「リボン feat. 桜井和寿」TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
「スカパラの新曲のボーカルに、ミスチルの桜井さんを迎える」って聞いた時は、ワクワクしましたね。
スカパラはこれまでも、奥田民生や甲本ヒロトをボーカルにした楽曲を作っていて、それらは中々ステキだったので、今回も期待。
桜井さんが作詞・作曲を担当しないと聞いたので、一抹のガッカリ感はありましたが、とりあえず聞いてみない限りは何もわかりません。
で。
めっちゃ、かっこいいじゃねえか!!!!
サビの非常に速いスピード感と、メリハリのついた言葉とテンポがまず最高。
これ、ライブだったら、一番盛り上がるところでのラインナップに必ず入ってくる曲ですね。
まじ、サビのノリが最高です。
サビに入った瞬間に、観客全員で、両手を振りまくっているシーンが見える。
そして、何よりねえ、このPVが最高です。
ここ最近の・・・、というか、ミスチルは昔からそうですが、かなり世界観の強いPVを作り上げる傾向があり、最近のものに関しては、正直何が何だかわからなくて、「歌が入ってこねえよ。」ってものも多かった。
少なくても私には。
人それぞれ、好きなPVは色々でしょうし、私も、「くるみ」のドラマ仕立ての映像は結構好きです。
歌詞との相関性に疑問はありますが。
でね、そんな中で、私がミスチルのPVの中で1番印象に残っているものは、やはり、これです。
「CROSSROAD」、「innocent world」でも、売れてましたが、ミスチルの人気を完全に世に定着させたのはこの「Tomorrow never knows」であったんじゃないかと思います。
楽曲の良さはもちろんのこと、このね、桜井さんが崖で叫びながら歌う映像は、そのサビの果てしない感じと見事に混成して、素晴らしい衝撃をもたらしてくれてます。
凝った映像が悪いわけではないし、世界観のあるPVが悪いわけでもないですが(hypnosisのPVは、ずっと貞子が踊っていて、貞子がオーケストラにいるようで怖いと思う)、「シンプルにかっこいい」というものが、シンプルにかっこよかったりします。
やっぱり。
そういう意味でね、このスカパラとのコラボPVは、スカパラっぽい背広での統一感といい、タイミングが変わる節々で桜井さんのかっこよさを引き立てる構図になったり、歌い始めとサビ前でマイクが飛んでくるのをキャッチしたりと、とにかく、かっけえ。
なにより、バンド感でなく、オーケストラ感が前面に出ているところが新鮮でしたね。
とにかく、かっちょいい!!!
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