【365日の魚介レシピ】ダル暑い日に。野菜×魚料理レシピ
※張り切って書き始めてはみたものの、誤字や編集のアラが目立つ、中途半端な私。そんなこんなですが、お寄りくださりありがとうございます。
今年は6月終わりから7月にかけて、こんなに暑かったことはないくらい暑かったですね。そして、9月に入っても依然としてまだまだ暑い日がやってきますね。
東北出身で、先祖代々も北の人間なので、DNAは北国仕様なのか、本当に暑さがこたえます。料理人20年やっていますが、夏は厨房は暑いし、家のキッチンに立つのは億劫ですね。
こんな時こそ、夏野菜やタンパク質豊富な食材をさっぱり食べて、元気をチャージしなきゃとは思うのですが、うちでのご飯は簡単に冷たい麺類ばかりになってしまっています。
私の実家では、夏は祖父母の作った茄子、ピーマン、きゅうり、枝豆、とうもろこし、みょうが、しそ、トマト、ししとう、レタス、夕顔などが食卓に上がりました。肉や魚は買わないといけないので、農家の食卓はどうしてもその時期採れた野菜がメインの食卓になりました。でも、今思い出すと、こんなに贅沢で栄養たっぷりのご飯はないよなぁとじーんとします。
円安の影響で、輸入品、肉、魚、粉類など食材の値上げが家計を圧迫してますよね。逆に国産野菜の値段は比較的安定しています。今こそ、バランスよく、肉や魚と野菜を組み合わせて食べればいいのかも、と思います。
暑い日にさっぱり食べられる、魚×野菜たっぷりの料理を集めてみました。
冷や汁
材料
・すりごま(胡麻をすりばちですった方が本格的だけど、市販のものでも。)…大さじ2
・麦味噌(なければおうちの味噌でも)…大さじ1
・ほぐした焼き鯵(コンビニの惣菜パックの鯖などでも)…1枚分
・きゅうり…3センチ
・大葉…3枚
・みょうが…1本
・豆腐…1/8丁
・小ネギ…5センチ
・出汁(いりこだしが良いけど、顆粒だし+水でも)…150cc
作り方
①きゅうりとみょうがは薄い輪切り、大葉と小ネギはみじん切りにします。
②ボウルかすり鉢ですりごま、味噌、ほぐした魚を練り混ぜます。
③冷やした出し汁を少しずつ加えて溶きのばします。①、ざっくりちぎった豆腐を加えてまぜて出来上がりです!
マグロとアボカドキムチ和え
作り方
①アボカドは種と皮をとり、角切りにします。マグロのブツも同じくらいの大きさに。
②①とキムチ、醤油大さじ1、ごま油大さじ1を混ぜます。ゴマをふり、卵黄をのせます。
マグロは高タンパク低脂質(赤身)で、ミネラル、鉄分、DHA、EPAが豊富など、栄養価の高い魚です。ビタミンの多いアボカド、発酵食のキムチ、卵や納豆なんかも混ぜちゃったら、もはや完全栄養食。私はさらに山形のだしや細かく刻んだ夏野菜、ニラなどのおひたしなども混ぜるのが好きです。
サバフライ ケッカソース
作り方
トマトは角切り、玉ねぎ少々をみじん切り、バジルか大葉も細かく切って、塩、胡椒、レモン汁、オリーブオイルで混ぜます。ポン酢とオリーブオイルでも。
フライを一から作ってもいいですが、お惣菜の魚のフライを買ってきたら、いつもの中濃ソースではなく、こんなソースをさっとかけたら、あら、オシャレ。
定番の南蛮漬け
暑い日にアジの唐揚げなんてしていられませんよね。上のフライ同様、買ってきたお惣菜にひと手間プラスでいいと思うんです。なんなら、オニオンスライスもパックのもので手を抜いたっていいと思います。
南蛮酢の作り方
私の黄金比は、水(カツオだし) 4:醤油1:酢1:砂糖1です。大さじなり、お玉なりで合わせます。
玉ねぎスライス、ピーマン人参の千切りは水にさらして水気をしっかり切ります。アジやサンマ、イワシなどを片栗粉はたいてカリッと揚げたものにどさっと野菜と唐辛子1本をのせ、ざっと南蛮酢をかけます。熱したごま油を上からジュワーとかけてもまた美味しいですよ。
トマトとシラスのマリネ
湯むきしたトマト(めんどくさかったらそのままでも良いと思います。)、シラス、大葉の千切り、南蛮酢、オリーブオイルをボウルでざっくりあえて、冷たく冷やしたもの。
あと、こんなのもおすすめ、、
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何したって人生は続くし、思い、考え、悩みながら、自分の機嫌は自分で取るしかなくて、ゴキゲンとまではいかなくても、なんとか日々をこなしていかなきゃいけない。
笑って生きるためには、やっぱり食と娯楽は大切ですよね!
食べる(作る)楽しみが日々の楽しみの一つになるような、そんな料理やレシピを作り続けたいと思います!!
おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。