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面白くない文章の特徴と、その対策。

Youtuberがドンドン出現し、動画のやりとりが当たり前になったとはいえ、「文章でのやりとり」が当たり前に多く使われる現代社会ですね。

「何かあったらすぐ電話」という時代よりも、はるかに電話機能が便利になったにも関わらず、電話より文章でのコミュニケーションが増加しています。

「1週間に1回も電話を使わない」っていう人も増えているのではないでしょうか?

人によっては、「1ヶ月間、1回も電話をしない」というケースもあるかと思います。

特に若者は電話をしないようになっているようですし。

となると、ブログやnoteやtwitterなど、文章表現を頻繁する人だけではなく、多くの人にとって「文章の書き方」というは、より重要性を増しているわけですが、

文章を書く上で目指したほうがいいけれど、文章を書くのならばやってはいけないわかりやすい見本

を例にして、文章術について書いてみます。

その見本とは何か?

電化製品なんかについてくる「取り扱い説明書」です。


「わかりにくい取り扱い説明書」というのはありませんよね?

あります?

読みにくいし、わかりにくいし、何を言っているんだか全然わからない取り扱い説明書って?

ありません。

トリセツというのは、どんな場合でも、わかりやすい、誰にでもわかる簡単な日本語で丁寧に書かれています。

なので、小学生や中学生くらいの子たちが、「わかりやすい文章を書く」って意味では良い見本になると思います。

「読む人にとってわかりやすい文章」という意味では、最高レベルにわかりやすいかもしれません。

なぜなら、トリセツというのは「今すぐ必要な問題解決」の為に必要なものなので、わかりにくかったら全く意味をなさないからです。

特に最近のトリセツは極めて進化していて、「こういう問題が起きた場合は?」っていう事例集がたくさん並んでいます。

電化製品なりなんなりを買って使う時に、「トリセツをじっくり読んでから使う人」っていうのは少数派なはずで、大抵は「問題が起きた時にそれを解決するために読む」というケースであるでしょうから、「需要と供給」って意味では、完全に親切な文章の書き方になっていますね。

子供からお年寄りまで、誰にもやさしい文章です。

が。

「電子レンジの取り扱い説明書が大好きで、ことあるごとに読み返しているんだよ~♪」って人はいません。

調査したわけではないので断言は出来ないわけですが、そういう人は1万人に1人もいないと思うんです。

なぜか?

全然、面白くないからっっっっっ!!


なぜ、トリセツが面白くないか?

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