小田玄紀です 2024年は『選挙の年』と言われていました。そして、まさに『選挙の年』を象徴するように日本・アメリカ・ヨーロッパ各国にて政治の世界に大きな変化が起きました。 今回の選挙の結果を前向きに捉える人もいればそうでない人もいます。ただ、この結果とその結果がもたらす変化の影響に適切に対応していくことが何よりも大切なことです。 一つ、多くの人がポジティブに認識するべきことは今回の変化は目に見える形で訪れたということです。多くの変化は気付かない内に起きていること
小田玄紀です 自民党総裁選が再来週から正式に始まります。派閥が解消されてから初めての総裁選であり、非常に多くの候補者が名乗りをあげています。 老若男女を含めて非常に活発な動きがあり、改めて自民党の層の厚さを実感しました。 しかし、今回の総裁選はその後に控えた衆議院解散を見据えた総裁選となっており、自民党議員の中には『誰が総理になったら、自分の選挙に有利か』という考えで候補者支援に動く傾向も見られます。 せっかく、これだけ多くの方が名乗りを上げるのであれば、た
小田玄紀 昨日・本日と日本最大級のWeb3イベントであるWebX2024が開催されました。正確にはサイドイベントが今週月曜から続いており、また、今週末まで関連イベントがあるために広義の意味でのWebXはまだ続いているのですが、メインイベントは滞りなく開催されました。 今回は15,000人近い申し込みがあり、また、海外からの参加者が4000~5000人となるなど、まさに日本を代表する国際的イベントとなりました。 国内外の政治リーダーそしてビジネスリーダーが登壇し、
小田玄紀です 昨日、エアトリ・アスティーダフェス2024東京に参加をし「社会課題先進国の日本がこれから取り組むべきこと」というテーマで登壇させて頂きました。 エアトリ アスティーダフェス2024東京 (ryukyuasteeda.jp) Web3関連の登壇が続いていた中で、まったく別のテーマであり非常に難しいお題ではありましたが、その分やりがいがあるセッションでした。 お題の1つで「少子高齢化」について議論する内容がありました。この点について、当日参加した方か
小田玄紀です 本日、一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)および一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)より暗号資産の税制改正要望を提案させて頂きました。 「2025年度税制改正に関する要望書」を政府宛てに提出いたしました | 一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(JCBA) (cryptocurrency-association.org) 折しも米国時間7月27日にトランプ前大統領がビットコイン・カンファレンスにて「アメリカをビットコイン大国
小田玄紀です 0.はじめに~暗号資産の社会的役割を再考察する必要性 今年に入り、海外では現物ビットコインETFが承認されてビットコインが金融アセットクラスの1つとなり、今後はイーサリアムも同様に現物ETFとして各国で承認されていく可能性も現実的なものになりつつあります。 日本国内でも国内暗号資産交換業者の口座数が3月末時点で990万口座を超えており、直近で月間30万口座以上が増えていることから4月中には1000万口座に達していると考えられます。単純計算をすると国民
小田玄紀です 香港で開催されたWeb3 Festivalに招待頂き参加してきました。昨年は4日間で合計5万人が参加したアジア最大級のcryptoイベントの1つになります。 crypto winterが明けてから初となる大規模イベントということもあり、会場は非常に盛り上がっていましたが、実際に参加してみるとさらに市場が熱を帯びる可能性を実感し、また、業界のトレンドを認識することができたのでシェアさせて頂きます。 まず、今回のイベントに参加して感じたのが香港当局のc
小田玄紀です 2024年2月22日に日経平均が1989年12月に記録した3万8915円を更新し、3万9098円となり最高値をつけました。”実感のない株価”という意見や”国民に恩恵がない”などという意見もありますが、それでも株価は企業の将来性を反映したものですので、今後の日本がよりよくなる可能性を感じられる良い事象だと思います。 日経新聞のこのグラフが非常に分かりやすく示していますが、1989年12月の日経平均最高値時はPERが61.7倍でしたが、現在は16.5倍です
小田玄紀です 先ほど、ダボス会議2024に関するレポートを書きましたが、番外編も書いておきます。 ダボス会議2024|genki oda (note.com) まず、ダボスへのアクセスですが、正直なところ非常に不便です。日本から行く場合はチューリッヒ空港までの直行便がありますが13時間以上かかります。 また、これは人によって好みの問題もあるかもしれませんが、直行便のスイス・エアラインよりもJAL/ANA等に慣れている人はフランクフルト経由やロンドン経由などの方
小田玄紀です 1月15日から開催されているダボス会議2024に参加しています。ダボス会議は通称で正式には世界経済フォーラムの年次総会となります。 今回のダボス会議のテーマは『Rebuilding Trust』すなわち『信頼の再構築』になります。ロシア・ウクライナやイスラエル・パレスチナ地区をはじめとして戦争が起きている現状において、改めてグローバルレベルでの信頼の輪を再構築していくことが必要という点からこのテーマが選ばれました。 今回はメイン会場のセッションは全
小田玄紀です アメリカ時間の2024年1月10日に米国SECは現物ビットコインETFを承認しました。ブラックロックやフィデリティなど申請していた11社のETFについて全て承認される形になりました。 これまで何回か承認可能性が示されては却下されており、また、昨日にはSECのX(旧Twitter)アカウントがハッキングされて現物ビットコインETF承認されたという投稿がされた(これはハッキングではなく予約投稿だったという意見もあります)こともあり、ビットコイン価格が上下し
小田玄紀です 新年あけましておめでとうございます。 毎年、少なからず社会情勢も人生も変化が起きていますが、昨年は私自身にとっても仕事環境の変化があり、これまでとは違う新しいチャレンジをする機会にも恵まれました。 この1年がどのような1年になるか、正確に見通すことは出来ませんが、自分自身が動く/動かないに関わらず社会は確実に変化していくので、それであれば自らも変化に対応し、また、変化を創出していきたいと考えています。 特に、今年は大きな変化の1年になると思いま
小田玄紀です 7月5日にSBIグループにて半導体事業を取り組むことについて記者会見にて発表を行いました。 PSMCとの日本国内での半導体工場設立に向けた準備会社の設立に関する基本合意について|genki oda (note.com) その時の概要が上記のNoteになりますが、この発表をしてから想像を超える目まぐるしい日々となりました。 半導体工場の誘致をするべく、31の地方自治体から連絡を頂き、多くの自治体の首長から熱意に溢れる、かつ、非常にスマートなご提案を
小田玄紀です ドバイで開催された世界経済フォーラムYoung Global Leadersの年次総会に参加してきました。今回は現役YGLが300名、アルムナイ(卒業生)が300名と合計600名参加する大規模なイベントとなりました。 YGLの任期は私が選ばれた時点では5年(現在は3年)のため、今年が現役としては最後の年になります。 「YGLのイベントは何をするのか?」とよく聞かれます。実はやっていることは「ただ会話をすること」だけなのです。 参考までにいくつ
小田玄紀です 先日、私がSBIグループにJoinしたことをお知らせさせて頂きましたが、役職で「社長特命担当事項」となっており、具体的にどのようなことをしていくのかということを多数問い合わせ頂いておりました。 その問いに対する答えの1つが本日、リリースされた案件になります。 本日14時30から北尾さんが記者会見を開き、多くのメディアが取り上げて頂きましたが、台湾半導体ファウンドリ大手であるPSMCと日本国内で半導体工場設立に向けた準備会社を設立することについて合意
小田玄紀です IVS2023のファイナルセッションに登壇をしてきました。「障害者支援におけるWeb3/AI技術実装の現在地と未来」というタイトルで、暗号資産が社会課題の解決にどのように活用されるかということを考えるテーマでした。 シンガポールで日本人学校中学部の特別支援級を設置に尽力した徳沢理絵さん、そして、障害者の就労支援をWeb3を活用して展開する近藤貴司さんとのセッションで、モデレーターはCoinpost原口さんによるものでした。 なぜ、このセッションに