「筋肉の特徴」をおさらい。(過程日記)

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こんにちは。山形元気です。

ご覧いただきありがとうございます。

さて。
今日は、「筋肉の特徴」
を
おさらいしていきましょう。

ここまで書いてきた筋肉の特徴
をまとめてみようと思います。

筋肉の種類

筋肉には、3種類あります。

「心筋」「内臓筋」「骨格筋」
でした。

「心筋」は心臓にある筋肉のことです。
「内臓筋」はその他の内臓にある筋肉のこと、
そして、ぼくたちが一般的に筋肉という
言うものに当たるのが「骨格筋」でした。

これらの筋肉には、特徴によって
他の呼び方が2つずつありましたね。

コントロールの可否と筋肉の見た目でした。

3つの筋肉のうち、
心筋と内臓筋は、意思でコントロールできない「不随意筋」
骨格筋は、意思でコントロールできる「随意筋」
と分類されるものでした。

そしてもう一つは、見た目です。
心筋は、見た目が平たんなため「平滑筋」
内臓筋と骨格筋は見た目がストライプのように
見えるため「横紋筋」と呼ばれていました。

骨格筋には、全部で7つの形があります。
形によって接続されている骨の数が異なったり、
動きが変わったり特徴がありました。

どうでしょうか
、
覚えていましたでしょうか？

次は「骨格筋の中身」と「筋原繊維」です。

骨格筋の中身と筋原繊維

それでは骨格筋の中身を
おさらいしていきましょう。

骨格筋(筋肉)は、骨に対して「腱」で
つながっています。

筋肉を輪切りにすると、
中には「筋上膜」に包まれた「筋束」
がいくつも束になっています。

筋束は、「筋細胞」がさらに束になり、
「筋周膜」と言うものに包まれています。

そして最後に筋細胞は、「筋原繊維」と言うもの
が詰まっており、「アクチンフィラメント」
「ミオシンフィラメント」が構成しています。

次は、「筋原繊維」と「筋肉収縮」です。

筋原繊維と筋肉収縮

前章で出てきた「筋原繊維」は
「アクチン」と「ミオシン」と言う
タンパクからできています。

筋肉の動く仕組みとしては、
筋肉が「収縮」「弛緩」することが
知られていますが、これを行うのが、
この「アクチン」と「ミオシン」でした。

「ミオシン」が「アクチン」を引っ張ることで
筋肉を「収縮」させます。アクチンが元に戻ることで
筋肉は元に戻ります。戻ることを「弛緩」と言います。

次は、運動と筋細胞です。

運動と筋細胞

前章の「アクチン」と「ミオシン」のおかげで
筋肉の「収縮」が起こり、体を動かすことが
できるようになります。

この時のエネルギー消費を抑えるために、
運動時に使用される筋肉には「順番」があります。

これは筋細胞の種類によって決まっていて、
全部で3段階になっています。

少ないエネルギーで動かせる「遅筋」①
その次に少ないエネルギーで動く「中間筋」②
最も多いエネルギーが必要になる「速筋」③
です。

簡単な作業ほど「遅筋」で済ませるようになっています。

この3種類の筋細胞は、その特徴から
ぼくたちが運動する時にも
大きな影響を持っています。

「遅筋」は疲労耐性が高く、有酸素運動で使われます。
「速筋」は疲労耐性は低いが、力が大きいので筋トレに
「中間筋」は遅筋と速筋の中間で、架け橋的役割になっています。

最後はその他の細かな特徴です。

その他の特徴

最後はその他の特徴です。

　筋肉は押さない。

筋肉は、収縮と弛緩をするのみで、
筋肉は引っ張ることだけで運動を行なっています。

筋肉が「押して」運動していることはありません。

　筋肉にトーンは入らない。

これはちょっとマニアックなものです。

ボディビルディングなどでは、
筋肉の凹凸をはっきりと出すことを
「トーン」を入れると言います。

これはボディビルに憧れる初心者の方に多く
勘違いされることがあるようですが、
筋肉が凹凸を出すわけではなく、
体脂肪を落として筋肉の形をはっきり出しています。

筋トレだけでは凹凸は出てきません。
成長して大きくはなります。

筋肉は決まった方向にしか動かない。

筋肉は、何をしても筋繊維が
向いている方向にしか「収縮」「弛緩」を
行いません。

それ以外の方向に筋肉が動くことは
ありません。

と言うわけでここまで
筋肉についておさらいしてきました。

いかがでしたでしょうか？

少しでもお役に立てていればと
思います。

今日まで毎日の更新を行ってきましたが、
明日以降は不定期にさせていただきます。

ここまで続けてこられたのは、
「スキ」をくださる皆さん、
読んでくださる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。

ブログの方は引き続き
毎日更新にさせていただきます。

ブログはこちら。英語での過程日記がメインです。
http://kinnikuryugaku.com/

それではまたお会いするまで！
ありがとうございました！
また帰ってきます！

山形元気