【エコー検診】
お産の為に里帰りしている娘が検診に行ってきた。来月、臨月を迎える。
エコーを撮って貰ったのだが、今まで掛かっていた都会の病院とは違って、こちら、田舎の病院でのエコー検診は3Dではなくて2Dなので映像が不鮮明だし立体的ではないのだった。
娘がスマホで2Dの画像を見せてくれた。
「父さん見てぇ~ほらぁ~こないだ3Dで撮った時より赤ちゃん大きくなってるのによくわからないでしょ」
「あぁそうだなぁ・・田舎の病院は遅れてるなぁ」
家内が言う。
「でもまぁ2Dでも凄いよね。赤ちゃんが見れるんだから。昔は生まれてくるまで男の子のか女の子かもわからなかったんだからね」
3D画像によって、娘のお腹の赤ちゃんが女の子だと判明したのが7ヶ月の時だった。
「しかしあれだよなぁ、2Dだけだったら性別の判断も難しいだろうなぁ・・男の子だったら相当な〈巨根〉でないと見えんだろうしぃ・・」
「また父さんは娘の前でそんなこと言ってぇ・・胎児の時から〈巨根〉だなんて、将来どうなんのよ❗️」
「まぁまぁ・・んで、女の子ですって言っといて、出てきたら小っちゃいチ●チ●の男の子でしたぁ~~なんて言ったら怒るど❗️」
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