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ソフトクリームを買って来てほしい
流れる大きな雲。青い空。熱されたアスファルト。
まだ小さかった頃を思い出す。
今の自分が思い返せば、何だか自分勝手で、子供だったから……というのはそうなのだけれど、本当に子供だったのだなあ。と思う。
子供っぽいとか、子供のようになんて言葉はあるけれど、大人になった自分はどうやっても本当の意味で " あの頃 " のように、心の底から子供にはなれないのだと思う。
知っている世界も狭くて、わか
この世界の中心に僕がいるとして
僕達の住むこの世界の中心……調べるといくつか出てくるけれど、地理の話ではなく、僕が今立っている場所が世界の中心だとして。
君が今いる場所は凄く遠くて。
もし僕が今立っている場所の真反対に君が立っていたのなら……それは僕達の世界の中心って事になるのだろうか?
地球はまるくて、空は繋がっていて、ここは広い宇宙のほんの一部だけれど、それを想像しても良くわからないくらいには僕はこの世界で何をしてい
ぼくのいちにち、まいにち
あさ目がさめると、きのうのよるごはんのカレーのにおいがする。
ふつかめのカレーはとってもおいしいってぼくはしっているよ。
きょうは雨。ゆめのなかでもかさをさしてた。
まい日かんがえることは
「どうしておなかがすくんだろう?」
ってこと。
でもね、おなかがすくといいこともあるの、ぼくはしってるよ。
ごはんがおいしいってこと!
君のおもう僕はどんな形をしているのだろう
僕という存在。僕の形。
僕の形はどんなだったかな……ずっと考えているよ。
僕の思う僕の形が頭に描かれていく。鏡を見ても、昔の写真を見返しても、そんな自分が存在しない。
僕が僕の形を忘れかけているのかもしれないし、頭の中で僕が僕を美化してしまっているのか、醜悪に曲げてしまっているのかもしれない。
明日が来て、曲がった現実に気持ちを落とす事があるのかもしれないから、自分をしっかり記録していこ
死にたがりが生きたがって何が悪い
ずっとずっと僕は死にたかった。
いつからだったのかは良く覚えていないし、何なら死にたかったあの頃の " 日常 " の記憶はとても曖昧だ。
毎日がふわふわしていたし、毎日が自暴自棄だったようにも思える。
生きているような、死んでいるような、どちらでもないような。
だからこそ、毎日僕は死にたかったのかもしれない。
そうではないかもしれないけれど。
死にたかった気持ちも、死にたがりな動機も
目に見えている世界が現実
目に見えている世界が現実……そんな事はわかっているよ。
でもそれが現実だと割り切るには、なんだかとても残酷だと思う日があったりもするんだよ。
息を吸って吐き出して、こうして生きている今現在。目を開いて見るこの景色。別に不満がある訳ではない、空が青く敷き詰められた晴れた日。
でも、この現実が何だか意地悪だな……なんて思う日だってあるんだよ。
目を閉じた時、暗闇で蠢く光を追ってみたり。頭の中
私は君を求め、君は私を喰らう
毒は毒の中へ。
いつからか求めたはずの形は分離して、別のものという形に成り果てた。
君は君のままで、君らしく踊って。私は私のまま、楽しく過ごそうと思うよ。
時間が経てば経つ程に距離は離れていくけれど、その方がきっと素敵な事なのかもしれないな、なんて思ったりもするんだ。
いつか " ひとつ " になれたら……なんて事を願ったりもしたけれど、それはきっと若さ故の願い。
少し遠いくらいが居心
ときはながれなにおもふ
「 」
と叫んで、泣いて、崩れ落ちて……
あれから十一年の月日が流れようとしている。
その間に色々な人達と出会ったし、色々な出来事があった。
怒りもあったし、悲しみも、喪失感も失望も。もちろん辛い事ばかりではなかったけれど、辛い出来事の方が心に深く根付いてしまうものだから。
灰色の空間が彼方此方に蠢いていて、今僕の見ている空は、もしかしたらメガネでフィルターをかけた青い空な
何が最初に終わるのか
僕が終わるのか
音楽が終わるのか
世界が終わるのか
いつだっただろうか。そんな事ばかり考えていた日々が続いていた事があった。
死にたい訳じゃないけれど、生きたい訳でもない。そんなぼんやりとした感覚を感じる事は生きていて当然と言うか……僕としては特別な感情にも思えなかった。
陽が落ちて夜が来るように、日常の片隅にそんな時間があるように思える。
ぼんやりとしながらそんな気持ちの中何度