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その時、長男が『猫は拾うものでしょ』と呟いた
姉家族は以前シンガプーラという種類の猫を飼っていました。
小柄でスレンダーな体格。
アイボリーの毛色が奇麗な猫で、何とか触りたくておもちゃで必死に気を引こうとしましたが、神経質な性格のようでお近づきにもなれませんでした。
姉たちはパールと名付けて可愛がっていましたが、パールが5歳の時に病気で亡くし、以来もう猫は飼わないと言っていました。
長男が中学生の頃、大阪に住む私の姉一家が遊びに来てくれた時の事。
当時我が家で飼っていたアイルを見て「また猫を飼いたくなった」と義兄が言うと、姉も「知り合いのブリーダーさんに相談してみようか」と。
それを聞いた長男が「ブリーダーって何?」と、今まで聞いたことのない言葉に疑問を持った様子。
姉がブリーダーのことをわかりやすく説明してくれて、パールも姉の知り合いのブリーダーさんから購入したと教えてくれました。
それまで黙っていた次男が「いくらで買ったの?」と興味津々。
姉たちはパールの値段を控えめに(クイズ形式で)教えてくれて、長男も次男もビックリ!
その時、長男が「猫は拾うものでしょ!」と真顔で呟いてました。
ミニチュアダックスフンドのララをペットショップで購入したことと、猫をブリーダーから購入することがイコールでつながらない様子。
次男も純血種の猫と、捨て猫だった我が家のアイルとの違いが判らず「アイルもブリーダーから買ったら高かったかもね」と言い出した。
なんか得した気分(笑)
当時飼っていたアイルは次男が拾ってきた仔猫でした。
子どもたちの猫は拾うものという思い込みは、犬猫の殺処分ワーストランキングでも上位にある島根県に住んでいるからかもしれません。
最近は意識も変わってきて、殺処分の頭数も少なくなってきてると言われていますが、考えることすら辛くなります。
姉にも地元の保護施設の譲渡会に行ってみることを勧めました。
きっと個性的で可愛らしい仔猫に出会えると思うのです。
ハルやコトコも保護猫です。
今では立派な家猫になりました。
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