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昔話31
普段自分語りする機会ってあまりないと思う。語ったとしても話がバラバラになっちゃったり、聞いてもらえなかったりしますよね。なので興味がある人だけ読んでくれればいいし、長いから飽きちゃうかもしれないけど興味を持ってくれる方のために一生懸命伝えていきます。

甘い世界に生きていた私は、どんどん甘い世界に引き摺り込まれていき、自ら新しい甘い世界を作っていた。
私のsweetworldは中学生の頃から無意識に形成されていった。
所属していたバスケ部はまあまあ強かった。そのため、厳しい先輩もちらほらいた。ひとつ上のキャプテンの先輩が特に恐ろしかったので、あまり関わらないようにしていたのを覚えている。私が2年生の頃に先輩たちともまあまあ仲は良かったし、同級生とも仲は良かったが、1番仲良かったのは後輩だった。初めて敬語を使ってくれる存在ができたからなのか、とても可愛らしいなと思ってしまったのだろうな。あと、先輩たちといるのは非常に気を使うと感じてきたからだ。敬語を使うし、態度や発言も気にしないといけないから本当に面倒くさい。同級生も、私よりバスケが上手い奴らばかりで、バスケ上手いやつ偉いという主義のもと支配されていたので、同級生だが少し気を遣っていた。
しかし、後輩という生き物は、無条件に敬語だし、なんだかんだ譲歩してくれるし、何より気を遣わないことが気持ち良かったので一緒にいてとても楽だった。

それから後輩といることが楽になり、日常になり、一般化していった。

前にも書いたけど歳上といると気を遣うから、気を遣わない程度の歳上ならいいんだけど。



その癖がいつになってもくっついて来て、仲良くなるのは後輩ばかりだった。

でも、こんな私でも面倒を見てくれて、あまり気を遣わせない歳上に出会うようになってきた。今でも後輩が大好きなのだが、昔ほど歳上が嫌いではなくなったな。

甘い世界を作りながらも、本質は分かっているつもりでいるから歳上とも関わるし、仲良くしたいと思うし。
昔っから私はこうだった。中学生の時も高校生の時も、後輩との時間を最大限楽しんで、先輩、歳上といる時間はさらっと流してきた。でもやっと最近ここ4年くらいで、そのフィルターは薄れてきた。しっかり見極めて、後輩先輩歳下歳上関係なく、必要かそうでないかで判断できたらいいと思う。

それでも私は後輩が好きだ。これからも好きなんだと思う。しかし、甘い世界を作り過ぎるのはダメだ。


noteは、普段考えていることを文字で吐き出す
Instagramは、普段考えていることを形にして表現する

写真撮っているので見てください
https://www.instagram.com/ganometherapics/?hl=ja

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