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人生、自己満足でいい

最近は、本屋さんに行って本を買って読んでいます。
あまり本を手にする習慣がない私でしたが、この間主治医から「本を読んでみるといいよ」とのアドバイスがあり、何気なく病院の帰り道に通りかかる本屋さんに行って心のヒントとなる本がないか探してみようと思ったのがきっかけ。

うつ病になった今でも、うつ病という病気がどんな病なのか、ざっくりとしたイメージでしか頭の中にはなかった。
本を読んで自分の知らない病気の知識、うつ病という真の病気の中身というものも明確に出来た。

昔から、本を読む事が苦手で、漫画は興味あるもの以外全く読む気にならないし、難しい内容のものが本当に苦手。
ファッション誌でも、見出しだけ読んであとの細かな文字は全く読まない(笑)
とにかく苦手を省いて楽してきた。だけど、今は、苦手だと思う事ほど興味が出てくるようになった。
それも、大嫌いな運動を始められた事が大きなきっかけでもある。
運動を始めて、ダイエットにも成功した。
この行動を起こせた事が、自信になって、自分の中で「興味をもつ」という事や「何気ないきっかけ」が、自分を成長させるんだと自分の経験で知っているから。
だから、先生からのアドバイスに感謝して、自分にはなかった「本を読む」きっかけをくれた。

当たり前の事ほど、難しい事だったりする。
「何でこんな事も出来ないんだろ」と、自分の弱点に気づく事は沢山あるけど、今まで自分がそれだけ避けてきたから出来ないだけ。
自分の弱点がある事って、私はむしろ良い事だと思うんです。弱点がないと、人は成長出来ないし、弱点から沢山の学びや発見を得て大きく成長出来ると思う。
自分の短所を周りにさらけ出す事が出来る人って凄いなぁと思うんです。
私は、自分の弱点や短所を見抜かれたりする事が怖くて、いつも周りの目を疑って生きてきた。
自分を強く見せたい一心で、働いてる時も、家族といるプライベートの時も、常に弱い自分をみせることが出来なかった。

本を読んで、確実に分かった事は、
”強い自分で居なくていい″という事、そして、
″変わろうとしなくていい″という事です。
弱い自分をまず受け入れる事。
受け入れられたら、それを周囲に見せつけられる勇気をもつ。
頑張ったのにいつも失敗する、何をやってもダメ。そんな弱い所も、他人の前でも怖がらずにただオープンにする。
自分を攻める事を考えるのではなく、自分を褒めてあげる。
「あの時自分は、自分なりの精一杯を出し切ったのだから自分の中では100点満点!」と自己満足すればいい。失敗から人は成長するのだから、ダメだなって思う事は悪い事じゃない。むしろ、そういう人は、謙虚で居られる。


素直な自分でいれば、自然とその姿を周囲も受け入れてくれるようになって、自分も、「素の自分」でいられる。
完璧主義を手放して、他人の目からも解放されたら、自分らしく自由で居られる。



皆さんのnoteの記事にも、沢山のヒントを貰いました。
今回、本を読んで改めて、ここで得たヒントと照らし合わせながら色々気づけました。
やっぱり、人もそうですけど、物にも出会いってあるんですね。
選びきれない程の本棚から、何気なく手に取った時に、自分の中でビビっとくるものがあります。
その本の中身をざっくり確認しただけで即買いして、今の自分の心にいくつも染み込む言葉があった。私の中ではこの本との大切な出会いだったと思います。

この時間と行動で、いくつもの考え方や捉え方、自分らしく生きる為のヒントを貰いました。

何気ない日常でも、突然何らかのきっかけでいい方向に進む事がある。人生を前向きに捉える事が出来たら、今よりもっと笑顔でいられる時間が増えると思います。
うつ病は、不治の病と捉えた方が、治す事に必死にならずに、自分の病気と向き合えるという言葉を別の本で読みました。
確かにそうだなぁと、自覚しました。
治そうと必死で、薬に頼ったり、焦ったり…自分を蝕む要素しかない思考は手放していきたい。

うつ病になったから、自分に出来る範囲が狭くなっただけだ、そう捉えると、気分も違います。
他人からどう思われようと、自分が満足していればそれだけで十分なんだなって思えました。

人生というのは、自己満足なのが一番幸せの近道

この言葉に救われました。

今回は、本を読む大切さが凄く実感できました。
また、沢山の本に触れ、自分にない発見や知識を学んでいきたいと思います。
休職期間だからこそできる楽しみ方や、その発見を自分なりに積み重ねて、もっともっと自分に合う答えを見つけていけたらなと思います。


皆様も、自分らしさを忘れずに。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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