ふぐ料理専門店 玄品

ふぐ料理一筋、40年。 国内外に約70店舗を展開する、ふぐ料理専門店「玄品」。 私たち…

ふぐ料理専門店 玄品

ふぐ料理一筋、40年。 国内外に約70店舗を展開する、ふぐ料理専門店「玄品」。 私たちの、これでもかっ!というくらいの並々ならぬ「ふぐ愛」を、綴っているnoteです。

最近の記事

想像以上の旨味の濃さを実感!「てっちり」の味の秘密を紐解く

てっさ(刺身)・ふぐ唐揚げ・焼き白子。「とらふぐ料理 玄品(以下、玄品)」では、さまざまなふぐ料理を提供しています。 「ふぐがこんなにおいしい魚だとは知らなかった…!」と多くのお客様の評判を呼ぶふぐ料理とは、一体どんな味わいなのでしょうか。今回は、担当ライターである私が、寒い季節の定番料理である「てっちり(ふぐ鍋)」を、実際にいただいてみました。 ふぐは遠い昔に食べた記憶があるものの、「てっちり」は初体験です。ドキドキしながら一口食べてみるとびっくり。 「ふぐってここま

    • ハンバーガーにメキシカン!?老舗ふぐ料理店が斬新なメニューを開発するワケ

      「とらふぐ料理 玄品(以下、玄品)」では、てっちり(ふぐ鍋)・てっさ(ふぐ刺)など、日本伝承の味とも呼べるふぐ料理を提供しています。 ですが、これまでに玄品では、「敷居が高い」と思われがちな日本料理の常識を覆す、驚きの商品開発を行ってきました。たとえば、イタリアンと融合させたふぐのコース料理や、ふぐハンバーガーにふぐらぁ麺。なかでも斬新だったのは、ふぐを使ったメキシカンのコース料理です。 近年、業界のリーディングカンパニーとしてひた走る玄品ですが、なぜ異色とも思えるメニュ

      • 「玄品」自慢の鰻メニューが誕生!リニューアル商品開発の裏側に迫る

        高級なとらふぐを安く・美味しく提供する「とらふぐ料理 玄品(以下、玄品)」では、季節限定の鰻メニューをリニューアルし、2024年4月に販売を始めました。 元々は昨年と同じメニューを提供する予定でしたが、急遽リニューアルを決め、急ピッチで商品開発・提供準備を間に合わせたそうです。そこで今回は、商品開発に携わったメンバー5名に集まっていただき、リニューアルの裏側について語っていただきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [取材・執筆・校正

        • 「ふぐ料理の認知度0」のマーケットを開拓!シンガポール店の挑戦

          6年前、玄品は海外進出の足がかりとして、フランチャイズで「とらふぐ料理 玄品(以下、玄品)」シンガポール店をオープンしました。しかし、コロナ禍の影響で、店舗は一時休業を余儀なくされる事態に…。 その後2022年に入り、玄品はシンガポール店の再起をかけて、もう一度動き出しました。数々の施策を打った結果、現在はお店の売上を回復させています。 そこで今回は、シンガポール店店長の濱田 太郎(はまだ たろう)さんに、どのように店舗経営を再度軌道に乗せたのか、詳しくお話を伺いました。

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          冬場の激務を乗り越えるチームワークの秘訣とは?アルバイトスタッフの本音を探る

          高級なとらふぐをリーズナブルに美味しく提供する、「とらふぐ料理 玄品(以下、玄品)」では、たくさんのアルバイトスタッフが働いています。多くの店舗は社員数名に対し、アルバイトスタッフが約10〜20人ほどと大所帯。実際のところ、どんな雰囲気でお店を営業しているのでしょうか。 今回は、梅田東通店 店長の岡島 孝彦(おかじま たかひこ)さんと、大学4年生の3名のアルバイトスタッフに集まっていただき、お店の雰囲気や裏話を伺いました。終始和やかな雰囲気で、笑いの絶えない座談会となりまし

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          「アルバイトからエリアマネージャーへ」輝かしいキャリアパスのリアルとは

          株式会社関門海(以下、関門海)では、それぞれにキャリアの異なる社員が、お客様の笑顔のために日々仕事に励んでいます。 今回取材した、経営支援本部 課長の藤井 裕一朗(ふじい ゆういちろう)さんは、学生時代のアルバイトを経て、関門海に入社した一人です。一般社員・店長・エリアマネージャーを経験し、現在は全社の労務・総務などのバックオフィスを担当している藤井さん。 一見すると、華々しいキャリアを歩んできたように思えますが、その裏では数々の苦労と挫折を乗り越えた経験があったのでした

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          「休みを取るのは当たり前」労働環境改革を進める、一飲食店の挑戦

          玄品は、3年前に労働環境の改革に踏み切りました。それは、規定された年間休日の徹底取得です。 今回は勤怠管理などの労務を担当する、経営支援本部 課長の藤井 裕一朗(ふじい ゆういちろう)さんに、以前までの働き方や改革に挑んだ想いについて伺いました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [取材・執筆・校正] 株式会社ストーリーテラーズ ヤマダユミ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 社員全員の年間休日取得を徹底近年、玄品では休

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          12組しか入れないお店が「関西ナンバーワン」に急成長!1年目店長の成功法則とは

          「玄品」は国内外で69店舗が営業しており、およそ1/3は関西地方に出店されています。近頃、その関西地方で急成長を遂げ、対予算比で売上・利益ともに「関西ナンバーワン」となった店舗があります。わずか12組しかお客様が入れないお店、祇園店です。 「まさか自分のお店が1位になるとは思っていなかった」と話すのは、店長の松井 悠祐(まつい ゆうすけ)さん。 松井さんは店長歴1年の若手社員で、普段は売上管理のほか、店舗スタッフの管理・育成を担当しています。 「玄品」のなかでも小型店に

          12組しか入れないお店が「関西ナンバーワン」に急成長!1年目店長の成功法則とは

          「魚を育てたい」入社16年目のベテラン社員が挑戦し続ける夢とは

          玄品には、「飲食業を通じてお客様を笑顔にしたい」「料理人として確かな技術を身につけたい」という想いで働く社員が多くいます。一方で、少し変わった動機で入社する社員もいるようです。 今回インタビューした商品製造管理部 外販通販加工部門の水野 雅仁(みずの まさひと)さんは、ふぐの外販商品の営業や新入社員の技術指導を担当するベテラン社員。 玄品に入社した理由を聞くと、「飲食店をやりたかったわけではなく…魚を育てたかったから」と想定外の答えが返ってきました。「魚を育てること」とは

          「魚を育てたい」入社16年目のベテラン社員が挑戦し続ける夢とは

          下積み無し!「初心者でも1ヶ月で料理人デビュー」という圧倒的な成長スピードを誇る、玄品の人材育成に迫る

          玄品では、新入社員が入社1ヶ月で料理を提供できるよう、キャリアプランが組まれています。料理初心者を、たった1ヶ月でどうやって一人前に育て上げるのでしょうか。 今回は新入社員の技術指導を担当する、商品製造管理部 外販通販加工部門の水野 雅仁(みずの まさひと)さんに、圧倒的な成長スピードを誇る「包丁技術の指導方法」について伺いました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【インタビュー/ライティング】 株式会社ストーリーテラーズ  ストーリーライター

          下積み無し!「初心者でも1ヶ月で料理人デビュー」という圧倒的な成長スピードを誇る、玄品の人材育成に迫る

          21歳で店長に!野心溢れる若手社員の葛藤と挑戦に迫る

          玄品には「まずやらせてみよう」という社風があり、多くの若手社員にさまざまなチャンスを与えることで、人材育成を行っています。 今回インタビューした、本町店の店長 横山 雄人(よこやま ゆうと)さんは、なんと21歳で店長に抜擢された若手のホープ。普段はホールと調理を兼務し、アルバイトスタッフの対応や売り上げ管理を担当しています。 「去年店長になったばかりで…」と話す横山さんに、若手店長として感じた店舗運営の難しさと自身の目標について、お話を伺いました。 ーーーーーーーーーー

          21歳で店長に!野心溢れる若手社員の葛藤と挑戦に迫る

          業界の常識を覆す、玄品独自の人材育成体制に迫る

          「ふぐ料理を世界へ広める」をビジョンに掲げ、シンガポール店については先日リニューアルオープンするなど、海外展開にもさらに力を入れている玄品。 現在も事業拡大のため積極的に人材採用を行っていますが「玄品」の店舗に配属される新入社員に取得を勧めている資格があります。それは、「ふぐ調理師免許(※)」です。これまでは自治体の講習や店舗での実践を経て、資格試験を受験してもらっていましたが、今年から社員向けに座学編・実技編の2講座を社内開講しました。 ※各都道府県によって「ふぐ取扱者

          業界の常識を覆す、玄品独自の人材育成体制に迫る

          「デリバリーで美味しくリーズナブルなふぐ料理を届ける」時代に合わせて変化し続ける、とらふぐ料理店の挑戦

          玄品では、国内外の「玄品」店舗(全69店)の運営のほか、大手通販会社やECショッピングモールでのふぐ商品の販売などです。「ふぐ料理を世界へ広める」をビジョンに掲げ、シンガポール店については先日リニューアルオープンするなど、海外展開にもさらに力を入れています。 そんな玄品の新たな挑戦が、「Uber Direct」と提携した自社デリバリーサービス、『玄品デリバリー』の導入です。 「以前から自社デリバリーサービスの構想を練っていた」と話すのは、商品・営業企画部 シニアマネージャ

          「デリバリーで美味しくリーズナブルなふぐ料理を届ける」時代に合わせて変化し続ける、とらふぐ料理店の挑戦

          国籍や性別関係なし!やる気があればどんな人にもキャリアアップの道がひらける会社

          玄品は、全国展開のふぐ料理専門店。今、海外からのインバウンド需要が回復しつつある中、玄品のふぐ料理は、とくに中国からの観光客に人気を博しています。 大阪や東京の一部の店舗によっては、大半が中国からの観光客というお店もあるほど。 日本で食べられるふぐは、世界的にも食の安全レベルや技術が優れているので、「日本に行ったら、ふぐ料理を食べてみたい!」と楽しみに来日する観光客も多いそう。 また同社は、「ふぐ料理を世界へ広める」ビジョンを掲げ、シンガポールや上海にも出店し、シンガポ

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          ふぐ一筋40年。創業者の想いを受け継ぎ、食で愛ある社会を創る。

          「ふぐがこんなに美味しい魚だとは思いませんでした!」 というお客様からの声。 「店員の〇〇さんに『接客がとってもよかったよ』と伝えておいてください!」 というお客様からのお褒めの言葉。 「そんな温かい言葉を励みにしながら、ふぐ食文化を通じて人々を笑顔にし、明るく愛に満ちた社会を創っていきたい」 そう熱く語るのは、代表取締役社長 山口 久美子さん。 創業42年余りの歴史を持ち、ふぐの取扱高および消費量で日本一を誇る、ふぐ料理専門店のリーディングカンパニーである玄品。

          ふぐ一筋40年。創業者の想いを受け継ぎ、食で愛ある社会を創る。

          取り柄がないと思っていた僕が、日本一のふぐ料理店で店長になれたわけ。

          「入社してすぐに、『あぁ、ここが自分の居場所だ』と感じました。 厳しさの中にも人間味や温かさ、家族のような安心感があり、とても居心地が良かった。 だから、ここに入社してくれた社員やスタッフには、私と同じような居心地の良さを感じてもらいながら、どんどん成長してもらいたい。 そうやってイキイキと成長していくみんなの姿を見るのが、何よりの喜びです。それこそが、店長としての仕事の醍醐味だと思います」 そう話すのは、玄品で長年店長として活躍されてきた、岡島孝彦さんと、藤井裕一朗

          取り柄がないと思っていた僕が、日本一のふぐ料理店で店長になれたわけ。