海外でキス・ハグは当たり前という誤解

森元首相の退陣により新しい東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長として橋本聖子氏が就任したとのこと。

橋本聖子さんといえば、高橋大輔選手へのセクハラ問題でかなり悪名高い人物であることでも有名である。

それについては諸説あるが、一応このような画像が出回っていることなどから考えても「セクハラ」といっても問題はないでしょうと言うのが自分の考えである。

画像1


この疑惑に対して橋本聖子さんは以下の記事でこのような感じで言い逃れをしている。



 当時、橋本氏は日本スケート連盟会長で、ソチ五輪日本選手団の団長。同氏は「キスを強制した事実はありません」「選手団の選手や役員は外国の選手などと交流が多く、打ち上げなどでは、ごく自然にハグやキスをすることがあります」などと釈明をしていた。


まずはっきりいえば、これは大きな誤解である。


いくら白人がフレンドリーな文化を持っているとはいえ、上司部下の関係にある異性がキスをしあうということはほとんどといってない。

このような記事でも出ているようにこれらは日本人の大きな誤解と勘違いなのだ。

僕はカナダに交換留学として通ったことがあるが…生徒同士でふざけてキスをするような場面に遭遇したことはない。

それは異性であっても同性であっても同じだ。

それどころかハグも安易にしている様子はなかった。

下宿先の夫婦もキスやハグは他人の前でやるものではないという認識だったようだ。

俺にはバレバレだったが、みえないところでかなりイチャついていた。

イチャつくのはいいが、それは公衆の面前でやるものではない・・・というのは万国共通の認識なのだ。

さらに大学生のころ、欧米からきた生徒や先生と授業や寝食を共にする機会が多くあった。

その際に酒の入った日本人女生徒がふざけて白人の青年の学生に抱き着いたり、口元にキスをせがむという場面があった。

その時青年は凄く嫌そうな顔をして

「ごめんね、無理だよ。」

「抱き着かないでくれ。」


といって拒絶していた。

その後なぜ「断るの?」と聞いたら彼は不愉快そうな表情をしてこういった。

「だって、友人じゃない人にキスするのは気持ち悪いだろ?」


まあ、その通りだ。

欧米社会は基本的に日本人にはみえない薄い壁が個人間でしかれており、そこを土足で踏みにじってくる人間は気持ち悪くみえるのだ。

でも、映画の中でハグやキスをしているじゃないかという人もいるがあれは所詮映画の世界の中だけの話だ。

ある意味日本人以上に壁を敷くことを好む、本当に気の知れた人間以外にはハグなどほとんどすることはない。

実際にふざけた状態でキスをしたとしても頬に軽くチュッとやるだけで口元に吸い付くようなキスはすることはほとんどないのだ。


しかも橋本聖子氏は夫がいる身で、高橋大輔氏も奥さんがいる身である。

つまり、二人とも既婚者だ。

既婚者が口同士でするキスを異性同士でする、この時点でもうドン引きなのは世界中どこの国も一緒だ。

なのに口元にするキスを双方でやりあうというのは、海外基準でいえば離婚になってもおかしくないのだ。

探偵が浮気の証拠として持ち出してもなんらおかしくはない。


それほど危険なことを橋本氏はしているのだ。


むしろこれをやって離婚にならなかった橋本・高橋両者の奥さん夫さんの度量の広さに感服してしまう。


さて、一方でツイッターで橋本信者と思われる女性スポーツライターがこのようなことを言っていた。


うん、高校生同士がやる純粋な愛情表現のキスと酒の席で乱痴気騒動的にやるキスは別物ですよね。

その場にいて黙っていたのなら、貴方にも問題がありますよ。

ちなみにセクハラというのは当人同士が和解していても、第三者が不愉快に感じた場合はセクハラにあたることをここで書いておきたい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?