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げこげこ家効率化計画

げこげこ家は
夫の定年退職を機に海外移住をすると
今年の夏、決めました。

そこで3人一気に同じ方向を向いて
エンジンをふかしはじめました。

でも、これまでと同じ生き方をしていては
いつまでたっても移住の準備に充てる
時間がありません。

実際、みんな
「時間が足りない」が口癖に。

今までなら、そこで
「やっぱりムリ」と諦めていたでしょうが、
今回はみんな違いました。

娘の不登校のきっかけから、
様々な人と深い話をたくさんすることができ、
たくさんの考え方に触れることになり、

また、自らすすんで
有用な情報を集めるようになったことで、

ずっと脳が思考停止状態で
「しょうがない」と思っていた事を

「それって、本当にそう?」と、
全部一旦ゼロに戻して考えるクセがつきました。

そこで、
「げこげこ家効率化計画」を発動し、
今までの「当たり前」を変え、
「時間の捻出」に取り組みました。


効率化計画の内容

テクノロジーに頼る

まず、我が家に
ポチ(ロボット掃除機)と、
タマ(食洗器)を迎え入れました。

「専業主婦なんだから、
掃除機くらいかけないと」などという
自分で自分の首を絞めるような思い込みを
捨てました。

頼れるものは頼って、
その時間を他に使うことにしました。

朝活を始めた

私がパンを作る時間を確保したいと
それまで6時起床だったのを
30分だけ早めるチャレンジをしたのが最初。

私が嬉々として朝活を楽しんでいると、
夫も「僕も少し早く起きて、運動でもしようかな」
と言い出しました。

トムソーヤ効果です。

その後、「パン職人の体にしたい」と
私はさらに起床時間を早めていき、
現在は午前3時起床が
デフォルトになってきています。

この朝活が、素晴らしい。

脳も体も一番元気な朝には
他の時間の何倍もの効率で物事が運びます。

ぜひ、オススメします。

テレビをほとんど観なくなった

日中、テレビをつけている時間が
激減しました。

テレビをつけると、ぼーっと
ソファに座って、スマホをいじりながら
なんとなく過ぎていく時間が
もったいないと感じるようになったのです。

見るのは、家族で食事をしながら
娘の大好きなプリキュアやポケモン、
私の大好きな「きのう、何食べた?」の録画を見る、
YouTubeで英語や海外移住、投資や哲学、自己啓発系、
歴史や猫関係の動画を選んで視聴するくらいです。

スマホをいじる時間が激減した

夫は、スマホゲームが大好きでした。
(課金は一切しないタイプ)

サラリーマンの職業病である早食いなので、
家族での食事では一番に食べ終わります。

その後は、家族でのおしゃべりの
話題を作ってくれるのではなく、
おもむろにスマホを持ち、
ゲームをはじめてしまうのでした。

他のスキマ時間もほとんど
ゲームを含め、スマホをいじる時間に
使っていたように思います。

まさか、そんな彼が
スマホから自分の意志で
ゲームを全て消す日が訪れるなんて!

これは、夫の海外移住への思いが本物だと
十二分に確認できた、大きな出来事でした。

もちろん、私もスマホに
ゲームアプリは入っていません。

これにより、
スマホをいじる時間が激減。

また、ニュースサイトの
どうでもいい芸能・エンタメニュース、
SNSの自分に関係ない投稿も見なくなり、
無意味にネガティブな情報に
触れずに済むようになりました。

余白時間が読書時間になった

オーディブルを始めたことで、
余白時間の大半が
読書時間に変わりました。

オーディブルの紹介記事にも書きましたが、
私は文字を読むのが遅く、
読みたい本が見つかって購入しても、
最初の数ページで挫折してしまうことが
ほとんどでした。

でも、オーディブルなら、
洗濯など、ルーチンワーク時間や
パンの生地の仕込み作業時間、
自転車やバスなどの移動時間など、
今まで耳の余白時間だった部分が
読書時間に代わりました。

これにより、私の知識量は爆上がり。
いろいろな分野のことを
たくさん知ることができています。

休息時間・睡眠時間も確保する

「時間がない!」と言いながら
常に全力疾走でいると、

かつての私のように、プツンと糸が切れ、
倒れてしまいます。

そこから回復するには
恐ろしいほどの時間も努力も必要です。

だから、私たちは忙しいからこそ
休息の時間も睡眠の時間も
確保するようにしています。

疲れた時や、非効率な時間帯は
全力で休息する。

また、毎日7時間以上は
睡眠時間を確保することで

疲れをリセットできれば、
次、また全力で取り組めるので、
結果、効率アップにつながるのです。

効率化計画の効果

次に、げこげこ家効率化計画の効果を
書いていこうと思います。

家族との会話の密度が上がった

それぞれが、その日を
目いっぱい使おうとしているので、
家族との会話の時間そのものは
実は減っているかもしれません。

でも、それと反比例するように、
食事やおでかけ中のちょっとした時間が
とても密度の濃い会話で
あふれるようになりました。

なので、会話時間は減りましたが、
家族の関係はむしろ良好になっています。

集中力が上がった

「せっかく工夫して捻出した時間だから」
と、「たったの5分」、「たった20分」
と思っていた時間が、
「大事な5分」「絞りだした20分」に変わり、
どんな時間も大切に使うことが
できるようになっています。

「この5分を完全に使いたい!」
と、何をするにも集中力も爆上がりです。

成長(変化)に対して貪欲になった

最初は、海外移住の準備、
特に英語の勉強のために時間を捻出しよう
というのが目的でしたが、

結果、私たちはそれ以外のことにも
どんどん意欲的になり、
なんとなくやめてしまっていたことも
「そういえば、これもしたかったんだった」
と、自分たちで生み出した時間を
そちらにも使うようになっています。

また、
自分の内面の変化を楽しめるようにも
なってきました。

それはつまり、脳がアップデートされ
成長しているということ。

もっと、もっと、と
今まで手を付けなかった未知の領域にも
足を踏み入れることになり、

それがさらにワクワクを生み、
物事に前向きに取り組めています。

これが「意識高い系」と呼ばれる人たちの
「なんでしないの?楽しいのに」
という感覚なんだなと思います。

幸福感が上がった

人は、何かに没頭しているときにも
幸福感を感じる物質が生成されるそうです。

みなさんにもないでしょうか?

「〇〇していたら、あっという間に時間が経った」

という瞬間。

これが、まさに没頭していた状態です。
しかも、それによって自分が
何かしらスキルアップしていることに
気づけたりしたら、
もう最高に気分がいいのです。

没頭中毒ともいえるのかな?

だから、
毎日の「幸せな時間」が
圧倒的に増えました。

自己肯定感が上がった

効率化計画の中で、様々な変化がありました。
変化は本来、うれしい変化であっても、
人間だれしもにストレス要因になります。

でも、効率化計画においては、
だれも不調になりませんでした。

それは、何かを終えるたびに
「今日も朝活できた!」
「今日も英単語80個に触れることができた!」
「今日は散歩に行けた!」
「今の5分間、すごく集中できてた!」
など、毎回自分を褒められるので、

快が不快を凌駕したのかもしれません。

自分は自分でいい。

今は、はっきりとそういえます。

できることはやっているし、
できなかったことも次の課題として
工夫を考えて、また変化していけばいい。

次はどんな風に変わっていけるかな?
ワクワク!

と思えるからだと思います。

夫も、「全然がんばってるつもりない。
充実してて毎日が楽しいよね~」
と言っています。

人間って、こんなに変われるのかと
それぞれが思っていると思います。

時間の使い方=人生

時間は1日だれでも24時間。
それだけは平等です。

だから、その人の人生は、
その人の時間の使い方そのもので
成り立つものだと今、実感しています。

年末大掃除ももちろん良いのですが、

今年の時間の使い方をふりかえって、
来年以降の時間の使い方について
じっくり考えてみるのも
素敵な年末の過ごし方ではないでしょうか?

次回は、独自にふりかえりシートを作って、
自分の今年一年をふりかえってみます。

今回も、最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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