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#2 反人種差別デモの中心にZ世代在り

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//事件発生から1か月が経過

2020年5月25日アメリカにて、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド氏が、白人の警察官に拘束され頸部を8分以上ひざで押さえつけられたのち、窒息死しました。
これを受けて反人種差別デモ「Black Lives Matter」運動(黒人の命は大事)
が急速に拡大し世界に波及するまでに影響を及ぼしたのです。
アメリカでは一度のデモに数万人が参加することもあり、今までにない規模の抗議デモとなりました。
それも、コロナ禍に。
新型コロナ感染者がぶっちぎりに多いアメリカで。
(6/29現在250万人超)

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//「Black Lives Matter」運動の特徴

①過去に比類なき規模で展開

アメリカでデモが起きることは珍しいことではありません。
ですが、今回のデモは規模が格段に違いました。
全米50州2000都市以上でデモが起き、現在も続いています。
運動の拡大はアメリカ国内に留まらず、全世界へ広がり日本でも数千人規模のデモが起きるまでに波及しました。
1968年のキング牧師暗殺事件以来の規模です。

②テレビでも新聞でもなくSNSで拡散

今まではメディアや新聞が報道していたものが、若者の参加が増えると共にSNSによって情報が爆発的に拡散しました。
今起こっている事をその場で全世界へ発信できる。
SNSの本領発揮といえるでしょう。

③白人の参加

今回のアメリカのデモ参加者のうち白人の割合は6割を超えるといわれています。
従来は黒人の参加者が主力でした。
今回のデモでは白人の問題であると白人自身が感じ、続々と参加する構図となりました。

④ミレニアル・Z世代が運動の中心である

最大の特徴としてミレニアル・Z世代の若者の参加割合がおよそ80%を占めるといわれています。
*ミレニアル世代…1980年~1995年代生まれの世代。
*Z世代…1996年~2012年生まれの世代。(両方明確な決まりはない)

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//GAFAすら動かすほどの影響力

GAFAもこの「Black Lives Matter」運動へ賛同を表明しました。
ほかにもTwitter、Uber、Airbnb等の企業、日本ではSONYトヨタも賛同を示しました。
背景には、「賛同しないことは差別の容認である」とみられてしまう状況があります。
そしてアメリカではミレニアル・Z世代が消費人口の約半分を占めているので、企業としても無視できないほどの影響力を持っています。

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//Z世代当事者として

日本に住んでいるとデモは身近な存在とはいえません。
そんな日本で生活をしている私たちだからこそ世界の動き、世界のスタンダードを知る必要があると思います。
そして、Z世代は情報収集能力が極めて高いので、それを生かして世界水準で物事を知り、考えて、行動する。
そうすることで、勢いが失速しつつある日本を再興することが出来ると信じています。
日本ではまだまだアメリカほどにZ世代の社会への影響力があるとはいえません。
ですが、Z世代の私たちが未来を生きている当事者であることを自覚し、社会を変えていこうとすることで日本を、世界をよりよくするニュージェネレーションになれると思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

#all-意見募集中

様々な世代の意見をお聞きしてZ世代の目線で、深堀りしていきたいと思っています。
「最近の若者はなんで~なのか?」
「私の世代はこう思っているけど、Z世代はどう思う?」
などなど活動の励みになりますので、ご意見お願いします!
それではこの辺で終わりたいと思います。
次回もよろしくお願いします!



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