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【中学受験】中学受験の闇を見てしまったかもしれない

先日中学受験を終えたばかりの我が家。
息子の戦記については整理してあらためてnoteに残しておきたいと思っていますが、
入試期間中とにかくネットをにぎわせていたのがこの芝国際。
中学受験生の母として、思ったことを書いておきたいと思います。

入試が始まるまでは期待値が高かった!

話題になっていましたもんね。
息子の友達も見学や体験入試に行ったそうで、その子のママが
「やっと息子の気に入る学校が見つかった!」
ととても喜んでいました。
この記事にあるように、
「校長先生が、教室は余っているからたくさん合格を出しますとおっしゃっていたから」
とも。
なかなか志望校が決まらなかったお子さんなので、
色々見てここにするなんてよっぽど素敵な学校なんだね!
合格したらぜひ文化祭に呼んでね♪
なんて盛り上がっていました。

実際に受験が始まると…

出願がスタートしてからというもの、SNSで芝国際の名前を見ない日はありませんでした。
出願倍率の高さにみんな大注目。
友達が受けると聞いていたからかもしれませんが、個人的には
合格者をたくさん出すんだよね?
と、ちょっと甘く見ていたところもありました。

結果、上記の記事のような事に…

そのお友達が実際に受験したのか、どの中学校に決まったのか、
まだ連絡はなく分からずじまいです。
本人もご家族も安心できる学校に決まっていて欲しいと祈るばかり。

子供が置き去り

親のせい、塾のせい、受験ビジネスのせい、色々あるのでしょうけど、
やっぱり子供の気持ちが置き去りにされているなぁと思ってしまいます。
小6の子供はまだまだ純粋だし世間を知らない。
良くも悪くもゲームのように高偏差値を狙っていくし、
親や先生、友達の影響も強く受ける。
戦略やテクニックを使ってビジネスが回っているけれど、
その渦中に自分たちがいるという事は知らない。
夢を見せられ、前に進むのが当然という世界で、一目散に合格というゴールに向かって走っています。
確かに中高一貫校で過ごす6年間は充実させられるのが一般的だと思いますが、
もう倫理的に許されないラインを越えてきているのでは?

何が正解かは分からない

私は自分自身も中学受験経験者なので、個人的には中学受験には賛成です。
今の子供たちは私の時代よりも全然恵まれていると思う。
でもチャンスが多い分、落とし穴も多い。
どちらの時代がよかったのかは分からないけれど、
そろそろ誰かブレーキをかけないと、
とんでもない方向に行って子供が犠牲になる事例も増えるかもしれません。
今回の芝国際の一件を反省に、ひとりひとりがもう一度冷静に考え直す必要がありそうです。




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