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ダボス会議~番外編~

 小田玄紀です

 先ほど、ダボス会議2024に関するレポートを書きましたが、番外編も書いておきます。

ダボス会議2024|genki oda (note.com)

 まず、ダボスへのアクセスですが、正直なところ非常に不便です。日本から行く場合はチューリッヒ空港までの直行便がありますが13時間以上かかります。

 また、これは人によって好みの問題もあるかもしれませんが、直行便のスイス・エアラインよりもJAL/ANA等に慣れている人はフランクフルト経由やロンドン経由などの方が快適なフライトになるのではないかと感じています。

 チューリッヒ空港からは電車か車での移動になります。電車だと2.5~3時間位、車だと2時間位かかります。ヘリコプターという選択肢もあるのですが、山間部ということもあり安定しないので電車か車のどちらかが良いのではないかと思います。

 今回は電車での移動を選びました。2回乗り換えをする必要がありますが、GoogleMapを使えば乗換駅の情報や何番ホームに行けばいいかも表示されますので非常に便利です。チケットは駅でも買えますが、Omioなどのアプリがヨーロッパでは便利です。座席指定がないので、どの時間帯に乗っても大丈夫です。

 また、ダボスの気温ですが、非常に寒いです。基本は氷点下です。ダウンは必須になりますが、ユニクロのウルトラヒートテックがここで大活躍をします。ダウンの性能よりもウルトラヒートテックの有無でダボスを乗り切れるかどうかが決まるのではないかと思えます。このおかげで今回は寒さをあまり意識することがありませんでした。

 ダボス会議に参加される方はスーツの方もいますが、カジュアルフォーマルの方も多くいます(外国の方は大体カジュアルフォーマルです)。また、靴は基本的には雪道なので革靴ではなくスノーシューズが便利です。スーツの方も大半は靴はブーツやスノーシューズを履かれています。

 それと食事、、、ですが、多くの人が「ダボスはセレブの集まりだから、食事もさぞかし良いものを食べている」と考えると思いますが、まったくそんなことはありません(涙)。

 これも個人差はあるかもしれませんが、スイスでもジュネーブなどフランス寄りのところは料理もおいしく、いつも感動するのですが、ダボスはドイツ寄りということもあり料理のテイストもジュネーブなどとは異なります。

 こちらが朝食バイキングの中身ですが、ハムとかチーズとかパンとかで味も単調です。

 ランチも食べるところがあまりなく、なんとかアラカルトで頼めるところを探して入りましたが、味は日本のファミレスの方が美味しいですし、写真の2品で1.4万円します(涙)。。

 ジャパンナイトに多くの人が参加する理由で「和食を食べたいから」と書きましたが、現地の人にとってはジャパンナイトは貴重な美味しい食事を食べることができる機会になります。

 また、ダボス期間の宿泊施設の確保は極めて困難を伴います。普通に予約をしようとしても、予約が出来ないか、出来たとしても20平方メートル程度の部屋でさえも1泊30~50万円程度してしまいます。

 今回、Young Global Leadersの仲間である松本紹圭さんが部屋を確保されており、この部屋に相部屋という形で泊まることが出来ました。

Shoukei Matsumoto 松本紹圭

 松本紹圭さんは光明寺の僧侶であり、グッド・アンセスターという本を和訳された方です。グッド・アンセスターとは「良い祖先になる」ということであり、これまでの5万年で人類は1000億人生まれてきたが、これからの5万年で7兆人になる。この7兆人のために、今の我々が何が出来るのかという観点で物事を考えるのがグッド・アンセスターの考えです。

 ダボス会議でも昨年まで連続でモーニングセッションを開催されており、多くのグローバルリーダーと共に瞑想をされている方です。

 今回は特別に同部屋ということもありone to oneでお経をよんで頂くことが出来ました。

 以上、次回からダボス会議に参加する方のための番外編でした。

 2024年1月18日 小田玄紀@ダボスより

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