![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147660992/rectangle_large_type_2_0c0a5747315efbd2adf7e9a32e6fadf4.png?width=1200)
夢を与える?
スポーツ選手とか、有名人がたまに言うじゃん。
「みんなに夢を与えたいです」って。
すごく傲慢なセリフだよね。
おまえ何様だよって思う。
夢って人から貰うものじゃない。
自分の中から湧き上がってくるものだ。
スポーツ選手や有名人から夢をもらおうと思っている人は、情けないと思う。
あなたは誰かに何かを乞うような頼りない存在じゃないよ。
あなたにはあなたの夢がちゃんとある。
それを他人からもらうっていうのは違う。
正確に言うと「共鳴する」ってことなんだ。
誰かの夢が、自分の中に眠っている夢と共鳴する。
この言いかたが正しい。
だいじなものは、みんなそれぞれ持ってる。
誰かからもらわなくても、
誰かに与えられなくとも、
あなたはすでにだいじなものをその胸に持っている。
だから「もらう」という表現はダメだ。
「与える」というのも間違い。
呼び覚ますだけ。
スポーツ選手や有名人や友達がなにかしているのを見て、
なにかを語っているのを見て、思い出す。呼び覚ます。
あ、自分の中にもこういうのがある!!
でもそのキラキラは、似ているようでちょっと違うんだ。
他人の夢と自分の夢は似ているところがあるかもしれないけど、
指紋が違うように。顔が違うように。体が違うように。心が違うように。
それはあなただけの、
あなたしか持っていない、
世界でたったひとつだけの夢なはず。
それは当然、他人から貰えるものではない。
他人から与えられるものでもない。
あなたが思い出すだけ。
呼び覚ますだけ。
他人はそのお手伝いをしてくれることはあるけど、
あなたに夢を与えることはできない。
あなたに元気を与えることもできない。
「翼を授ける」ってCMあるよね。
おれはあれが大嫌い。
![](https://assets.st-note.com/img/1721268008371-QNXMOKPpNI.jpg)
他人から翼を授かって、それを強力な接着剤で背中に張り付けたとしても、そんな翼じゃ飛べるわけないんだよ。
翼は自分ではやす!!
気合で生やす!!
元気もそう。
元気出すきっかけは誰かがくれるかもしれないけど、
実際に元気を出すのは自分なんだよ。
自分の中に、ちゃんと元気はあるんだ。
あるから、出せるんだ。
でも自分のちからだけじゃ無理なときもあって、
そういうときは誰かからきっかけをもらうことはあるよね。
誰かの何気ない言葉や行動がきっかけで、
元気が出せるときもある。
おれもそういうの、いつも体験してる。
本当に細かいことなんだけど、すごく大事だよ。
「自分の中にある」とわかっている人と、
「自分の中にはない」と思い込んでいる人。
その2人の間には根本的な違いがある。
自分という人間を、
自分という存在を、
もっともっと信じていこう。
あなたは物乞いじゃない。
誰かから何かをもらわなくても、
ひとりたくましく生きていけるよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?