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【月を売る人・月を買う人】

『今年の一番ハッピーなお買い物は「月の土地(1エーカー)」をGETしたこと。空を見上げ月を見たら自分の土地があると思うと笑ってしまいます。夢を買ったようでもありリアルな感じもありワクワク感がたまらない‼️写真は権利書、お誕生日の日付で買いました。自分の土地がどこかもマーキングされています❣️』

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Twitterにこんなツイートが upされていた。投稿主はノンフィクション作家の〈河添恵子氏〉である。真実を発信することで、心ある多くの人達から、絶大なる信頼と支持を得ている〈ジャーナリスト〉だとも言える。〈河添恵子氏〉は中国の専門家だが、〈反グローバリスト〉ととしても有名で、広く深く収集した情報を元に、グローバリストを痛烈に批判する彼女の言葉には実に説得力があって、聞く者を納得させずにはおかない。

そんな彼女に対して、フォロワーやアンチなどから、以下のようなコメントが書き込まれたのである。

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①〈おめでとうございます🎵❗️・・ん~~で、誰からお買い求めになったのでしょうか❓️ひよっとして〈月〉もユダヤ資本のもの❓️🤣🤣🤣〉

②〈え~っ!売ってるんだっ😱誰が所有してたんですか?〉

③〈因みにどなたが売って下さるのですか?どこかの国が買い占めたりしないか心配になってきました。どうか悪いことに使われません様に!〉

④〈グローバリストを否定してるのに、先に見つけた人のもの的な発想の人に、代金を払い土地を買うとは。。。〉

因みに①は僕のコメントだ。

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日頃からグローバリストを批判している彼女である。だからこその突っ込みコメントなのだろう。

そこで〈月〉を売っている者、要するに〈月〉の所有者についてチョッと調べてみたのである。

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1967年発効の「宇宙条約」には、国家での月の所有は認めないとあるのだが、個人については言及がなされていなかった。そこで、アメリカ人のデニス・ホープ氏が〈権利宣言書〉を作成し、当時の国連やアメリカ合衆国政府・旧ソビエト連邦に〈宣言書〉を提出する。そしてどこからも異議申し立てが無かったことから「ルナ・エバンシー社」を設立し、月の土地販売不動産業を始めた、ということらしいのだ。

最初に言ったもん勝ち❗️・・みたいなことなのかもしれないが・・・どうなんだろう❓️誰も文句を言わなかったから〈月〉は俺の物❗️なんて、ジャイアンじゃあるまいし、なんか狐につままれたような話ではある。


(気になるのはそのお値段だが、ルナ・エンバシー社の日本代理店公式サイトによると、1エーカー(約1200坪)3000円、ネット価格2700円(税・送料無料)という意外とリーズナブルな価格から販売されいる。 商品を購入すると、月の土地権利書、の憲法との地図、土地所有権の宣言書コピー(英文)が送られくる:価格情報はネットより引用)


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