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パーソナルジムに行って身体と向き合い直した話

身体に不具合を感じていなくても、試しにパーソナルジムでカウンセリングを受けてみたほうがよい、そう思った話を記事にします。

先日、外出のついでに、せっかくならもう一つ予定を入れようと思い、パーソナルジムでカウンセリングを受けてきました。

そこでトレーナーの方からいただいたアドバイスと、感じたことをまとめていきます。

身体になんとなく違和感がある人や、違和感はないけれど今の状態を維持できるか不安な人が、ジムに行ってみようかなと思うきっかけになればうれしいです。

トレーニングを始めるにふさわしい状態である

まずは、簡単な測定を行った結果を以下に記載します。

  • 身長 170.5cm

  • 体重 57.9kg

  • 体脂肪率 13.1%

  • 筋肉量 48.2kg

私の身体はバルクアップ(筋肉の量を増やして大きくすること)が可能な状態とのことでした。

体脂肪率が15%以下であれば、バルクアップを開始できるようです。

それ以上である場合、バルクアップの効率が落ちるため、先に減量を行う必要があるとのことでした。

筋肉を大きくするには一度体重を増やさなければならない、というイメージがありましたので、個人的には意外なコメントでした。

さて、褒められたのはここまでになります。
このあと、上半身と下半身、食生活の問題が明らかになっていきます。

脊椎の柔軟性が悪い

測定値についてお話しをしたあと、猫背を見られながら、「胸椎が固いね」と言われます。

「胸椎って骨ですよね?」と思わず聞き返してしまうほど、私は胸椎を含む、脊椎に関する知識がありませんでした。

胸椎が固い、とは?

胸椎が骨であることは間違いではないのですが、トレーナーの方の発言の意味は、
“胸椎が固い=椎骨と椎骨の間にクッションの役割を果たす軟骨があり、その柔軟性が低下している”
になります。

椎骨は全部で24個あり、首から腰に向かって、

  • 頸椎

  • 胸椎

  • 腰椎

の3部で構成されています。

本来、胸椎には柔軟性があるはずなのですが、私は胸椎が固くなってしまっているとのことでした。

胸椎が固さが引き起こす負の連鎖

胸椎が固いと周囲の筋肉の可動域も小さくなり、肩こりを引き起こしてしまうとのことでした。

バルクアップのために行うベンチプレスの効率が低下してしまうため、胸椎を柔らかくすることはトレーニングを行う際にも重要なようです。

さらに、胸椎の固さが原因で、

  • 頸椎が柔らかくなることで首が倒れやすくなる

  • 腰椎が柔らかくなることで腰痛が生じる

といった負の連鎖が起きてしまうようです。

このお話から

  • 腹筋は割れているのに胸筋がいまいち大きくならないこと

  • 肩こり

  • 腰痛

の原因が明らかになりました。

胸筋が大きくならないのは体質?肩こりと腰痛はデスクワークのせい?と安易な考えをしていた今までの自分が情けなくてたまりません。

脊椎の柔軟性をあるべき姿に戻すには?

落ち込んでいても仕方がないので、改善方法をお聞きしました。

ヨガでは猫のポーズと呼ばれる、背中を丸めたり、反らしたりするエクササイズが有効のようです。

また、ストレッチポールを使ったストレッチもおすすめとのことでした。

これまで私は、自宅にストレッチポールがあるのにも関わらず、下半身のストレッチにしか使用していませんでした。

道具は持っているだけでなく、使い方を知らないと意味がないですね。

下半身の筋肉のバランスが悪い

筋肉量について褒められましたし、普段からフットサルやランニングをしているため、下半身は問題ないだろうと思っていました。

しかし、こちらにも問題がありました。

下半身のそれぞれの筋肉を触れられながら「今触れている部分に力を入れてください」と言われ、それに従い力を入れていきました。

すると、私の場合、下肢の外側の筋肉には力を入れやすく、内側の筋肉には力を入れにくかったのです。

下肢の内側と外側の筋力差によるリスク

下肢の内側と外側の筋力差があることで、歩行時やランニング時に、左右へのブレが生じます。

これが膝や足首の関節痛の原因になるのです。

また、膝や足首が本来あるべき方向より内側、もしくは外側にずれた状態で歩くことで、使う筋肉のバランスも悪くなり、筋肉痛が生じやすくなります。

筋力差のある私は、フットサルをした際、すねの外側の筋肉が筋肉痛になる傾向がありました。

また、足首が内側に入りやすいため、捻挫で腫れるのはいつも足首の外側でした。

当たり前かもしれませんが、怪我はたまたま起きるものではなく、突き詰めると原因である部位が特定されるのですね。

拮抗筋もうまく使えなくなる

下肢の内側の筋肉の一つである内転筋に力を入れるのが苦手な私には、さらなる問題が生じていました。

内転筋の拮抗筋である、中殿筋が鍛えられていなかったのです。

筋肉には、主な動作を行う筋肉(主働筋)と、その反対の動作のために働く筋肉(拮抗筋)が存在します。

内転筋と中殿筋は、この主働筋と拮抗筋の関係です。

これらをバランスよく鍛えることで、骨盤の安定性が高まります。

私は骨盤の安定性が不十分な状態になってしまっており、これが上述した膝や足首の怪我の原因となっているとのことでした。

また、脊椎の柔軟性のお話の際にも指摘されました腰痛は、この骨盤の歪みも影響しているようです。

筋肉を意識してトレーニングする

これを改善するために、今後は筋トレを行う際に、使用している筋肉をいままで以上に意識するように言われました。

上半身のストレッチとは異なり、このトレーニングに関しては、特にジムに通いながら行うべきと奨められました。

24時間使い放題のジムに通っているのに成果が出ないのは、筋肉の使い方が間違っているからだ、とカウンセリングの中でお聞きしましたが、その通りなのでしょう。

ややコストは掛かりますが、10年後、20年後を見据えて、身体を見直すことに投資してもいいのかもしれません。

十分な栄養が摂れていない

上半身と下半身について指摘いただいたあと、最後に食生活についてお話をしました。

こちらに関しては、帰宅後にいろいろ調べても納得ができず、悩んでいます。

1日3食vs1日2食

私は

  • 平日の昼ごはんはナッツだけ

  • 休日は16時間ファスティングを行う

という習慣があります。

健康や食事に関する本を読み、実際に自身の身体で試し、たどり着いた日々のパフォーマンスを向上させられると感じた習慣です。

しかし、予想はできていましたが、トレーナーの方は1日3食を奨められました。

タンパク質も糖質も足りておらず、バルクアップできる身体であるのにもったいない、と意見いただきました。

結局1日何食にするのが好ましいか

このテーマについて、まだまだ検証が必要でしょう。

一つの情報を鵜呑みにしてはいけない、と常に自身に言い聞かせるようにしています。

そのため、1日2食のメリットも、多くの本を読むまでは過信しませんでした。

また、相反する1日3食のメリットも、大まかな理解はしていたつもりです。

得られた情報をもとに自身の身体で検証し、納得のいく結論が出ていたつもりなのですが、今回のカウンセリングによってもやもやが生じています。

悩みすぎてもいけませんし、お昼に血糖値が上がりすぎない程度にすこしご飯を食べてみる、といった再検証を行う必要があるかもしれないと考えています。

まとめ

パーソナルジムでカウンセリングを受けた内容を記事にしてみましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の経験を通し、カウンセリング後の行動はいずれにせよ、誰もが一度は受けてみる価値があると感じました。

みなさまにも、ご自身では気づかれていないだけで、実は生じている身体の問題があるかもしれません。

時間もお金も身体も大事な資本です。

一つでも崩れたら、他の二つの資本も減少していくでしょう。

常に三点で自分を支えていることを忘れないようにしたいところです。


ではまた、次の投稿で。

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