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【 甘美なるフランス図録 】読書記録

≪ ポーラ美術館コレクション展 ≫
Bunkamuraザ・ミュージアム
2021.09/18~11/23

【 内容 】
渋谷で出会う珠玉のコレクション―
フランス絵画の巨匠28名が一堂集結!

「甘美なるフランス(ラ・ドゥース・フランス)」とは、美しく、穏やかで、稔り豊かなフランスとその文化を賛美するため、古くから親しまれてきた表現です。

19世紀後半に出現した印象派の画家たちは、日常生活や余暇の愉しみなど、あるがままのフランスを画題とし、新たな「甘美なるフランス」の世界を描き出しました。

その後20世紀のピカソら外国出身の画家についても、作品から伝わってくるのは、彼らの祖国と共にパリのエスプリであり、パリで展開していた芸術活動のまれにみる豊かさです。

本展では、ポーラ美術館のコレクションより印象派からエコール・ド・パリの時代にフランスで活躍した人気画家の絵画74点を厳選し、当時のパリジェンヌたちが愛用したアール・ヌーヴォーとアール・デコの化粧道具12件と併せてご紹介します。

時代や様式を超えて受け継がれる「甘美なるフランス」の美意識をぜひご堪能ください。

ポーラ美術館コレクション展広告文より

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渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」にて、ポーラ美術館コレクション展『甘美なるフランス』二週続けて絵画を観に美術館へ行きましたよ。


こちらも今回は事前ネット予約でスムーズに観覧する事が出来ました

名のある巨匠28名、絵画74点、
まさに圧巻でした。誰もが知っているような画家たちの作品に驚きの連続でした。内容をまとめると、

◆第1章「都市と自然━モネとルノワールと印象派」 

19世紀後半フランス、急速に進む近代化、急激な人口増加の時代に登場した印象派から、

◆第2章「日常の輝き━セザンヌ、ゴッホとポスト印象派」

印象派の描法を独自に発展させたポスト印象派、色彩と造形の探究によって浮かび上がる日常という身近な世界の魅力へ

◆第3章「新しさを求めて━マティス、ピカソと20世紀の画家たち」

20世紀を迎えたパリで前衛美術運動の中心となったマティス「フォーヴィスム」、ピカソ「キュビスム」による新しさを求めたダイナミックな20世紀美術

◆第4章「芸術の都━ユトリロ、シャガールとエコール・ド・パリ」

1920年代にパリに集まり、独自性を発揮した異邦人の画家たち「エコール・ド・パリ」(パリ派)による、花開いた芸術作品の数々……

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印象派からエコール・ド・パリへと流れる時代の変遷と、さらに三つのテーマ

◆その1、時代を映すファッショナブルな「女性像」

◆その2、近代化によって大きく変貌する「パリ」風景

◆その3、画家たちが旅先で出会った風景「旅」

が、今回の『甘美なるフランス』のテーマだそうで、実に近代フランス芸術の流れが分かりやすく展示されていました。

芸術の都、パリの発展と共に成長していったそこに住む人々の癒しを求める感情や人間の精神的力強さや美しさ、

芸術家達の時の流れと共に変化し続ける自由な表現力に脱帽です。

それにしても、箱根にあるポーラ美術館にはまだまだ、たくさんの作品が有るとの事、

次回、箱根旅行の際は美術館まで足を運び、敷地内をゆっくり散歩したいですね。

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