子連れの病院通いで重宝しました
一昨日の夕方、インフルエンザ予防接種へ掛かり付けの病院へ行ってきました。季節柄、大盛況で💦30分ほど待たされて、ようやく順番がやってきました。帰る頃にはすっかり日が暮れて、夕飯の支度が面倒くさくなって外食で済ませました。
子どもが幼い頃はそうもいかず、病院での待ち時間は、具合が悪く愚図る子どもをあやしながらで、泣きたくなるほどでした。
特に次男が生まれてからの、子ども二人連れの病院通いはかなりのストレスで、兄弟で病気をうつし合ったり、具合が悪くないのに家に置いて行けず、仕方なく連れて行った元気な方の子も、病院で違う病気にうつったり。
この時期はエンドレスで、病院通いから抜け出すことができない日々が続いていました。
病院での待ち時間では、子どもが騒がないように注意してましたが、退屈すると愚図りだすし、注射が嫌いな長男は診察が怖くて泣いてしまったり。
他の病人の方たちに迷惑を掛けたくないので、待合室の隅っこで必死であやしていたのを思い出します。
そんな時にとても助けてもらったのが、この絵本のセット。
小さいミニサイスなのでマザーズバッグに入れても邪魔にならず、クイズになっているので、子どもも面白がって静かに読み聞かせができました。
3冊セットというもの、二人の子ども連れの私には兄弟で取り合いの喧嘩に発展することもないので助かりました。
クイズはいたって簡単。
どれも山脇百合子先生のイラストの中に答えがあります。
子どもにとっては、日頃の生活の中にあるものばかりがクイズの題材になっているので親近感がもてます。言葉にもリズムがあって、優しさに溢れている内容ばかり。何度も読んでいて答えがわかっているのに、新鮮な気持ちで絵本を手にする子どもたちは、正解するたび得意げ(笑)
また、子連れの病院通いでギスギスと荒れた精神状態になっていた私にとっても、中川李枝子先生と山脇百合子先生の言葉とイラストは、労わってもらっているようで、ホッとできる安心感がありました。
一昨日の病院の待合室でも、小さなどもを連れたママがいました。
保育園児くらいの男の子の手にはスマホがあり、ゲームをしている様です。
便利な時代になったわね~と、少し羨ましくもあり、時間の流れを感じるワンシーンでした(笑)