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#44. 四十路手前の女4人が集まったら

やりたいことリスト2022の中の一つ、
「友達に会うこと」を達成した。
地元の同級生幼馴染、女4人で。
2019年の年末が最後だったので実に3年ぶりだった。

私以外の3人は地元に残っているので、
その3年前までは、私が実家に帰るタイミング、
お正月、GW、お盆の多くて年3回は会っていた。
この定例行事は12年前くらいに始まったんだっけ…
もはや覚えてないけど
まだ大学院生だった頃に連絡をもらった気がする。

それから、順番にみな結婚していったり、
子どもができたり、子どもが増えたり、
仕事が変わったり、職場のアリエナイ話を聞いたり、
旦那さんの愚痴を言い合ったり
これでもかというほど、女4人揃えば話は尽きない。

子ども連れで昼間に開催したこともあったけど
そのうち煩わしくなって家に子ども預けて
ひたすら焼肉食べたり飲んだり。
かと思えば歳をとってきて誰もお酒を飲まないし
牛肉より鶏肉のほうが、いや焼き野菜が、と
だんだん嗜好も変わっていくのを感じた。

今日も、それぞれ子どもを家族に預けてきて
ランチとドリンクバーで4時間半喋っていた…。
そのあたり、お店側もゆるいのが田舎のいいところ。

4人で何が面白いのか。
学校が一緒だとか仕事で一緒とかじゃなく、
たまたま産まれが同い年で、近所で、女だったというだけなのに30年以上(むしろもう40年か!)も付き合いが続くのは、性格がてんでバラバラだからだろうなと思う。
職業も違うからいろいろな話が聞けるし
選んだ旦那さんの性格もいろいろ。
苦労話も、悩み事も、話しているうちに笑い話になる。
女としての生き方とか、子育ての話は共通で
10年前も、きっと10年後も同じ話をして、
そしてみんなで笑ってる。

小学生のころは、それはまあ女の子の集まりなので衝突もいろいろあった。
だから最初に連絡をもらったときは
えっ、なんで今さら。。。という感じも正直あった。
会って話してみても、高校以来違う場所で生きてきた幼馴染たちの話は
私の知っている世界とは全く違って聞こえて、どう反応したらいいのか戸惑っていた。
それでも、なんだまたか、と思いながら行っているうちに
距離の取り方、近づき方が分かってきて
やっと4人の中での自分の立ち位置が定まると
もうそこは面白い空間になっていたから不思議なものだ。

今回は、私から、そろそろどうよ?話そうよって声をかけてみたら実現できてしまったわけで
やっぱり私もここが居心地がいいんだなと再確認した。

リアルで友達と集まること
それ自体が私にとって3年ぶりだった。
顔を合わせたとき、その時間の長さを感じたのは
みんなの顔のシワ!(見てないと思うがほんとゴメンw)
そうだよね、みんな一緒に歳とってるよね、って
めっっっっちゃ安心したんだ。
これが顔をみて話すことの重要性なんじゃないか。
時間を、空間を、空気を共有することが
いま自分がここにいていいんだ、
という安心感をくれる。
いろいろあるけど、自分は自分の人生を前向いて進んでいこうって思わせてくれる。

明日から、また会う日まで、がんばろうねって。

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