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再始動【2024/4/29】

昨年の秋口から長いあいだ懸かり切りになっていた動画制作を終えた。

ストーリーもキャラクターも編集も、今の僕にとっての全力を以て制作にあたり、その結果としてだいたい1,000人くらいの方に最終話まで通して視聴してもらうことが出来た。

投稿期間を通じて、沢山のコメントやいいねをもらうことが出来た。
本当にありがたかったのは、視聴者さんも僕と同じようにこの動画やキャラクターに対して「愛着」を抱いてくれていることを感じたことだ。
この「愛着」は僕にとってはそれなりのプレッシャーでもあったが、それ以上に勇気をもらうことができていた。

楽しんでくれる人が居るのかどうか。
一緒に面白がってくれる人が居るのかどうか。

たとえ趣味とはいえども、受け取ってくれる人の存在を感じられないと、創作活動はえらく孤独なものとなってしまう。
しかしこの動画を投稿しているあいだは、なんだかんだ言って僕は孤独ではなかった。このことは本当に胸に沁みるほどに感謝している。
出来上がった動画がどれほどの成果物になったのかは自分では判断できないが、視聴者さんから「よかった」とコメントをもらうと、僕も「作ってよかった」と思うことが出来る。

もちろんのこと、反省点は多かった。
今の僕が出来る全力を尽くしたつもりではあるし、相当の愛着をもって制作にあたったのだが、それでも出来上がったものがまず"自己満足"に堪えうる代物だったのかというと、そうではなかった。
自分の動画を見直すと粗ばかりが目立って発狂したくなる。

乗り越えなければならない課題はたくさんある。
・後半での要素や展開(ワクワク感や新しい驚きのようなもの?)の不足
・過去作と比較した時の、物語の構造の固定化(平たくいえば、マンネリ)
・ストーリーの要素に対しての”説明”や分かりやすさをどう確保するのか
 …etc

ここで一つ一つを詳述しても仕方がないのでこれ以上のことは書かないが、次に作る新しいものはこの課題群に向き合い、挑戦するものでなければならないと思っている。
少しのあいだ他のことに取り組んでみて、そこから新たなインプットを得ることが出来れば、次に作るものだってきっと変わってくるだろう。

この記事を読んでもし動画に興味があれば…
或る尼子家の物語(1) 時を駆ける義久【信長の野望 新生PK】 (youtube.com)


再始動


およそ8ヵ月近い動画制作の期間を終えて、ようやく別のことに取り組んでみようと思っている。

・小説を書いてみたい
・イラストを描けるようになってみたい

動画制作のために中断していたこの二つの目標に対して、改めて取り組もうと思っている。

小説について


小説については、昨年の夏に長編の第一稿を書き上げているので、これを見直して第二稿に仕上げてみたい。

これについて、第一稿の課題は自分の中で少し見えている部分があって、
・"お仕事小説"的な部分のリアリティの弱さ
・ファッションに関する記述の弱さ
・街中の描写の弱さ
こういう点を改善していきたいと思っている。

「"お仕事小説"的な部分の弱さ」については、関連分野のビジネス書や専門書を読んでみたり、ちょくちょくXを覗いてみたりして、その界隈を知り、雰囲気を少しでも取り込めたらいいなと思っている。

今日はこの本を読んでいた。

なかなかコアな本ではあるが、「人事」という領域が実は「会社という組織がどうあるべきか」という点に直結していることが分かった。

組織の中で、自分はどういった立ち位置なのか。
どういうことが求められているのか。
どういう行動をすればいいのか。
こういったことを考える上での指標を得ることが出来る本で、小説執筆のために読んだつもりだったのに社会人として普通に為になることが多かった。
読んでよかった。

「ファッションに関する記述の弱さ」については、メンズとレディース(嫁に頼んで買ってもらった)のファッション雑誌をいくつか買って読んでみた。
OCEANSとか、Oggiとか。
また、「街中の描写の弱さ」については、意図的にいろいろなショップやデパート、ショッピングモールに行くようにしたり、描こうと思っているような雰囲気の飲み屋に行ってみたり、そういうことに取り組みたいと思っている。

「ファッション」「街中の様子」
こういうことは、今まで大した興味をもって観察したことが無かった。
それがために、いざ小説として文章で表現しようとすると、どうしても適当になってしまっている気がする。
これまで何気なくやり過ごしてきた日々の出来事ではあるのだろうが、改めて別の目線で観察してみないと、ちゃんとしたものは書けないのかもしれない。
それに加えて言うと、僕のファッションセンスが壊滅的に悪いという点も大きな問題になっている。
小説を書きたいだけなのに、まずは人間性を磨かなければいけないのか?

イラスト練習について


イラストについても、日々、少しずつ練習している。
まずは僕の中で先生にしている【hide channel】の動画を見て顔の描き方を思い出すところからだろうと思って、
世界標準の顔の描き方シリーズ - YouTube
このシリーズから、リハビリをスタートしている。
まだまだ道は遠い。


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