見出し画像

未来に残したい。想いが込められたRINC淡路島・寿荘に経営者が集まった「あわじ未来合宿」

みなさんこんにちは、合宿人です。
先日、淡路島にあるコワーキング・宿泊施設、RINC淡路島と合宿人の共催であわじ未来合宿を実施いたしました。

この記事では、RINC淡路島にて1泊2日で行われた未来合宿の様子をご紹介していきます。

RINC淡路島とは?

RINC淡路島は、南あわじ市にある「活魚料理うずしお温泉 寿荘」の一部をリノベーションして作られたコワーキング施設です。

目の前に広がる海はもちろん、サンセットを眺めながら語り合える非日常空間が最高に魅力的です。

海が目の前に広がる絶景ロケーションの施設は、ジャパニーズモダンなインテリアで統一され、非日常を味わいながら合宿、会議はもちろん、ワーケーションをすることが可能です。
サンセットを眺めながら対話のできる会議室や広いバルコニーなど、ロケーションが最大限に活かされた施設です。

そして、RINCが入っている活魚料理うずしお温泉 寿荘への宿泊可能です。
寿荘は創業約50年の歴史を誇る温泉宿泊施設で、女将さんの作る絶品手料理と、あたたかいおもてなし、とろみがかった「うずしお温泉」に魅せられたリピーターも多い老舗の施設です。

今回の合宿で実際にいただいたお料理。
新鮮でヘルシーな海鮮、つやつやのご飯をたくさんいただけて幸せでした!

コアなファンが多く、たくさんのお客様に愛されている寿荘ですが、コロナの影響でこのままでは運営の継続が難しい状況となったことで、RINCの運営会社である株式会社Penseurの大亀 雄平(おおかめ ゆうへい)さんの所にご相談が来たそうです。寿荘にはじめて訪れた大亀さんが、お料理や女将さんをはじめとするスタッフの皆さんのおもてなしに感動し、「このすばらしい寿荘を未来に残したい。」と強く思われたことから、RINC淡路島の計画が始まり、計画・リノベーション工事を経て今日に至ります。

株式会社 Penseurの大亀 雄平(おおかめ ゆうへい)さん

経営者たちが集まった「あわじ未来合宿」

今回の合宿には、経営者8名が参加。さまざまなバックグラウンドや専門分野を持つメンバーがRINC淡路島に集まりました。
既につながりのあるメンバーも、初対面のメンバーも2Fのコワーキングスペースに集まり、この合宿、淡路島でやりたいこと、向き合いたい事などを一人ずつテーマ出しして行きました。

自分の会社をどのような組織にしたいか、どのような事業やプロジェクトを展開したいかと言った経営者ならではのテーマから、お酒との向き合い方、人生100年時代を謳歌するための経済力を考えるなど、自分の人生と仕事や社会的な活動軸との垣根を超えたさまざまなテーマがあがりました。

不思議なことに、多くのメンバーのテーマに「世界」という共通のキーワードが上がっていたこともとても印象的でした。

テーマ出しの後はランダムでグループに分かれて各々が掲げたテーマについての対話の時間を経て、寿荘の周辺を散歩。
美しい淡路の海に浸かりながら自社の抱える課題を組織開発や人事を専門分野とするメンバーに相談をする光景も。

散歩を迎える頃にはすっかり距離感が縮まり、学生時代のOB会の集まりのようなアットーホームな雰囲気に。寿荘名物の温かみのある手料理とお酒を手に、言葉と想いのキャッチボールが笑い声と共に寿荘に響きます。
夕食には、淡路島に家族で移住しプライベートサウナ付きお宿”Akesuke”を建設中の野口 一仁さんも参加し、淡路島でスタートした生活や、サウナ好きのメンバーと共にAkesukeの構想について語りました。次に淡路島に訪れる時はAkesukeにもお邪魔することになりそうですね。

家族で淡路島に移住をしてきた野口さん(写真左上)もジョイン。
とろみのある「うずしお温泉」上がりの
寿荘名物の美味しいごはんをいただく最高のひとときでした!

夕食後、「バルコニーから見える星がめちゃくちゃ綺麗ですよ!」という大亀さんのひと声でメンバー全員が4Fのバルコニーに移動。
じーっと星空を眺めていると、目が暗闇に慣れて最初は見えなかった小さな無数の星がどこまでも広がる夜空が。
しばらく無言で星空を眺めていたメンバーたち。
今までどのような人生を歩んで今ここにいて、どのような未来を描いているか。実は誰にも話さなかったけれど、こういう想いを抱えていて・・・という、日中の対話からさらに意識や想いの深い部分に触れる会話が交わされていました。

美しい星空を眺めているとそれまでは言葉として外に出ることがなかった
想いが自然と溢れ出してきます。

美しい星空が、焚き火をしている時に近いリラックス効果を与えてくれたように感じた穏やかで深い時間でした。
何度も合宿を重ねて来ましたが、本人も言葉にできなかったような深い想いが語られるのは、いつも豊かな自然に囲まれた静かで美しい夜のひととき。筆者自身も合宿の夕食後の時間が大好きです。合宿の夜の時間に誰かがふとした瞬間に見せた表情や、ふいに発した言葉などがいつも記憶に鮮やかに刻まれていきます。

早朝出発の海釣りは最高のチームビルディング

翌朝は今回の合宿のお楽しみのひとつ、海釣りへ!6時出発の漁船、若松丸に乗り、朝焼けが美しい海へ。

驚くほど大漁の時もあれば、1匹も釣れない時もあると事前に聞いていたので、釣り経験のあるメンバーも無いメンバーもドキドキしながらの挑戦。
結果は・・・4時間でアジが約50匹、そのほか立派な真鯛やサバなど、素晴らしい釣れ高でした!

みなさんお見事!

とても印象的だったのは誰かが釣れるたびにメンバー全員で「やったー!」と皆で喜び、嬉しさを共有していた瞬間でした。「誰が何匹釣った」ではなく、「皆でこんなに釣れたね!」と、成果を個人単位ではなくてチームで喜びあうことが自然と起きている瞬間に気づいた時、改めて合宿という時間がもたらしてくれる深いつながりを実感しました。
良い成果もそうではない成果もチームで感情を共有できる体験ができる海釣り。ぜひチーム合宿を計画中の方にはおすすめしたい合宿コンテンツです。

皆で釣った魚を寿荘のおかみさんがアジフライとお刺身にして昼食に出してくださりました。
こんなに美味しいアジフライは食べた事がない!というほど美味しかったです。

合宿のしめくくりは、未来に向けた対話

昼食後は2階のコワーキングスペースに移動し、1日目に出したテーマに対してアップデートされたことや未来に向けた意思表明などをそれぞれが発表しました。
最後のコミットメントでは、自分自身で今後チャレンジしていきたいことに加えて、今回の合宿に参加をしたメンバー同士が何かを一緒に始める、一緒に仕事をしたいなど、ご縁が起点となったコミットメントもたくさん発表をされました。
50年もの月日を経て、たくさんのファンに愛されている寿荘を未来に残したいという大亀さんの想いがカタチになり、宿泊施設+コワーキングスペースとしてアップデートされたRINC淡路島。
今ではさまざまなチームが、豊かな自然に囲まれたこの場所で合宿を行っています。
私たちも今回の1泊2日の合宿では女将さんやスタッフの方の心温まるおもてなしに触れ、美しい星空や海に包まれて深い時間を過ごし、メンバー同士の深く濃い共通体験を起点に可能性に満ちた未来を描いてきました。
次にいつ会えるかはわからないけれど、また必ず会いたい仲間ができた最高の合宿時間は、まるで昨日のことのように心に残っています。
次に訪れる時は「ただいま!」と言いたくなるような心安らぐRINC淡路島にまた合宿で訪れる日を楽しみにしています。

皆さん、最高の合宿時間をありがとうございました!



この記事が参加している募集

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?