前から店頭に並ぶので印象に残っています。
このCDのカップリング「さよなら2001年」という曲がめちゃくちゃ好きです。

すいません。脱線しました。
見てもらった通り90年代後半から00年代初頭のヒット曲はこのようなPVが多かったです。挙げだしたらキリがないのでこの辺にしときます。

そもそもこの時代ってどういう時代だったのでしょうか。
IT革命という言葉が流行し、携帯電話の急速な普及など、テクノロジーが一気に進歩したような気がします。インターネットが普及したのもこの時代でした。
プレステ2やドリームキャストなどのゲーム機も話題になりました。
スターウォーズエピソード1やマトリックスが公開されたのもこの時代でした。

これまでアナログだったものがデジタルに変わっていって、今まで想像もできなかった夢物語みたいな世界が現実的になったのかなと思います。
近未来に対する憧れみたいなのが映像作品にも影響されているのかなーと思います。

モーニング娘。のLOVEマシーンの歌詞で「日本の未来は世界が羨む」と歌っているように、これからの時代に対する期待みたいなのがあったのでしょうか。
モー娘。のPVにも近未来的なのがあったような。。。(笑)

それを踏まえたうえで今一度KinKiのPVを見てみましょう。

うん。やっぱり違和感(笑)無表情でリモコンピコピコするのも謎です(笑)流行ってたとはいえ、やり過ぎ感がありますね。
この時のインタビューとかで誰か語ってるのとかありませんかね?(笑)何故こうなったのか知りたいです。

あと私が思うに、PVって今はYouTubeで簡単に見れますけど、当時ってテレビのトップ10紹介したり、ニュースで流れるときにちょっと見るだけでしたよね?PV全部見るってなかなか無かった気がします。音楽専門チャンネルとか、アーティストの公式のDVD買うとかしか無かったような。。。

今ほどPVの重要性が無かったのかなと思います。だからとりあえず流行りに乗っとけ!的な考えがあったのかもしれません。

今は音楽と映像の組み合わせってめっちゃ大事ですよね。


はい。特にこれといった結論は出ませんでしたが、30代にとっては懐かしさを感じれました。
また何か思いついたら書きたいと思います。





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