【ウォーリーを探せ】
SNSに数枚の孫の写真が送られてきた。
その中の1枚に、保育園の教室の中で、大勢の園児と一緒に遊ぶ孫の写真があった。
家内が問い掛ける。
「〇〇ちゃんがどこにいるのか分かるぅ?」
そう言いながらスマホの画面を見せた。まるで〈ウォーリーを探せ〉じゃないか・・・
僕は間髪を入れずに指差した。
「ここっ❗️」
「やっぱりすぐに分かるよねぇ」
そうなのである。キューピーのように髪の薄い、ホゲホゲ頭の子は孫しかいないのだから一目瞭然なのだ。
例えば〈ウォーリーを探せ〉で、全員が黒い服を来ているウォーリー擬きの中に、1人だけ白い服を着たウォーリーが混じっているようなものなのだ。
もっと言えば、白が1枚で残り全部が黒で終ったオセロゲームみたいなものだ。
あっ!という間に見つかるのである。
(引用:イラストはネット画像を元に手描きしたもの)