退職しました。
初回のnoteを投稿してはや2週間。
退職しました。
前日にデスク周りの片付けをし、当日は書類諸々の手続きと挨拶。
2週間休みを頂いてたのだが、退職日に会社に行くことが毎日本当に憂鬱だった。
辞める意思を伝えた日の直近のわたしの様子を見ていた人たちは、当日気の毒そうにわたしを見てた。
辞めようと決意した理由は、
上司との関係と拘束時間が長く休みがないことによる体調不良だ。
私は1年目から1人の上司に助手として就き、二人三脚のような働き方をしていた。
私はその上司の仕事しか就いたことがないので、社内の同期が色んな人と仕事しているのを見て大変そうだと思う半ば、羨ましくもあった。
上半期は大事にされてる感は大分あった。
しかし人間、余裕のなさと慣れは怖いものだ。
日が経つごとに、かなりきつい当たりを感じるようになった。
質問しても自分の頭で考えろと跳ね返されたり、主張を聞いてもらえず途中で話を遮られたり、「センスない」「向いてない」「バカだよね」との言葉をかけられる日々。
それに毎日夜12時あたりまで1人残され作業を行う。家に帰ってご飯を食べる気力はない。
上司が怖くて主張しづらく、声が出しづらくなった。それでまた怒られる。意見出せ、声を張れ、と。
毎日泣きながら帰ってた。
仕事中も気づいたら涙がでてくるし家に帰ってからは声を抑えながら泣いてた。
就職して1年目で辞める選択肢はわたし自身にはなかった。きっと、負けず嫌いなのだ。
社会人1年目で仕事辞めたと言ってた先輩を心配してた学生の頃。
まさか自分がその立場になるなんて思ってもいなかった。
唯一、わたしの状況や精神状態を知ってくれてるパートナーが掛けてくれた言葉で今に至る。
辞めるのは逃げじゃない。
ヤンジャンで連載中の漫画シュリンクの弱井先生も言ってた(精神科の話で、かなりおすすめしたい漫画)
雨が降ってきたらみんなが傘をさすでしょう?
嫌なものを避けることは悪いことじゃありませんよ
これらの言葉でわたしはかなり後押しされた。
そして今に至る。
わたしは辞めることへの決心ができなかった大きな理由、それは
責任感だ
新入社員のわたしだが個人で任せられたことが多く、わたしがやらなきゃ、、と強く思い込んでいた。
しかし、たかが助手であり、1年目のひよっこだ。
そう思えると気持ちが少し楽になった。
でも結局のところ、自分からは辞めたいと会社に言えなかった。
身体的にも精神的に限界近くになったところで、それを見たパートナーが「面談の時間をください」と会社に連絡してくれた。
なんと情けないことだろうと自分をまた非難しながらも、パートナーのおかげで話す機会をもらい、辞めたいと意思表示することができたことに、感謝の気持ちが大きかった。
責任感は子供の頃から強かった方だと思う。
自分の強みと思っていた部分が自分自身を苦しめていたのに気づいて、
強みだと思っていたことがそうではなくなり、自分の強みが何か、わからなくなった。
いまはそんな期間だ。
社会人1年目の1年間の経験は決して後悔するものではない。胸を張って頑張った、といえる1年間だ。
壮絶な働き方を経験したので次の職場では怖いものはないだろう、と前向きな気持ちにもやっとなれたところである。
わたしは助けを自分から求められずに、自分から行動したわけでもなく、ただ助けてもらった。
そんなわたしが言うまでもないのだが、
人に助けを求めることは悪いことじゃないし、
嫌なことを避けるのは逃げではない。
これからはもっと自分を大切にしていきたいと思うし、
わたしの周りの人もそうであれと思う。
所詮会社だ。
自分のために、つよく生きよう。
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